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【試乗インプレッション】 フォルクスワーゲン トゥーラン 2016年モデルはいかに進化したか

2016-04-04 13:33:31 | クルマニア

ゴルフ7の点検中に新型トゥーランに試乗してみました。

例のごとく、自由に乗ってきてくださいと言われましたので、家族で20分くらい乗ってみました。

まずはエクステリアです。

人それぞれなので、主観になりますが。

パサート似の最近のフォルクスワーゲンの顔です。

グリルのシルバーがパサート並みに3本となっており精悍さと高級感があります。

サイドは逆に凹ませてあり、それがリアのコンビネーションランプまで続いています。

サイドウィンドウにはハイラインにはクロームの枠が施されています。

さて乗ってみると、まずキーレスエントリーです。

目の前にはカラーのインフォメーションパネルがありました。

室内のリヤミラーはフレームレスになっており、小ぶりで前方の視界が良くなっています。

走り出して気づくのは、まずそのスムーズさ。ゴルフ7と同じ1.4Lのはずですが、1速のしつけが良く、出足に乱れがありません。

この辺はゴルフ7の1.2Lに通じる物があります。

車重は1.5t越えですが、普通に走るのであればこのエンジンでも十分です。

馬力が140psから150psになっていますが、街中では実感できません。

同じエンジンですが2気筒休止システムは付いていないようです。

さて、トゥーランは初代と2代目を所有し、先代にも試乗しましたが、明らかに静粛性、乗り心地が改善されています。

そしてゴルフ7と比べても車重が重い分、乗り心地が快適です。

そして剛性感が半端ではありません。

ゴルフ7よりがっちりしています。後席の妻も塊に乗っている感じがすると言っていました。

相変わらずのシートの高さと(リフターをいじらなかったせいもあるかも)ペダルの位置が今ひとつ(ブレーキペダルが相変わらず高い!)なことを除けば最高なサルーンに乗っているような感じです。

前席のヘッドレストがパサート並みに前後に位置を調整できます。

これは便利なのでゴルフにも用意していただきたいです。

後席は、ホイールベースが10cm延長したことで広大な足下と3席分離しているためかけ心地は大変良いです。

前後スライドとリクライニングもします。

助手席はやっとレバーのみでリクライニングと前に倒れるようになりました。

3列目はやっぱりおまけですね。でもあると意外と便利です。2例目を前に倒すだけで乗り込めるようになりました。普段は収納できるので問題ありません。トノカバーのバーはトランクに収納できるようになったのも便利になりました。

試乗したものはブルーで大変鮮やかで綺麗でした。

カタログをもらってくるのを忘れたので、Webで調べてください。

残念な点は、ホイールベースが10cm伸びたら最小回転半径が10cm増え5.5mになってしまいました。

同じホイールベースと車幅のパサートが5.4mなのになぜ?

あとパサートでも気になったのですが、停まる寸前にエンジンが停止します。この時ハンドルもロックされるので気分が良くないです。

パサートではその際にハンドルをぐいっと力を入れて切るとまたエンジンがかかるのですが、トゥーランで同じことができるか試す機会がありませんでした。

あっ、そうそう。アイドルストップと言えば、私のゴルフ7よりかなり洗練されており、停まる時にはすっと、かかるときもそれほど大きな音はしません。全体に振動が少ないのです。

あとルーフバーはいりません。なぜ皆ミニバンになるとこれを付けるのか意味解りません。洗車の時の持ち手に位にしかなりません。

使っている人見たことないし、付ける方をオプションにしていただきたい。(いや使う人がいることも承知してますよ。でもそれはゴルフ7の人も使う人は使うし、ほとんどの人は不要なのと同じです)

値引きは結構あるようですので、これははっきり言って買いです。

と妻に言ったら、せっかくダウンサイジングしたのにまた大きくするのかと言われてしまいました(;;)。

ゴルフの後席がもっと快適ならなあと思う次第であります。(遠出の際は交代で運転するので後席に座ります。他の人の運転を助手席で見てるといらいらドキドキしますからね)


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