9/23は馬事公苑で『愛馬の日』のイベント。
私も朝から行って、ほぼ全てのイベントを見てきた。
宮内庁による「打毬」、
初めて見た。ポロの和式版みたいなやつ。
青い板の真ん中にある丸い穴に球を入れて、入った数を競う。
チームのためにひたすら球を拾って後方に投げる人。
役割分担しているのだろうか。
穴の前がカオス!
ここで相手チームが入れるのを阻止しようとしたりするのが面白い。
馬上だから乱闘にはならないが、けっこう露骨に邪魔してる
宮内庁による「母衣引」、これも初めて。
江戸時代に諸大名の馬の催しで供覧されたものらしい。
馬の速度がだんだん上がり、同時に母衣が後ろにたなびいていく。
最初の母衣はこんなふう。
紋付き袴姿に足袋で乗ってますね〜。
母衣引の馬は、最初から最後まで、ずっと側対歩で走る。
これはすごい!
側対歩は同じ側の足を同時に出す歩様。
写真でも右足が両方上がってますね。
だいぶ速度が上がり母衣がたなびいてきた。
うん、きちんと側対歩だ。
宮内庁主馬班という部署で伝承しているそうで、馬も母衣引のために調教されている。
東京五輪出場選手による馬場馬術のエキシビション。
動画でないと動きがわからないが、実に美しかった。
パリ五輪銅メダリスト戸本選手の障害エキシビション。
自分で解説しながら飛んでくれた。
メダル見せてくれる戸本選手。
サービス精神旺盛で満面の笑顔の戸本選手と、みんなに手を出されて迷惑そうな🐴笑
他に流鏑馬、駈馬神事、甲冑競馬も観たが、いずれも速すぎて写真なんか撮るヒマなかった。
駈馬神事は短い距離を駆ける間にいろいろな技を披露するもので、たいへん興味深く、もっと近くでよく見たかったなあ。
久しぶりの愛馬の日イベントであり、総合馬術のパリ五輪銅メダルという快挙で知名度も上がって、とにかくすごい人出だったのだ。
とても楽しく有意義な1日であった。
しかし陽の当たる場所でほぼ立ち見だったから、ばーさんは帰宅したらすっかり疲れてしまいましたとさ