我が家の固定電話機はパナソニックのVE-PVC01Lである。
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調べてみたら、使い始めてまもなく20年になろうとしている。
この電話機を買ったきっかけは、DDIポケットのPHSを子機登録できるということに尽きる。
買ったばかりの三洋の電話機は実家に持っていき、この電話機に買い替えたぐらいだ。
PHSではない普通の子機付きのモデルもあったのだが、子機が2台あっても仕方ないので子機なしのモデルを購入した。
もはや遥か忘却の彼方だが、Lモード対応の機種でもある。(「L」はリビングのLだったような気がする。)
同じパナソニックのKX-HV200というPHSを子機登録して使っていた。
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このPHSは機種変後も子機として使えたのでしばらく使っていたが、バッテリーが限界となりその役目を終えた。
それ以来、VE-PVC01Lは子機なしで使い続けてきた。
VE-PVC01Lをつなぐ電話回線は、ISDN→アナログ回線→光回線と変わってきたが、
電話機の方は壊れることもなく、ぷらら光電話の固定電話機としていまだ現役。
電話機はリビングにあるので、子機がなくとも支障はないのだが、
プリンター台の下の段、ルーターの隣が定位置で、ちょっと低すぎて電話しにくい。
なので、この次の電話機は、子機のみタイプしようかなと考えていたりした。
ぷららv6エクスプレスの導入の関係でネットでいろいろと調べていたら、
スマホをひかり電話の電話機にできるアプリがあるということを今更ながら知った。
5年以上前からあるアプリのようだが、今まで知らなかった。
ぷらら光電話のマニュアルを確認したら、このアプリAGEphoneのこともしっかりと記載されていた。
この際、AGEphoneの無償版を試してみることにした。
このアプリは、NTTのフレッツ光とひかり電話に対応していて、「スマホdeひかり電話」の正式対応アプリとなっている。
端末は今やJPLAY FEMTOのリモコン専用となっているAndroid One X4。
SIMが入っておらず、自宅でWi-Fi専用で使っているのでちょうどいい。
AGEphoneをPlayストアからダウンロードしてX4にインストール。
Wi-Fiでひかり電話対応のホームゲートウェイ(HGW)に接続する。
設定は至って簡単で、プリセットされた「ひかり電話(東日本)」というプロファイルを選択すればよい(はずだった)。
動作をチェックすると、スマホから発信はできるが、スマホに着信しない。
固定電話の方は鳴るのだが、スマホの方に反応がない。
HGWの管理画面に「電話設定」という項目があり、内線電話の登録状況が確認できるので見てみると、
HGWの2つあるアナログポートが内線の1番、2番になっており、3番にX4が音声専用端末そして表示されているが、
「登録状態」のステータスが「未登録」のままである。
発信できるのはいいが、ひかり電話はほとんど受け専なので、着信ができないとあまり意味がない。
AGEphoneのウェブサイトを確認すると、「スマホdeひかり電話」は自動的に設定を読み取るので設定不要とあった。
フレッツ光そのものではなくコラボ光だが、基本的な仕様は同じなので設定いらずと思っていたが、
使っているHGWは無線LANカードをレンタルしていないので「無線LAN対応のひかり電話対応機器」ではない。
AGEphoneには基本的な項目を設定する「簡易設定」という画面があるが、
初期状態だとこんな感じで、HGWの内線電話としての登録となる。
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ぷらら光電話の設定自体はHGWにあり、AGEphoneから内線でつなぐような仕組みらしい。
「スマホdeひかり電話」以外の初期設定方法があったので、それに従って設定をチェックしてみる。
SIPアカウント以外に設定が必要な項目が必要らしいので、手動で設定してみる。
〇セッションタイマー:OFF → OK
〇シンメトリック応答:OFF → OK
〇DTMF:INBAND → OK
〇コーデック:PCMUのみ → OK
ほぼ何のことやら分からんが、ここまではマニュアルどおりの設定になっている。
〇STUN:有効
この項目確かに「有効」にはなっているのだが、サーバーの項目が空欄のままだ。
このSTUNサーバー、オープンに使えるサーバーがあるらしく、アドレスも公開されているので、そのアドレスを入力してやればいいようだ。
STUNサーバーに公開STUNサーバーのアドレスを入力して、さてどうだ。
X4が鳴りました。反応しました。
さすがに、固定電話機より呼び出し音が鳴るのが若干遅いが、ちゃんと子機として機能している。
これで10年以上ぶりで、VE-PVC01Lに子機ができた。
いや、違うな。スマホをVE-PVC01Lに直接子機登録しているわけではない。
そう、実はスマホをHGWに登録させているので、親機たる固定電話機自体不要なのだ。
今回はSIMなしのWi-Fi専用自宅端末のX4にAGEphoneをインストールしたが、SIMの入ったスマホにインストールすれば、
モバイル回線と固定回線の両面待ちがスマホで出来てしまうというPHS電話機KX-HV200以来の環境がつくれる。
気になっていたスマホのバッテリーへの負担もそれほど問題ないようだ。
ただ、あまり音声品質がよくないので、固定電話機はあったほうがいいかな。
子機なしで少々使い勝手が悪いため、固定電話機の更新を考えていたところにAGEphoneを発見。
これでVE-PVC01Lの続投が決まった。
こうなったら、物理的に壊れるまで使ってやるほかないが、通信機器って割と長寿命。
