乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

穿岩古榕で 少数民族のバンブー・ダンス

2007-01-25 | 中国 2006~2019(7回)・台湾・ベトナム

 

    穿岩古榕で少数民族のバンブー・ダンス

 

 

 

 桂林の漓江気下りを終え、スリリングな体験(スリに囲まれる)を経験したのち、私たちは陽朔のみやげ物通りを通って、バスに乗り込む。

 

 

 お次は、穿岩古榕。

 ここは、ガジュマルでも有名らしい。

 中央には池もあり、景観はきわめて美しい。

 穿岩古榕は、背景に先ほどまで船方見ていたような突き出た山々が、まるで小人の背比べのように並んでいる。

 

 

 少し歩いていくと、聞き覚えの無いリズム。

 なにやら木や藁で作ったような簡素な建物が見えた。

 私たちは足早に館に近づく。

 館の入り口の左には 『古榕壮寨』、右には 『三組?球地古携』(?)と記されている。

 

 

 中にはどこかの少数民族の方たちが歌い、踊り、集う。

 おそらく ヤオ族かチワン族の方たちなのだろうが、確信は無い。

 

 

 女性たちはきわめて美しく、原色の長いドレスを着ていた。

 長い髪は束ねているが、かぶりものは無い。

 この女性たちの衣装は、船を下りたときにいた写真モデルとよく似た服。

 

 

 私たちは中に入り込んで、彼女たちの笑顔に見とれていたが、周りを見ると中国人ばかりだった。

 私たちは中国人観光客と少数民族のことばのやり取りに、笑顔をもって 返していた。

 彼らは彼女たちと、終始笑い転げていた。

 

 

 歌や踊りは、バンブー・ダンスに変わる。

 彼女たちは彼らのうちの何人かを、輪の中へとさそう。

 中国人男性たちは嬉しそうにバンブー・ダンスを楽しんでいた。

 

 

 次に彼女たちは、またも中国人男性たちを何人か誘った。

 中国人観光客が笑う。

 少数民族の彼女たちも大笑い。

 中国人女性観光客は手をたたいて笑う・・・

 

 

 5,6人の男女が結んだ縄のような中に入る。

 5,6人の男女も中国人観客もバカほど笑っている。

 私たちもつられて笑う。

 

 

 5,6人の男女も中国人観客もなにやら大声で歌いだした。

 縄の中の男女はなにやら尻と尻で押し合いをしながら、大笑いしている。

 日本の押し競饅頭の大人版のような感じがする。

 縄の中の男性の連れ合いらしき人が、近くにとって大笑いしながら、彼の写真を撮っていた。

 おそらく・・・・・・

 なにやら隠微な笑いがあたりに渦巻いていた。

 

 

 少数民族のHP ↓

http://www.china.org.cn/ri-shaoshu/index.htm

 

 

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陽朔でスリに囲まれる (写真の方たちは、記録とは無関係の一般の方たちです)

2007-01-25 | 中国 2006~2019(7回)・台湾・ベトナム

(写真は中国の陽朔。

素手で鴨をぶら下げる女性の姿が、カッコイイ・・・この女性は下記とは無関係です。

スリの女性たちに囲まれたのは、この道。この写真のすぐ後です。)

 

 

 

    陽朔でスリに囲まれる

 

 

 桂林漓江下りの船を下りると、陽朔。

「ここは物売りと見せかけたスリが多いので、気をつけるように。」

と、あらかじめ桂林のガイドから聞かされる。

 日本人の私たちは、

「そんなことはないだろう・・・」

たかをくくっていた。

 しかし気を取り直して、『念には念を』の精神で、とりあえず用心してバックはたすきがけ、カメラは首からかけて歩くことにした。

 

 スリらしき 物売りの女性は、思いのほか 多い。

 念には念をで、格好の悪い思いまでして用心していたのに・・・

 物売りに辺りを囲まれる。

 品物は恐ろしく安価で言い寄ってくる。

 私は大きな声で

「不要!!」(日本語とも中国語とも憑かない奇声或いは悲鳴)

と怒鳴る。

 

 彼女たちはいくら断っても言い寄ってくる。

 私はバックもポケットもガードしたので、彼女たちは怒りのことば?を投げ捨てて、離れていく。

 助かった・・・

 

 

 ふと前を見ると、家族Aは女性たちに囲まれている。

 主犯格の女性は左で家族は右。

 せかせかと歩いている。

 彼女は左手に写真集。

 安い値段で言い寄っているようだ。

 

 家族Aはにこやかに笑いながら、左手を天高くぴらぴらさせていた。

「要らない、要らない・・・」

『ぴらぴら』は優しい『要らない』とともに、和やかな雰囲気に・・・なんていっている場合ではない。

 主犯格の女性の右手は、家族Aの上着の左ポケットに突っ込もうとしていた。

 

 ダッシュ!

 私は、これ以上出せないといった大声で、

「ダメ!!!」

と怒鳴った。

 

 彼女たちは営業妨害の私に、明らかに敵意のまなざしで怒鳴り返した。

「ダメ!!!」

 

「ダメ!!!」

は渦となって、彼女たちの仲間で連呼した。

 

「ダメ!!!」「ダメ!!!」「ダメ!!!」

 

 怖かった・・・・・・

 日本ではなかなかできない経験をした。

 ふと見ると、家族Aの上着の左ポケットは、財布やら小銭やらチケットの切れ端やハンカチで膨れ上がっていた。

 

 ご本人だけが、私や彼女たちが何故怒っていたかを知らない様子。

 

『君が一番悪いのだよ・・・』

私は、内心家族Aを叱った。

 

 家族Aのぴらぴらは行き場を失い、彼女たちが去った後も、少し寂しそうな表情を見せていた・・・

 

 

 

コメント (4)
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