憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

眞子さんの擁護の仕方・・『日刊ゲンダイ』

2022-03-21 00:05:02 | 眞子さま
😟 『日刊ゲンダイ』が書く論説に毎度違和感を感じる。
論説を発信するには、何らかの目的があるのだろうが、この論説何を目的として書かれているのか、よく分からない。

皇族の現実とは…一般国民よりもよっぽど不自由で不平等
公開日:2022/03/20 06:00 

😇 でも、一般国民より優遇されてますよね。どれだけ優遇されているか”お話しし始めると日が暮れてしまうかもしれません。” 

<抜粋>
結婚前まで眞子さんは内親王として皇室経済法の規定によって915万円を受け取っていたはずだが、これには税金がかかっていない。ただ、それ以外に得た収入には納税の義務がある。秋篠宮家の職員が代わって手続きをしていたはずである

😇 「それ以外に得た収入」とは研究員や総裁職の給与、株の配当金等を指していると思われますが、お車代や謝礼等の全てをキチンと申告されていますか?お車代や謝礼として出されるオカネの性質を考えれば「申告はしていない」と見るのが常識でしょう。

戦前の皇族はすべてに課税されなかった。天皇が崩御して新しい天皇が遺産を相続しても、相続税を払う必要はなかった。
なぜなら、天皇というか、皇室そのものが公的な存在であったからである。戦前の皇室予算を見るとそれがよくわかる。
現在の予算では、神様にお祈りするための経費(神事費)は、天皇家の宗教行事だから内廷費に入っているが、戦前は冒頭に「神事費」という会計項目があり、「宮廷費」などはその後に続いた。天皇が真っ先にする仕事が神事だからである。「内廷費」もあるにはあったが、天皇皇后の極めて私的な物品の購入や子供の養育費などに限られていた。

 神事も「国やすかれ 民やすかれ」と国家や国民のために祈るのであって、天皇や皇室のために祈るのではないのだから、天皇そのものが公的存在であるという認識だったのだろう。天皇は起床してから、「御格子」といって就寝されるまでが公の人である。だから、侍従や内舎人、侍従職らはその行動を逐一記録していた。

😇 戦前の天皇は税金は払っていなかったが、公益性のある事業に積極的に資金を提供していたことも書いたほうが良いのでは?

😇 現在も天皇が真っ先にすべきは「国やすかれ 民やすかれ」と祈る神事でしょう。報道もそこらはキチンと報じて頂きたいですね。
眞子さんは卒業論文で「万世一系は神話だ。神話から自由になるべきだ。」というようなことをお書きになられたが、まさか、天皇家、秋篠宮家共に神事を意味の無い伝統文化とのみ捉えていらっしゃるのでは無いでしょうね?

😞 昭和天皇の24時間天皇であろうとする姿勢を全く評価せず、「ああはしたくない。」と時間、空間を公と私に分けたのは上皇です。

明治政府はヨーロッパの王室を参考に皇室制度をつくろうとしたが、西洋のように「公」と「私」を区分することは、伝統的な日本の皇室にそぐわないということで曖昧になったといわれる。

😀 そぐわないでしょうよ。皇室とヨーロッパの王室は歴史が違う。
天皇は原始時期を除けば祭祀を背景に権威としてのみ存続して来た。ヨーロッパの王は権威と強大な権力を手中にしていた。
権力を持って政治を行いたい明治政府が権威として引っ張り出した天皇をヨーロッパの王のような存在にするつもりは毛頭無かったでしょうしね。
持統天皇のころに確立したとされている権威と権力を分離させる構造は上手い方法だったとその知恵に拍手したい。

ところが、敗戦でGHQが日本を占領すると、まず皇室財産を「公」と「私」に分けて、公的な財産は政府や日本銀行に移し、私的な財産に課税して解体した。のちに昭和天皇が崩御されると、遺産総額約18億7000万円が個人の遺産と認定され、4億2800万円の相続税を払ったのもその流れにあった。皇室に「公」と「私」が持ち込まれたのは戦後のことなのだ。

