今日はばまちゃんが家族になった日。
今年も当然、一緒に過ごすものと思っていた。
ばまちゃんのいない毎日が、心のどこかではまだ受け入れられていなくて、私は現実から逃げるが如くライブや映画に出かけている。
正直、あまり家にいたくないのである。

具合悪くなる1週間前。
すごい食欲で元気だったのになあ

8年前の今日、三春シェルターで初めて会ったばまちゃんは、私の指をそっと甘噛みした。
この時、後々のような本気噛みをしていたら、ばまちゃんはうちの子になってなかったかも


うちに着いた直後のばまちゃん。
しばらく出てこなかった。

その後クローゼット生活となった。

クローゼットの中に置いた、三春からもらってきたカマクラが安住の地。
最初のうちは、もしかしたら一生「家庭内野良猫」のままかもと思ったこともあったが、案外早く甘えるようになった。
そしていつの間にか私にベッタリな猫に。
可愛くて可愛くて、ばまちゃんを引き取って本当によかったと思ってる。


早くも11月には、私の足の間に来るようになった。
それからはずっと私の足の間がばまちゃんの安住の地。
私がここに座っている限り、離れることはなかった。
ばまちゃんは私がいないと生きていけないような猫だったから、今ごろひとりで困っているんじゃないだろうか。
早く行ってあげたいけど、こればかりはなあ…

いつかまた会えるからね。
待っててよ。
絶対忘れないでよ!
