近所のHONDA販売店に行ったところ、実車が無いとのことで、少し遠いところまで行ってきました。
そしたらなんとナンバーが付いており、おそるおそる店員さんに聞いてみたところ、試乗OK!でもCVTですけどね。
色は、私が最もお気に入りのアドミラルグレーでした。
まずこの塊感がたまりません。フル装備のオプションで足回りも引き締まっています。
私よりかなりご年配の方がシートに座ったりとしていました。
リヤからはこんな感じです。
ボンネットを開けると、既知の小さな収納スペースがあります。フロントには既にストラットタワーバーが付いています。
とにかく何もかもコンパクトです。
リアのエンジンフードの上からは雨が浸入しますが、全く問題ないとのことです。運転席に潜り込むと、172cmの私でも10cm右に首を振ると屋根に当たってしまいます。
シートは上質なレザーで体にピタッとフィットします。
この小さなハンドルがまたよく出来ています。ゴーカートのようです。
これはSPORTモードにしたときの照明です。
明るさは変えられます。
ドアを閉めるとき、ドアハンドル部分に少しガタを感じました。ドア内張の強度が少し足りないようです。
お店の人と2人でいざスタート。
屋根がクローズだと斜め上方向の視界が無いため、信号が見えない。
のぞき込みながら信号が青なのを確かめて、アクセルを思い切り踏みつけてみましたが、CVTなので特に高揚感も無く、淡々とスピードが上がっていきました。
室内はビート(1回しか試乗したこと無いですが)と比べると段違いに静かで、軽ターボの音が少し聞こえる程度です。
さて、住宅街の少しでこぼこした舗装路では、ハンドルのぶれとドアのぶれが異なって何となくハンドルがぶれぶれのように感じました。なぜ気になるかと言うと肘の服が内装に触れているため、ボディーとハンドルが別々に振動しているのが解ってしまいます。
まだちょっと剛性が足りないのでは?と感じさせます。
SPORTモードに切り替えパドルシフトで変速してみると少し楽しいかもしれませんが、何速に入っているかの表示が小さく見にくい印象です。エンジンがスムーズ過ぎて回転数が分かりづらくちょっと使い辛いかなという印象です。
ハンドルの重さはちょうど良く、それほどクイックではありませんが、ダルでもありません。小さいハンドルと相まって小気味よく操作することが出来ます。
リヤに回ってみるとこんな感じです。
うまく撮れませんでしたが、真ん中の透明なガーニッシュ部分にバックランプが仕込まれています。
アイドリング時で後ろに回るとボボボと結構低い音が鳴っていました。
基準ぎりぎりだそうです。
オプションのホイールはこのカラーに合っていますね。
総合的には、CVTではやっぱり軽なのね的な力不足を感じさせます。
踏んだ瞬間にパーンと出る感じがしません。
MTに乗ってみないと楽しいのかよく解らないという感じでした。
でもきっとどこかのメーカでコンピュータをいじって100HPにしてくれるでしょうから、それを期待して購入してもいいかもしれません。
また、女性やお年寄りの方でもまだ熱い心をお持ちの方には十分楽しいかもしれません。
私は、MTとマツダのロードスターに試乗してから決めたいなと思いました。