😐 GHQは天皇の権威を無くしたかったのでしょう。
権威を支えているものが無くなれば、観念の存在である権威は消滅する。

 天皇および皇族は、公的な存在であるがゆえに権利や自由が制限されていることはあまり知られていないが、山田亮介国士舘大学准教授の「天皇の『公』『私』と皇室財産への課税」から引用してみたい。 
①参政権がない②政治活動ができない③居住や移転の自由、職業選択の自由がない④結婚の自由がない(男性皇族)⑤財産権が制限されている⑥養子を持つことができない(皇室典範第9条)⑦プライバシーの権利は制限されている。 

😇 権利や自由が制限されているからこそ権威が保たれるという側面もあると思われます。

眞子さんが逃げ出したのも当然
これだけ制限されながら〈納税の義務については一般国民と同様に負うべきであるとする考え方には、にわかには得心がいかない〉というのは同感である。もちろんイギリスの王室は相続税を払うことはない(自主的に納税している)。

眞子さんが結婚によって皇室を脱出したいと考えたのは、こうした権利や自由の制限によってがんじがらめになった生活に嫌気がさしたのかもしれない。 

😇 イギリスの王室が自主的に納税している意味をもう少し突っ込んで書いて欲しかった。

上皇が支払われた相続税の中には、書画骨董といった文化財がかなりあったと聞いています。歴史的文化財、国宝級の名品は国庫に納めて国の財産として国が管理した方が良い。それらの品々は国から皇室への貸与という形で活用されているようです。
現在、相続税は物納できなくなっていますので、今上はどうされるのでしょうね。国に買い上げて貰って、そこから払うのかな?

政治家も「公人」と呼ばれ、税金によって維持されているのに、権利や自由の制限はなく、その子供が誰と結婚しようと誰からも文句を言われない。この違いは何か。おそらく皇族には、国民の模範となるべき「特別な存在」という認識があるからだろう。憲法で国民は平等になったが、皇族だけは違うのである。 

😁 政治家は世襲化しているとはいえ、天皇・皇族と違っていつ落選して政治家でなくなるかわかりません。役人、警察官、等々、職務を果たさなければ「税金ドロボー」と言われます。(言われるようなかたは言われても気にしないようですが。)

>憲法で国民は自由になった

同じ憲法が天皇・皇族を「特別な存在」と定めています。

それなのに、眞子さんは小室さんとの結婚で「公」と「私」を混同したと指摘されている。しかし現実には「公」と「私」の境界がはっきりせず、国民の意識も「私」としての権利や自由をどこまで認めるかといったことが曖昧だったゆえに、なんとなく「公と私を混同してる」といった批判につながったのだろう。(つづく)

😇 眞子さんは「公」と「私」を混同したのではありません。
「公」の心を捨てて、私心から変な男との結婚に執着されただけです。
「好きな男と結婚したい」という一念のどこに「公」があるのでしょう?あるのは私心、我欲だけ。眞子さんは我欲だけで小室との結婚に突き進まれた。どこにである実に単純な話をしかつめらしく「公」と「私」の境界だの混同だので語ろうとするから本質が見えなくなる。

何々?国民には変な男と結婚する自由があるが、眞子さんには変な男と結婚する自由が無い?
だったら皇族を離脱して国民になってから変な男と結婚されたらよろしかったのです。

皇室典範は内親王、王及び女王には自身の意志で皇族離脱する自由を保証しています。

第十一条 年齢十五年以上の内親王、王及び女王は、その意思に基き、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。
② 親王(皇太子及び皇太孫を除く。)、内親王、王及び女王は、前項の場合の外、やむを得ない特別の事由があるときは、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。


😐 眞子さんは「憲法が、権利が」と仰るのなら、何故この条項を利用されなかったのでしょうね?
私は不思議でなりません。

眞子さんが自ら「皇族には自由が無い。自由になるために皇族の身分を離れたいので皇族会議が開かれるよう力を貸してください。」と国民に訴え、皇族会議が離脱を許さなかったら、それこそ世論が黙っていなかったでしょう。
しかし、眞子さんはそうしようとはされなかった。眞子さんは自由や権利という言葉を小室との結婚を勝ち取るための武器に使っただけのように私には見える。




最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (びこ改めまして水仙)
2022-03-21 02:55:45
「万世一系は神話だ。神話から自由になるべきだ。」と眞子さんが書かれていたことなど、全然知りませんでした。知っていたら眞子さんの応援などしなかったと思います。秋篠宮家全員がそういうお考えだったら、考えを改めていただけなければなりませんね。皇室は神話につながっていると思っているからこそ私達は皇室に崇めていますのに何という心得違い!
返信する
眞子さんの卒論 (如意)
2022-03-21 10:30:34
水仙さん
こんにちは。

