大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

西の魔女が死んだ

2008年12月27日 | 我が家
これは、この1年に私のまわりに起こった不思議な話。
この春、突然母が倒れた。
病院の院長は、「命は半分以上ない。仮に助かっても意識が戻ることはないだろう。」と手術前に私に告げた。
しかし、母は奇跡的に助かったのだ・・・
そして私は、1ヶ月ほど母が目を覚ましてくれるようにと祈り続けた。
すると、母は奇跡的に目を覚ました。
そんな頃、「西の魔女が死んだ」という映画を観たと京都のブログ友の記事を読んだ。
私は、その本を読んでみたいとその時思った。
次男にそのことを告げると、自分は「西の魔女が死んだ」を読んだと言う。
よければ、その本を貸そうと言ってくれたのだった。
しかしその後、私は忙しすぎた・・・仕事に、介護に・・・
だから、その本のことはすっかり忘れてしまっていた。
この10月、デジカメが突然故障した。
私は、すぐに新しいデジカメを購入した。
初めてそのデジカメを使ったのは、母の通夜と葬儀、翌日の墓参りだった。
新しいデジカメには、サービスでSDカードがついていた。
PCで再生しているうちに、そのSDカード内の写真をPCが認識しなくなった。
私は、母が「オワカレ」をしたのだと自分自身に言いきかせた。
そんなある日、親父の友人のカメラマンが、母の葬儀の写真を届けてくれた。
続いて葬儀屋さんも・・・
私は、それらの写真で十分だと自分自身納得させたのだった。
満中陰で親戚が集まった。
母の兄弟は、母の写真が欲しいと言いだした。
私は、PCに残っている母の写真を探し始めた。
そうしたら・・・もう見ることが出来ないと思っていたあの写真が、PCにコピーされて残っているのを発見した。
きっと疲れ切っていた私は、コピーしたのをすっかり忘れてしまったのだろう。
その写真を私は妙な感動で眺めた。
しかし、その中の1枚に・・・不思議なものが写っていたのだ。
それはそれは不思議なモノ・・・
その事実を黙っていれなくて、夜中だったがすぐに家人を呼んだ。
家人もその写真を見て言葉が・・・
しばらくして、私は親友にそのことを話した。
友人は、次元は少し違うかも知れないが・・・と言って、1冊の本を紹介してくれた。
その本のタイトルが「西の魔女が死んだ」だった。
そして今、私は「西の魔女が死んだ」を読んでいる。
「写真;近鉄西の京駅
    プラットホームにある“薬師寺”の石柱とお寺の行事板」

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1 コメント

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西の魔女 (ひー)
2012-08-24 12:42:16
オイラの大好きなお寺、薬師寺さんのお写真と。
オイラの大好きな作家さん、梨木香歩さんのお話と。
お母様のお話と。
なんだか不思議な縁。

どんなことがお写真に映っていたのか気になりますが、それはきっと魔女と仙人様の秘密ですね。
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