神嘗祭|年間行事|祭典と催し|伊勢神宮
神嘗祭の予定と関連行事、催しのご案内。由緒と沿革についても紹介します。年間1500回に及ぶ伊勢神宮の恒例祭典の中でも、最も重要なお祭りです。
伊勢神宮
(伊勢神宮HPより)
収穫に感謝し新穀を奉る神宮至高の神事
年間1500回に及ぶ神宮の恒例のお祭りの中でも、最も重要なお祭りが神嘗祭です。
神嘗祭は、その年に収穫された新穀を最初に天照大御神にささげて、御恵みに感謝するお祭りで、由貴大御饌と奉幣を中心として、興玉神祭、御卜、御神楽などの諸祭を行います。
さらに附属のお祭りとして、春に神宮御園で行われる御園祭、神宮神田で行われる神田下種祭、秋の抜穂祭のほか、御酒殿祭、御塩殿祭、大祓があり、神宮の年間の祭典は神嘗祭を中心に行われているといっても過言ではありません。
宮中祭祀のうち、最も重要なのは新嘗祭です。
神嘗祭は神が新穀を召し上がり、新嘗祭は神への供えた新穀を神からの賜りものとして天皇が召し上がる。
大雑把に言えば、そういうことですね。
春耕秋収、、、『魏志倭人伝』に記された春から秋、秋から冬の二つの季節しか知らなかった古代の日本人の記憶が神嘗祭・新嘗祭には受け継がれているのでしょう。
季節感を失った現代の日本人には、五穀豊穣への願いも、神への感謝も身に迫っての思いでは無くなっているが…。
せめて、祭祀王たる天皇には古代から続く日本人の記憶を受け継いで欲しいじゃありませんか。
新嘗祭に拝礼していてサッカーが見られなかったことを残念がった今上、祭祀嫌いの皇后を気遣って宮中祭祀の予定を発表しなくなった今上では何をか況や。
傍ら、秋篠宮殿下と悠仁殿下はコツコツと稲とアジアの歴史を学び、手ずからの稲作は何年にも及んでいる。
伊勢神宮の祭事が神嘗祭に集結するように、宮中の祭祀は新嘗祭に集結する。
秋篠宮殿下のお考えは祭祀王としての天皇の王道を行かれていると拝します。
悠仁殿下にはこの上ない帝王学でしょう。
今上から学ぶことなど何もありませんよ!
それはさておき、私は天皇皇后のご活動を産経新聞のトップ>ライフ>皇室
、<天皇、皇后両陛下ご動静>でチェックしているのですが、(17日)の記載がありません。
(11日)のご動静は
(11日)
【午前】
陛下 十時和孝掌典が拝謁《神宮神嘗祭勅使につき》(御所)
と記載しているのに、陛下が神嘗祭で拝礼されたことは18日付で発表した「皇室ウィークリー」でも言及していない。
宮内庁HPでは
😕 神嘗祭での今上の拝礼、「ご予定」でも「ご動静」でも報道が無かった。
報道社は何を考えているのでしょう?
天皇陛下からのお供えを奉納する「奉幣の儀」 黒田清子祭主らが正殿へ 三重・伊勢神宮
天皇陛下からのお供えを奉納する「奉幣の儀」 黒田清子祭主らが正殿へ 三重・伊勢神宮
10/18(金) 12:50配信 三重テレビ放送
新米などを奉納し五穀豊穣に感謝する神嘗祭(かんなめさい)が伊勢神宮で始まっていますが、17日は天皇陛下からのお供えを奉納する奉幣の儀が営まれました。
神嘗祭は伊勢神宮で年間に行われる約1500の神事の中で最も重要とされ、17日は皇室からの遣いである勅使が天皇陛下からのお供えである幣帛(へいはく)と呼ばれる絹などを奉納する「奉幣の儀」が行われました。
ささげものを入れた唐ひつを先頭に、黒田清子祭主や久邇朝尊(くにあさたか)大宮司らがゆっくりと参道を歩き、幣帛を正殿へ納めました。
神嘗祭は別宮などでも行われ、25日まで続きます。
ますます「神ながら」めいて来られた清子さま。
お歳を召されて、いつの間にかお顔が今上そっくりになられているのに驚きました。
(17日)のご動静をすっ飛ばした産経新聞ですが、(18日)のご動静は報道しています。
(18日)
【午後】
陛下 神宮祭主の黒田清子さんからあいさつ《神宮神嘗祭奉仕終了につき》(御所)
😦 神嘗祭をすっぽかした雅子さま、清子さまのご挨拶もすっぽかされたようです。
愛子さまが「庭上」の拝礼に出席されることを大仰に褒める声も上がっているようですが、宮中祭祀に出席するのは皇族として当たり前のことです。
15分程度の「拝礼」に参列し、お辞儀をして帰るだけ。仏教の儀式で長い長い読経が続く(1時間2時間は当たり前)のに比べたら、神道の儀式は楽です。
宮中祭祀で大変なのは拝礼そのものより、殿上で拝礼する際に求められる古装束へのお召し替えです。
庭上で拝礼する愛子さまはじめ女性皇族は拝礼服というロングドレスですから、お召し替えの大変さもありません。
何代も何代も、祭祀だけに限らず、時々の女性皇族が褒められもせず苦にもされず当たり前にされて来たことを、愛子さまがなさるとなると、何故そんなに大仰に称賛するのでしょうね。
平成の天皇の長女清子さまでもそんなことは一切無かったのにね。