赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

法人税率引き下げ議論

2014-05-21 17:48:17 | 日記
 午前中は武蔵浦和で社会保険料の適正化のセミナーが。
 社会保険料の適正化とは言い換えれば社会保険料の削減ですね。
 中小企業の経費削減、営業利益アップに資すればいいとね。

 ところで本年4月までの県内倒産状況ですが。
 帝国データバンクに言わせると、小康状態が続いていると。
 しかし、足下の景況感と倒産にはタイムラグがあるので。
 この先も小康状態が続くとは限らないと。

 中小・小規模事業者は報道に惑わされること無く。
 しっかりと足元を固めたいものですね。
 そんな中での社会保険の削減セミナーでした。
 税金は利益が上がれば支払いますが。
 社会保険は赤字でも支払いませんと。

 最近アベノミクスという言葉が出てきませんね。
 第一の矢、第二の矢そして成長戦略の第三の矢が出てくる予定です。 
 規制緩和だなんだと。
 その中で法人税を引き下げ、20数%の欧米並みにしようと。
 これが第三の矢の目玉かしら。

 投資減税など既にに打っている施策で大企業の実効税率は20%台になっているはず。
 それでも設備投資が飛躍的に上がらないのに。
 本当に法人税引き下げが有効な施策なのでしょうか。

 反面、中小企業の優遇税率を引き上げようとの議論があります。
 中小企業は800万円までは20数%になっています。
 それでも全国の中小企業の7割近くが赤字決算なのです。
 中小企業・小規模事業者の意欲を削がないでもらいたいよね。
 中小・小規模事業者の7割が黒字ならわかりますがね。

 中小・小規模事業者の場合は家族に給与を支払い、法人は赤字にするという。
 そんな究極の節税もあるようですが。
 中小・小規模事業者の法人税を上げれば、そんな節税も増加するかもね。
 個人か法人の税率の安いほうで比較されるのですがね。

 確かに日銀の異次元緩和で円安になりましたし。
 公共事業の増加で潤う企業も増えました。
 オリンピックの開催もあり、インフレ傾向ですからね。

 世の中がバラ色に見えても中小企業・小規模事業者は惑わされること無く。
 流されることなく、足下の経営課題に取り組み続けることでしょうか。

 のど元過ぎれば熱さを忘れる
 未だのど元を過ぎていませんよ。

 そんなつもりでひと踏ん張りしませんとね。
 今日も楽しく仕事が出来ました。
 今日も応援いただきありがとうございました。
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コメント
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