穿岩古榕で少数民族のバンブー・ダンス
桂林の漓江気下りを終え、スリリングな体験(スリに囲まれる)を経験したのち、私たちは陽朔のみやげ物通りを通って、バスに乗り込む。
お次は、穿岩古榕。
ここは、ガジュマルでも有名らしい。
中央には池もあり、景観はきわめて美しい。
穿岩古榕は、背景に先ほどまで船方見ていたような突き出た山々が、まるで小人の背比べのように並んでいる。
少し歩いていくと、聞き覚えの無いリズム。
なにやら木や藁で作ったような簡素な建物が見えた。
私たちは足早に館に近づく。
館の入り口の左には 『古榕壮寨』、右には 『三組?球地古携』(?)と記されている。
中にはどこかの少数民族の方たちが歌い、踊り、集う。
おそらく ヤオ族かチワン族の方たちなのだろうが、確信は無い。
女性たちはきわめて美しく、原色の長いドレスを着ていた。
長い髪は束ねているが、かぶりものは無い。
この女性たちの衣装は、船を下りたときにいた写真モデルとよく似た服。
私たちは中に入り込んで、彼女たちの笑顔に見とれていたが、周りを見ると中国人ばかりだった。
私たちは中国人観光客と少数民族のことばのやり取りに、笑顔をもって 返していた。
彼らは彼女たちと、終始笑い転げていた。
歌や踊りは、バンブー・ダンスに変わる。
彼女たちは彼らのうちの何人かを、輪の中へとさそう。
中国人男性たちは嬉しそうにバンブー・ダンスを楽しんでいた。
次に彼女たちは、またも中国人男性たちを何人か誘った。
中国人観光客が笑う。
少数民族の彼女たちも大笑い。
中国人女性観光客は手をたたいて笑う・・・
5,6人の男女が結んだ縄のような中に入る。
5,6人の男女も中国人観客もバカほど笑っている。
私たちもつられて笑う。
5,6人の男女も中国人観客もなにやら大声で歌いだした。
縄の中の男女はなにやら尻と尻で押し合いをしながら、大笑いしている。
日本の押し競饅頭の大人版のような感じがする。
縄の中の男性の連れ合いらしき人が、近くにとって大笑いしながら、彼の写真を撮っていた。
おそらく・・・・・・
なにやら隠微な笑いがあたりに渦巻いていた。
少数民族のHP ↓
http://www.china.org.cn/ri-shaoshu/index.htm