昨日昼船は欠航し、強風の吹き荒れる御蔵島です。
どんよりとした曇り空、時折雪が舞い、寒い寒い御蔵島です;;;;
極めつけの強風になると、家のあちこちがミシミシっっと鳴る。。。
・・・コワい;;;
そのせいか?古壺がお出掛けしっぱなし?
ぃや、そのせいだけではなさそう・・・なぜなら初日夜「床下で戦う声が響き渡って」いて、
どなたかと古壺がヤリあっていたらしく、その後、
「二ヶ月居ない間のテリトリーがどうなっているにょか?!」と、警邏しに行っていると思われます;^^
たま~に帰ってきてメシ&水 ♪
寝不足つづきなのか?今はまったりお昼寝しています。
さて。
今は二月、二月と言えば、ここ毎年、島には獣医さんがみえられて、
野猫の去勢避妊手術を施している二月でもあります。
その指揮をしている山階鳥類研究所の「お」先生によれば、今年から、里親制度を開始するらしい、です。
募集コラムには古壺の写真が使われていました。(先生、事前にヒトコト言って下さい)
「可愛らしいのよ~見にいらっしゃいませんか?」と、「お」先生。
見に行ってみました。
捕獲は島のあちこちに罠が仕掛けられていて、
手術はとある島分けの近くで行われていて、
手術が終わり放された猫たちが、まだまだうろついていました。
風邪引いてるね、キミ;;;
罠を積んだトラックの荷台にも、
トラック走り出すよー早く降りなー;;;
手術を待っていた間、餌を貰っていたので期待しているのかも?ですが、
放された後は餌は貰えません。
テリトリーから連れて来られて頼んでもいない手術をされ、
身体の調子が悪かろうとなんだろうと放されて、
・・・怖いよね、寒いよね。。。
罠には囮の餌に釣られたカラスも。
此処御蔵では、ハシブトガラスは害鳥なので、役場に持って行くとなにがしか支払われる
・・・のかな?
これは役場の仕事だから、支払われない・・・のかな?
よく知りません。考えたくもない。
小屋の中には里親の見つかった「可愛い仔猫たち」が。
御蔵はオオミズナギドリ、通称カツドリの最大繁殖地で、
オカダトカゲやミクラミヤマクワガタなどの固有種、希少種を食害するため、と、いう名目で、
住民参画はされず、野猫捕獲&去勢避妊手術がなされています。
そして今まで、手術が終わった猫は、その小屋の辺りに放されていました。
古壺も元は御蔵の野猫。
拾われずに衰弱して死んで行く、そんな猫がどのくらいいるのか?
確かな数は知りません。
でも、ガリガリの野猫や死んでしまった猫を、過去に私は見ています。
それが今年初めて里親のもとに移送される。
勿論、里親が見つかって幸せな猫生が送れる子が増えるのはいいことだと思います。
ただ、「可愛い仔猫たち」だけ。なのが、ひっかかる。
「人間が移入してしまった動物なので人間の責任でどうにかしなくては」と、いうのは理解出来ても、
なんとなく、腑に落ちないうつぼです。
・・・この寒い中、あの猫たちはどうしているのだろう。。。
なんとなく気になってしまう、うつぼです。