うるさい。しかし、人生は面白い。(乱鳥の、ネガティブ思考を向上心につなげる)
最近気にかかることがある。
美術館や博物館で、大声で話し、うるさい。
展示品に関係のない雑談を大声で話し、展示室に響き渡る。
また、展示に関する内容でも、大声でうるさい。
人が懸命に資料を読み味わっている横で、解説する。
小声ならともかく、大声で説明を聞かせてくれるように話す。
内容深いものなら一緒になって聴くこともできるが、おおむねその内容は説明プレートに書かれているような内容で、資料を読んでいる観客にとっては騒音でしかない。
説明者は正義なる行為の感覚で悦に浸り、自分の言葉に酔いしれているから、救いようがない。
また、先日のこと。
お品が良くないことで有名な大阪の私立K大学が2~30年の団体で観覧に来ていた。
学生もさることながら、大学のおばさん風(おそらく指導者か)の引率者は、嬉しくてならない様子で、大騒ぎ。 けして教員には見えないがおそらくおそらく引率者なのではあろう2.3名のおばさんは、大声で展示品と違う内容の雑談を学生に話し続け、その声は、室内に鳴り響いていた。
仕方がないので別室から見たが、その引率者は学生よりも騒いで、次の展示室にたどり着いても、騒ぎ出した。
大声で話し大げさに笑い、引率者は騒ぐ。
ここはグランドか?と問いたくなるほどの大声マシンガントークと笑い声である。
学生の中にはその引率者であろうおばさんに見習わず、静かに展示品を見ていらっしゃる方(しっかりと見定めた方に対して、たとえ学生であろうと敬意を払う)もおられた。
電車の中で大声で話す人は多いが、通路を挟んで大声で話し屋からは、たまらなくうるさい。
また、立っている人間と座っている人間が、当事者同士向かわず、立っている人間が第三者の座っている人間に向かって話しているのは、うるさくて仕方がない。
それが調子を壊している優先座敷に座って居ようものなら、なおさらである。
外国人は大声の場合が多いが、日本人とて同様。
こちらに向かって飛沫をとばし、読書は許されず、無駄な大声を聞き続けなければならない。
教養講座に行くと、意識高い系の方が多いであろうがそれとて同様。
席が2.3も離れているのに、人を挟んで大声で話す。
内容的には雑談ではない場合も多いが、席を2.3もはさんで、しかも大声で大声で話しのはいかがのものか、、、というより他人の時間を巻き込んで読書などの妨げになっていることを考慮しない。
また、人が読書していてもその席の真ん前に立ち、大声で他の人間に話し出す。
何が仏の心だと、首を傾げる。
その方、3.4席も離れているのに、大声でわたくしに対しても話しかけてくる。
それが長時間だからたまらない。ことに
周りの方々に迷惑だと思い、毎回わたくしのほうがその方がその方の近くに出向き、話さざるを得ないことになる。
そういった苦労には気づいてないのか、その方はさらに話を続ける。
よって、読書されていらっしゃる周りの方々にはわたくしも同類に思われ、渋い顔をされることさえあるが、当人は全く気付いておられない。
しているように
皆さんには私が近づき、話しているように映るであろう。なので、私は今では私語は慎み、音楽を聴きながら読書にいそしみ、徹底的に自分の世界に集中することにした。
また、何度も何度も私の知らない知識について間違いだの、知らないだのと攻撃されている。
なので私は私と一線を引くことにした。
なぜなら、私にはわたくしの世界があり、興味分野や多少なりともの得意分野もどきの世界があるのだから。
しっかりと自分を見つめなおす機会を下さったと、逆に感謝している。
だから人生は面白い。
自分の時間が欲しい。
自分とて未熟な人間だが、せめて他人への迷惑を減らし、自分の時間を大切にして穏やかに過ごしたいと思う。