「飛鳥川」の上流稲渕は、南淵漢人請安(みなみぶちノあやひとじょうあん)が居住していた地です。彼は、608年(推古天皇16年)9月11日小野妹子や、吉士雄成(きしのおなり)、粟田真人、そして、通事の鞍作福利らに従い、遣唐使学問僧として中国へ派遣され、在唐32年、640年(舒明天皇12年)帰国して、明日香村飛鳥から通って来る中大兄皇子(後の第38代天智天皇)、中臣鎌足(後の藤原鎌足)らに「周孔の学」、すなわち、「儒教」を教えました。彼の没年は不明ですが、墓は「竜福寺」から旧道を南へ約1丁行った丘の上、鳥居をくぐった所にあります
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