(写真はイランのシーラーズ にある、エラム庭園のタイル画。
2007.9.中旬)
記録だけ
2008年度 60冊目
『トルコ 旅と暮らしと 音楽と』
細川直子 著
株 昌文社
1996年9月30日 第1版発行
244ページ 2200円+税
6月6日、 二冊の本を読む。
まず一冊目は、 『トルコ 旅と暮らしと 音楽と』 を楽しむ。
著者は小学校教諭だったらしいが、音楽専攻のかたで、ポップスや民族音楽など、音楽中心にかかれていた。
イランのサントゥールなども出てきて、少し嬉しい。
トルコのリズムは日本とは随分違っている様子で、7拍子や9拍子といった物がある。
そういうと、ピンク・フロイドの曲で、確か 7拍子のものがあったっけ。
このことを家族やこどもに説明すると、息子が突然 (下手な)ピアノを弾き、9拍子で三部作の舞台曲をいちびって、作り上げてしまったから、大笑い。
おだてると、フレディ・マーキュリーのような表情で、何度も何度も弾いてくれた。
彼は時々、このようなささやかな幸せを与えてくれる。
この本、トルコ人の性格表現はわかりやすい。
どこかに移動するときのバス事情なども良い。
ピアノといった幸せを運び、おまけにトルコについて、結構冷静に記され、参考になる一冊。