大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

茨木市立 キリシタン遺物史料館へ

2012年03月26日 | 大阪府
昨日は離れて暮らす息子の処へ野菜と米を運んだ。
ただ息子の下宿に行くだけでは、高速代とガソリン代がモッタイナイ!
なにか近くで見学する場所を???
探していたら“茨木市立 キリシタン遺物史料館”というのをネットで発見。
実際行ってビックリ!
まさか、あの歴史の教科書によく登場する絵が、大阪府茨木で発見されていたなんて!
今まで、島原とか長崎の方で発見されたとばかり思い込んでいた!

@茨木市立 キリシタン遺物史料館
この付近はかつてキリシタン大名として有名な高槻城主・高山右近の領地であった影響で、当時キリスト教信者となった領民が多く、キリスト教禁制後も隠れキリシタンとなり、山奥のこの地で信仰を密かに守りつづけた人々がいた。
1919年にキリシタン研究家の藤波大超が、この地が隠れキリシタンの里であることを突き止め、それをきっかけに付近の多くの家から隠れキリシタン遺物が再発見された。

当館はこれらの資料を広く公開することを目的に、地元千提寺地区から土地の提供を受け、茨木市によって建設された施設である。1987年9月に開館した。

なお、普段の管理は地区の人々のもちまわりによって行われており、当館に資料を提供している隠れキリシタンだった家の人も多いため、日によっては受付の管理人から興味深い話を聞くことも可能である。

規模や展示品の数は決して大きくはないが、周囲には隠れキリシタン遺跡も点在している。

歴史教科書にほぼ必ず掲載されている重要文化財・聖フランシスコ・ザビエル像は、当館向かいの東家に伝わり1919年に発見されたものである。それまでは「開けずの櫃」と呼ばれる箱に、他のキリシタンの信仰に関係する品々とともに秘蔵され、他人にその存在を明かさないだけでなく、家人も箱を開くことはタブーとされていた。現在は神戸市立博物館蔵となっている。
当史料館には写真で展示されている。東家にもう一つ伝わった絵画、重要美術品・「聖マリア十五玄義図」は原本が展示されている。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 筍掘り | トップ | 隠れキリシタンの里でカフェ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは興味深い!!! (山口ももり)
2012-03-28 11:00:36
これはこれは・・・!!!又、ムズムズします。昨日私も大阪の阪急の高架下のギャラリー「のぼの」へ。ユーラシア大陸を一人旅なさってる小林一愛氏の写真展を見にいきました。大阪にあんな一画がいまだにあるんですねえ。探さないとわからない高架下の2階で、いくつかのお店が日替わりで出店してるんですって。案外お客も何組かいて、異次元の空間でした。
返信する
Unknown (瓜亀仙人)
2012-03-28 19:26:24
ももりさんへ
>これはこれは・・・!!!又、ムズムズします。
私は久々に感動しました!
資料館で視聴したビデオが忘れられません。
島原や長崎のコトではないんです。
この山を越えれば、すぐに京都府亀岡なんですよ。
返信する

コメントを投稿

大阪府」カテゴリの最新記事