私も眞子さんの卒論「明治時代における神話画の誕生、発展、そして葛藤」の内容を読んで驚き悲しくなりました。
その時保存しなかったことを後悔しています。過去の「文春」に断片的なものが掲載されているようですが、有料会員にならないと読めません。月額2200円。躊躇しています。

雅子さまは完全に神話を馬鹿にしているし、今上はどこまで万世一系を理解しているか不明です。
秋篠宮殿下妃殿下がどのような理解をお持ちなのか気になります。
返信する
秋篠宮家だけ? (あかり)
2022-03-21 10:37:52
この文章は真子さんの大学卒論からのものでしょうか?卒論は以前目を通した記憶がありますが、軍国主義に利用された神話的絵画を論じていたと思います。一応研究の範囲だとみなしました。反軍国主義、反国家神道は戦後の皇室の一側面で、真子さんはそのお勉強をされたと(正直、驚きながら)受け止めました。強い美智子さまの指導を感じたのは私の偏見でしょうか?そもそも美智子さまは・・と続けると長くなりますので、またの機会にしますが、皇嗣家だけを批判するのは当たらないと思えます。
信子さまのことで、三笠宮系の実利的行動について以前から「品下る」感じを持っていることを思い出しましたが、平成内廷の
特徴が「真子さんの結婚」に集約されたことも、あらためて苦々しく感じました。
返信する
Unknown (如意)
2022-03-21 12:35:21
あかりさん
こんにちは。
水仙さんへのお返事を書いている間にあかりさんからコメントを頂いていたのですね。

おっしゃる通り眞子さんの卒論は戦後の反軍国主義、反国家神道思想をぺらぺらと書き連ねただけのものでした。
私は皇族である内親王が”葛藤”の末に「万世一系は神話(フィクション)神話から自由になるべきだ。」という結論を持たれたことに驚き悲しくなりました。
そして、これでは眞子さんが皇族であることに意義も意味も見いだせず、逃げ出したくなるはずだと妙に納得してしまいました。
眞子さんの薄っぺらい神話理解をもたらしたものは、戦後の反軍国主義、反国家神道の思想でしょうが、仰る通り眞子さまに影響を与えたのは美智子さまでしょう。美智子さまは神事を行うことには熱心でしたが、私から見れば、それはカトリックの「他の神の宮ではその神を敬いなさい。その行いを通じてあなたの神に祈ることになります。」(言葉はうろ覚えですが、大凡は合っているはず)
という指導を実践しているように見えてしかたありません。

美智子さまが育て、指導したのですから、今上、秋篠宮殿下、紀子さまに美智子様の思想が伝わっていても不思議は無いと思います。
返信する
付け足し (如意)
2022-03-21 12:54:46
あかりさん

悠仁殿下はどうなのでしょう?
悠仁殿下は理系と報じられていますが、実は文系と証言する関係者もいる。
理系の頭でバリバリの合理主義者になり万世一系を根拠の無い作り話と断じられるのか、文系の心で祖先達が神話に込めた思いを優しく理解されるのか。
私は合理主義の頭と文系の心の両方を持たれていると期待しているのですが、実際にどうなのかはまだまだわかりません。
返信する
Unknown (びこ改めまして水仙)
2022-03-21 15:04:17
ふたたびです。

そういうお話を伺っておりますと、やはりクリスチャン美智子様の入内が間違っていたということになりますね。当時小学生だった私は母の影響で美智子様のご入内を素晴らしいことと信じ込んでおりましたが、ここで狂ってきたということですね。眞子さんがあのような結婚を選ばれたのは、祖母でいらっしゃる美智子様の影響と言っても過言ではないということになりましょうか。やはり母親の影響は大きいですから、天皇陛下、秋篠宮殿下も祭祀のことは理解しておられない可能性大ですね。こうなれば、まだ頭の柔らかい悠仁さまにすぐに帝王教育をしていただいて成年式までに立派な親王殿下になっていただく必要がございますね。そうしないと皇室は存続しましても中身のない、ただの特権階級になってしまいます。イギリスの王室などは、もともと特別な大金持ちが王様になっただけという話も聞きますから、日本はイギリスの真似などをしていてはいけないと思います。
返信する
Unknown (びこ改めまして水仙)
2022-03-21 15:08:39
上の写真の眞子さんの元皇族らしくない後ろ姿は情けなくて涙を禁じえません。やはり育て方が間違っていたのでしょう。
返信する
Unknown (びこ改めまして水仙)
2022-03-21 15:21:55
★眞子さんの元皇族とは思へざる後ろ姿に国民は泣く

