大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

朴葉と在原業平の墓

2013年08月17日 | 奥吉野(天川・川上)
天川村へ円空仏を観に行ったのは先週のこと。
昼食を食べに入ったお店はエアコン無し。
天然の風がエアコン?

窓から外を眺めると中学校と集中豪雨被害の爪痕。
たしかあの日、山崩れが起き、その土砂が川をせき止め、
せき止められた川の水が中学校の運動場を流れ、運動場に隣接して建っていた教職員宿舎を襲い1名が亡くなった。

中学校の横には“在原業平の墓”があったっけ・・・
どうなってるんやろう???

食後、中学校に向かって歩くことにした。
道の横には朴の木。

昔、朴の葉に包んだ餅をくれた東吉野のMさんどうしてるんやろうなぁ?
そんなこと思ってたら、
そのMさん、お盆で親父を拝みに来てくれた。
不思議やなぁ~

@在原 業平
(ありわら の なりひら、825年(天長2年) - 880年7月9日(元慶4年5月28日))は、平安時代初期の貴族・歌人。
平城天皇の孫。贈一品・阿保親王の五男。官位は従四位上・蔵人頭・右近衛権中将。
六歌仙・三十六歌仙の一人。別称の在五中将は在原氏の五男であったことによる。
全百二十五段からなる『伊勢物語』は、在原業平の物語であると古くからみなされてきた。

ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くゝるとは — 『古今和歌集』『小倉百人一首』撰歌。

世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし — 『古今和歌集』撰歌。

忘れては 夢かとぞ思ふ 思ひきや 雪踏みわけて 君を見むとは — 『古今和歌集』巻十八、雑歌下。

から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ — 『古今和歌集』撰歌。

名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと — 『古今和歌集』撰歌。

月やあらぬ 春や昔の 春ならぬ 我が身ひとつは もとの身にして —『古今和歌集』巻十五、恋歌五。
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1 コメント

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きへんにト (山口ももり)
2013-08-20 09:24:49
木へんにトであ・・・・なんと読むのですか???へ・え・・・・聞いたことのある詩ばかりです。
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