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乱鳥の書きなぐり

乱鳥徒然    湿気た土から息吹きを吸い取り、庭の花々は嬉々としている。

 弁慶は『舞の本』「冨樫」では子供に扇を与え、子供から冨樫状の関の様子を詳しく聞く。
 子供の屈託のない姿がほ冷えましい。

 おそらく弁慶が子供達に分け与えた奥義は舞扇であったであろう。
 冨樫状に程なく近い山中に、今も姉妹が残っているのではないかと云った勝手な想像を思い描いて楽しんでいる。
 とはいえ、お話の中に自分を当てはめた想像に過ぎない。

 

 昨日は近隣の図書館に行き、日本思想大系の「中世神道論」「古代中世芸術論」から一つづつ読んできた。

 日本思想大系は「おもしろ草子」を持っているが、中世と名付くものは持ってない。

 もう少し時間を男児に使い、知りたいことを学び遊べる時間を多く持ちたいものである。


 ところで、近日に松竹座を訪れる。まずは○の部。

 天気が不安定なので、開場を大幅に早く訪れ、道頓堀界隈を散策して楽しみたい。

 
 大雨で大変な地方が気にかかる。

 諸々な事柄を考え出すと、昨日は一睡もできなかった。

 仕方なく、一晩ボケた頭で 漠然と本を開く。

 近頃のの私のようなお年頃の人間にとっては、徹夜は辛いものがある。

 暇を見つけて少しでも眠り、今日中に疲れを取り覗こう。


 早朝暗い間から中世の資料に取り組んでいた私。(これは前回にも書いた)

 良い資料に出会え、喜んでいる。

 湿気た土から息吹きを吸い取り、庭の花々は嬉々としている。



 

 
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