秘密は深い深い霧の中・・・
@秘密保護法10日施行
国家機密の漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法が10日、施行される。安全保障に著しい支障を与える恐れのある情報を政府が特定秘密に指定して秘匿する。公務員の漏えいには最高懲役10年、共謀やそそのかしは同5年。昨年12月に国会で採決を強行し批判を浴びたことから、安倍政権は施行に先立ち運用基準を策定、「適正な運用」を強調する。しかし根本的な改善には至らず、政府に不都合な情報の半永久的な隠蔽や、国民の「知る権利」侵害への懸念が根強いままの実施となる。