何度も書き込ませていただきまして失礼いたしました。
返信する
美智子さまはスタイリッシュ (如意)
2022-03-21 23:31:55
水仙さん
こんばんは
美智子さまはキリスト教会のスタイリッシュな雰囲気がお好きだけだっただけじゃないでしょうか。「上皇后はキリストの教えを個人的にに解釈している」と言われていますがそうだろうと思います。
お洒落は着る物だけにして置けばよかったのに、ちょっと格好良いオシャレな思考をしているところを見せびらかしたかったんじゃないですか?

>頭の柔らかい悠仁さまにすぐに帝王教育をしていただいて

そーなんです!
頭の柔らかい悠仁殿下に美智子さまがちょっかい出しはしないかと心配です。
恐ろしいことに秋篠宮殿下は上皇后に逆らうことが出来ない。紀子さまは秋篠宮殿下を立てるかたです。
あとはもう御自分の意志を持っていらっしゃるらしい悠仁殿下が高校大学で良き師、良き友から良い影響を受けられることに望みをかけるしかないと思って居るのですよ。

前からの写真はともかく、眞子さんの後ろ姿はもうイケマセン。漫画喫茶で夜明かしして出て来たカップルみたいで、言われなければ眞子さんと気付かないです。(T_T)
情けなくて涙が出そう。
結果論ですが、ICUへ行かせたのは大間違いでしたね。
津田塾、、上智、、学力の点で無理?。
美智子さまの母校聖心という選択肢は無かったんでしょうかね?
返信する
未知なるもの (あかり)
2022-03-21 23:49:13
再度失礼します。美智子さまの祭祀については如意さまと同じように思っていました。慰霊の旅など、「聖女美智子」としてバチカンに認められたいのかしら?と、心の中で揶揄していたほどです。秋篠宮の大嘗祭の費用についての発言は、平成の時も同様なことがあって内廷の意向のはずでした。美智子さまはクリスチャン関係にはご友人が多く、いろいろと配慮されてきたことは、実情を知らない人間にも窺えることです。
では、皇嗣殿下は?悠仁さまは?というと、幸い紀子さまにクリスチャンの柵はないので、大きな不安は持っていません。真子さんも、頭でっかちな“思想”程度だとみなしています。
私が皇室に期待するのは、国や民のために祈ってこられた先祖の思いを繋ぐこと。それだけで十分だと思います。川や海で身を浄め、大海原に昇る太陽や、巨石、巨木、八百万の神々に向かって祈るアニミズムは日本人の身心に根付いていると思います。かつて、志賀直哉さんが、己が宗教心は自然の偉大さを感じること(うろ覚え)と書かれたと読み、とても納得しました。
私は、怜悧な皇嗣殿下は昭和天皇の教えを受けて、海山の幸、稲の豊作を祈る日本人の心に沿った皇室の神道の本質をよく理解しておられると思います。悠仁親王も良い教育を受けられ、間違いは無いでしょう。
理系の教育が、”合理的“に神道を否定する(キリスト教なら良い?)というものではないと考えています。博士号(Ph.D.)は、Doctor of Philosophyの略で哲学的な思考に基づいた研究者という意味です。日本の理系のノーベル賞受賞者の思索の深さは素晴らしいではありませんか。一方、そこら中に出ている皇室御用学者などは、ろくなエビデンも無く勝手な論を展開して、私でさへたびたび「不勉強!」と叫んでいます。学びに文理は関係なく、いずれも真実を追究するだけです。研究の対象が違うだけでしょう。悠仁さまが何を専攻されるか、楽しみにしています。それに、皇室は“情”を表す素晴らしい手段「お歌」をお持ちではないですか!トンボでも何でも、お好きに詠み始めてくださいませ(笑)。
ところで、常陸宮さまや信子妃もクリスチャンとか・・多いですねぇ。「憲法は宗教の自由(婚姻の自由も)を認めている」は、皇室のあり方を考える上でなかなか厳しい言葉ですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。