あと10年くらいはいけそうかな。
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調べてみたら、使い始めてまもなく20年になろうとしている。
この電話機を買ったきっかけは、DDIポケットのPHSを子機登録できるということに尽きる。
買ったばかりの三洋の電話機は実家に持っていき、この電話機に買い替えたぐらいだ。
PHSではない普通の子機付きのモデルもあったのだが、子機が2台あっても仕方ないので子機なしのモデルを購入した。
もはや遥か忘却の彼方だが、Lモード対応の機種でもある。(「L」はリビングのLだったような気がする。)
同じパナソニックのKX-HV200というPHSを子機登録して使っていた。
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このPHSは機種変後も子機として使えたのでしばらく使っていたが、バッテリーが限界となりその役目を終えた。
それ以来、VE-PVC01Lは子機なしで使い続けてきた。
VE-PVC01Lをつなぐ電話回線は、ISDN→アナログ回線→光回線と変わってきたが、
電話機の方は壊れることもなく、ぷらら光電話の固定電話機としていまだ現役。
電話機はリビングにあるので、子機がなくとも支障はないのだが、
プリンター台の下の段、ルーターの隣が定位置で、ちょっと低すぎて電話しにくい。
なので、この次の電話機は、子機のみタイプしようかなと考えていたりした。
ぷららv6エクスプレスの導入の関係でネットでいろいろと調べていたら、
スマホをひかり電話の電話機にできるアプリがあるということを今更ながら知った。
5年以上前からあるアプリのようだが、今まで知らなかった。
ぷらら光電話のマニュアルを確認したら、このアプリAGEphoneのこともしっかりと記載されていた。
この際、AGEphoneの無償版を試してみることにした。
このアプリは、NTTのフレッツ光とひかり電話に対応していて、「スマホdeひかり電話」の正式対応アプリとなっている。
端末は今やJPLAY FEMTOのリモコン専用となっているAndroid One X4。
SIMが入っておらず、自宅でWi-Fi専用で使っているのでちょうどいい。
AGEphoneをPlayストアからダウンロードしてX4にインストール。
Wi-Fiでひかり電話対応のホームゲートウェイ(HGW)に接続する。
設定は至って簡単で、プリセットされた「ひかり電話(東日本)」というプロファイルを選択すればよい(はずだった)。
動作をチェックすると、スマホから発信はできるが、スマホに着信しない。
固定電話の方は鳴るのだが、スマホの方に反応がない。
HGWの管理画面に「電話設定」という項目があり、内線電話の登録状況が確認できるので見てみると、
HGWの2つあるアナログポートが内線の1番、2番になっており、3番にX4が音声専用端末そして表示されているが、
「登録状態」のステータスが「未登録」のままである。
発信できるのはいいが、ひかり電話はほとんど受け専なので、着信ができないとあまり意味がない。
AGEphoneのウェブサイトを確認すると、「スマホdeひかり電話」は自動的に設定を読み取るので設定不要とあった。
フレッツ光そのものではなくコラボ光だが、基本的な仕様は同じなので設定いらずと思っていたが、
使っているHGWは無線LANカードをレンタルしていないので「無線LAN対応のひかり電話対応機器」ではない。
AGEphoneには基本的な項目を設定する「簡易設定」という画面があるが、
初期状態だとこんな感じで、HGWの内線電話としての登録となる。
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ぷらら光電話の設定自体はHGWにあり、AGEphoneから内線でつなぐような仕組みらしい。
「スマホdeひかり電話」以外の初期設定方法があったので、それに従って設定をチェックしてみる。
SIPアカウント以外に設定が必要な項目が必要らしいので、手動で設定してみる。
〇セッションタイマー:OFF → OK
〇シンメトリック応答:OFF → OK
〇DTMF:INBAND → OK
〇コーデック:PCMUのみ → OK
ほぼ何のことやら分からんが、ここまではマニュアルどおりの設定になっている。
〇STUN:有効
この項目確かに「有効」にはなっているのだが、サーバーの項目が空欄のままだ。
このSTUNサーバー、オープンに使えるサーバーがあるらしく、アドレスも公開されているので、そのアドレスを入力してやればいいようだ。
STUNサーバーに公開STUNサーバーのアドレスを入力して、さてどうだ。
X4が鳴りました。反応しました。
さすがに、固定電話機より呼び出し音が鳴るのが若干遅いが、ちゃんと子機として機能している。
これで10年以上ぶりで、VE-PVC01Lに子機ができた。
いや、違うな。スマホをVE-PVC01Lに直接子機登録しているわけではない。
そう、実はスマホをHGWに登録させているので、親機たる固定電話機自体不要なのだ。
今回はSIMなしのWi-Fi専用自宅端末のX4にAGEphoneをインストールしたが、SIMの入ったスマホにインストールすれば、
モバイル回線と固定回線の両面待ちがスマホで出来てしまうというPHS電話機KX-HV200以来の環境がつくれる。
気になっていたスマホのバッテリーへの負担もそれほど問題ないようだ。
ただ、あまり音声品質がよくないので、固定電話機はあったほうがいいかな。
子機なしで少々使い勝手が悪いため、固定電話機の更新を考えていたところにAGEphoneを発見。
これでVE-PVC01Lの続投が決まった。
こうなったら、物理的に壊れるまで使ってやるほかないが、通信機器って割と長寿命。
あと10年くらいはいけそうかな。