今まではHP-A3から使っているフルテックのFormula2をそのまま使ってきたわけですが、
試しにBabyfaceに付属のY字型のUSBケーブルを使ってみました。
Babyfaceは基本的にバスパワー専用のため、電源供給能力を上げるため、
USBのA端子が2つ付いてるちょっと変わったUSBケーブルが付属しています。
このUSBケーブルがかなり細いので、あまり期待しないで聴いてみたのですが、
バランスは悪くないです。
ほんの少し高域、低域とも詰まったような印象は受けますが、
大幅にグレードダウンしたという印象はありません。
ただ、ちょっと躍動感がなくなり、おとなしくなったような感じを受けます。
そこで、かねてから気になっていたUSBケーブルを投入。
AudioQuestのCarbonです。

これは、かなり評判が良いようです。
現在使っているFormula2が1.5mと少々長さが長めなのも気になっていたので、
0.75mのCarbonを買ってみました。
Formula2と比較すると、ケーブルは細めです。
ケーブル長が短くなったので、Babyfaceの置き場所を変更して音を出してみると、
まず分かるのが音の出方の違いです。
いままではほんのわずかに中域が盛り上がった感じのバランスでしたが、
明らかに高域と低域が持ち上がって、中域が引っこんだ感じです。
そして、音が硬いというか、締まりすぎの印象。
短いケーブルがパッケージの中で丸められていたので、
巻き癖が取れるぐらいまで、様子を見る必要があります。
ケーブルのエージングって、個人的には電気的なものというよりは、
物理的な要素が大きいような気がします。
しばらくそのまま使い続けると、高域と低域が控えめになってきて、
かなりフラットな印象になってきました。
ただ、中域の引っこんだ感じは、完全には解消していない感じです。
音の硬さは相変わらずで、打ち込み系とか電気を使う楽器が中心の音楽だと
バッチリはまる感じですが、もう少ししなやかな感じが欲しいところです。
音の輪郭ははっきりしているので、
アコースティックな楽器でもこっちの方が好みというひとも多いでしょう。
しかし、個人的な好みとしては、どうも合わない感じ。
Formula2に戻して聴いてみると、やはり明るく開放的な印象を受けて、
音楽を聴くのにはこちらの方が楽しい。
音の透明感とかは、ほんの少し後退する印象はありますが、
このへんは、どの要素を重要視するかで評価が変わってくると思います。
ただ、USBケーブルを換えての変化というのは、HP-A3に比較すると格段に小さく、
付属のUSBケーブルでも十分と感じる人も多いかもしれません。
どうもBabyfaceはケーブルにそれほど敏感なタイプではないようです。
それに比べるとHP-A3は、ケーブルに非常に敏感だったため、
オーディオ的には面白かったものの、ちょっと使いづらい面もありました。
それからするとBabyfaceは、音楽製作用の機器であるためか、
ケーブルにあまり影響されず安定して音がなるようになっているのかもしれません。
USBケーブルについては、いったんFormula2で固定して、
ほかのところをチューニングしてみることにします。
(つづく。あとは、どこをいじればいいのか?)
試しにBabyfaceに付属のY字型のUSBケーブルを使ってみました。
Babyfaceは基本的にバスパワー専用のため、電源供給能力を上げるため、
USBのA端子が2つ付いてるちょっと変わったUSBケーブルが付属しています。
このUSBケーブルがかなり細いので、あまり期待しないで聴いてみたのですが、
バランスは悪くないです。
ほんの少し高域、低域とも詰まったような印象は受けますが、
大幅にグレードダウンしたという印象はありません。
ただ、ちょっと躍動感がなくなり、おとなしくなったような感じを受けます。
そこで、かねてから気になっていたUSBケーブルを投入。
AudioQuestのCarbonです。

これは、かなり評判が良いようです。
現在使っているFormula2が1.5mと少々長さが長めなのも気になっていたので、
0.75mのCarbonを買ってみました。
Formula2と比較すると、ケーブルは細めです。
ケーブル長が短くなったので、Babyfaceの置き場所を変更して音を出してみると、
まず分かるのが音の出方の違いです。
いままではほんのわずかに中域が盛り上がった感じのバランスでしたが、
明らかに高域と低域が持ち上がって、中域が引っこんだ感じです。
そして、音が硬いというか、締まりすぎの印象。
短いケーブルがパッケージの中で丸められていたので、
巻き癖が取れるぐらいまで、様子を見る必要があります。
ケーブルのエージングって、個人的には電気的なものというよりは、
物理的な要素が大きいような気がします。
しばらくそのまま使い続けると、高域と低域が控えめになってきて、
かなりフラットな印象になってきました。
ただ、中域の引っこんだ感じは、完全には解消していない感じです。
音の硬さは相変わらずで、打ち込み系とか電気を使う楽器が中心の音楽だと
バッチリはまる感じですが、もう少ししなやかな感じが欲しいところです。
音の輪郭ははっきりしているので、
アコースティックな楽器でもこっちの方が好みというひとも多いでしょう。
しかし、個人的な好みとしては、どうも合わない感じ。
Formula2に戻して聴いてみると、やはり明るく開放的な印象を受けて、
音楽を聴くのにはこちらの方が楽しい。
音の透明感とかは、ほんの少し後退する印象はありますが、
このへんは、どの要素を重要視するかで評価が変わってくると思います。
ただ、USBケーブルを換えての変化というのは、HP-A3に比較すると格段に小さく、
付属のUSBケーブルでも十分と感じる人も多いかもしれません。
どうもBabyfaceはケーブルにそれほど敏感なタイプではないようです。
それに比べるとHP-A3は、ケーブルに非常に敏感だったため、
オーディオ的には面白かったものの、ちょっと使いづらい面もありました。
それからするとBabyfaceは、音楽製作用の機器であるためか、
ケーブルにあまり影響されず安定して音がなるようになっているのかもしれません。
USBケーブルについては、いったんFormula2で固定して、
ほかのところをチューニングしてみることにします。
(つづく。あとは、どこをいじればいいのか?)