おなかペコペコでやってきたのは、シエナで美味しい!と評判のオステリア。
「OSTERIA LE ROGGE」
http://www.giannibrunelli.it/italiano/osteria_osteria.html
かわいい雰囲気のお店です。
店員さんもにこやかな上、きちんと英語対応してくれました。
お昼なのでワインは遠慮しました。
他のお客さんたちは普通に飲んでいましたが・・・。
「Lingua Di Manzo In Salsa Verde E Radicchio」 13ユーロ
牛のタンをチコリの緑のソースと共に
最初、ちょっと臭うかなと思った牛タンは チコリのソースで払拭!
やわらかくて、タンの味がしっかり味わえる上、ソースがあまり強すぎず食べやすかった!
パンも、実はすごく食べやすくて美味しい。
塩がブツブツっと乗っています。
「Patata Fritta con crema di Romanesco」 10ユーロ
見た目も可愛いけど、ポテトのカリカリ感と中のクリームが対照的ですごく面白い。
クリームは雲丹に似た濃厚さ。
間違いなく美味しい一皿。
「Gnocchi di Patata con calamaretti, Bloccori e Cumino」 16ユーロ
ヤリイカとブロッコリーのニョッキ クミン風味
このニョッキは絶品だった。
クミンの香りが強すぎず、ブロッコリーとヤリイカのそれぞれの味がしっかりしていて
塩気と共に箸が進みまくる。
ニョッキもモチモチでジャガイモの美しい黄色が良かった!
「Tortelli di Ricotta con Pomodoro e Origano Sicilia」 14ユーロ
リコッタ入りトルテッリをシチリア風オレガノのポモドーロソースで
もっちりしたトルテッリとリコッタチーズは王道ですね。
ポモドーロのソースはオレガノの効果抜群でスースーします。
おなかが膨れる一皿。
「Spaghetti 'Faella' con guanciale di cinta 'Parisi' cipolla e Pecorino」 11ユーロ
ざっくばらんに言うと、ファエッラ社のスパゲッティを玉葱とグアンチャーレで和えたもの。
「Parisi」=パオロ・パリージさんの豚という意味らしく
畜産農家としてでは超有名な方です。
一方「ミスター卵」という愛称も。
甘い玉葱がよく絡んで・・・チーズをふんわり感じる一般受けするパスタでした。
パスタのゆで方が完璧だし味も優しく、よい豚の味がしました。
「Salsicce di Ginta Senese Alla Griglia con Millefoglie
di castaone e Maionese al Sedano Rapa」 20ユーロ
サルシッチャの香ばしさと香りのよさは1、2を争う。
食べ応えのある大きさで付け合せのセロリはマヨネーズで和えられている。
ちょいピリ辛な部分がとてもよかった。
「Guancia di Manzo alla Glassata al Vino Rosso e Champignon Fritti」
20 ユーロ
「6時間煮込んだんだよ!」と言われて登場。
牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。
上にのっかっているのはマッシュルームのフリット。
肉の繊維がものすごく美しくとにかく赤ワインのソースが絶品!
フリットも香りがよく味も濃厚。
これで20ユーロはお値打ち。
お会計は二人で119ユーロ(コペルト込み)でした。
ちょい食べ過ぎてしまった・・・
とてもよいお店でした。
居心地もよいし、料理は文句なしに美味しいです。
シエナまで来て良かったと間違いなく言えます。
メニューに中にはビステッカもありました。
素材の使い方がきちんとされていて、その上、見た目が上等です。
また行きたいと思うけど、シエナまでの1時間40分を近いととるか、遠いととるか・・・
難しいですね。
次は「シエナを後に・・」