大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

天空の城・竹田城へ

2012年09月05日 | 兵庫県
竹田城へは中腹駐車場から約800m。
舗装されたなだらかな道を歩く。

途中で30歳位の女性が一人、道に立っていた???
誰かお連れさんをを待っているんやろか?

しかし、辺りには誰も???
やがてその女性は、お城から下ってきた人に声をかけ何かを渡した。

一体何を渡したん???
しかし、私が横を通り過ぎても声もかけてくれないし、何も渡してくれない???
不思議や・・・

竹田城は素晴らしく整備されていた。
この春の桜の季節の賑わいは凄かったと聞く。
同じ山城で有名な奈良県の“高取城”とまた違った雰囲気。

お城からの眺めが素晴らしい!
石段の段差が高くて歩き辛かった・・・

帰路、まだその謎の女性は一人いた。
私が横を過ぎようとしたら、昼食会場のパンフレットを差し出した。

私は、「このパンフレット持ってお店に行ったら安くしてくれる?」と尋ねた。
その女性は、「予約確実なら、アイスクリームをサービスします。」と答えた。

@竹田城跡【朝来市HPより】
竹田城跡は、天守台を中央に南千畳・北千畳・花屋敷が放射線状に配され、城の築かれている山全体が、虎が臥せているように見えることから「虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)」とも呼ばれています。JR竹田駅から見上げると石垣の辺りは虎の背中、尾根伝いの山が首や頭にあたります。

 標高353.7メートルの山頂に位置する竹田城跡は、嘉吉年間(1441-43年)に但馬の守護大名・山名宗全が基礎を築いたとされ、太田垣氏が5代にわたって城主となりましたが、織田信長の命による秀吉の但馬征伐で天正8年(1580年)に落城。最後の城主・赤松広秀が豪壮な石積みの城郭を整備したと言われます。

 縄張りの規模は南北400メートル、東西100メートルにおよび、完存する石垣遺構としては全国屈指のもので、平成18年には日本城郭協会により「日本100名城」に選定されました。自然石を巧みに配置した近江穴太衆による石垣は、400年を経た今でも当時の威容を誇っています。

 また、竹田城跡周辺では秋から冬にかけてのよく晴れた早朝に朝霧が発生し、但馬地方の風物詩となっています。

雲海に包まれた竹田城跡は、まさに天空に浮かぶ城を思わせ、この幻想的な風景を一目見ようとたくさんの人々が訪れます。
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