最初は村田の「自然農場 風天」(中山さん)へ
無農薬・無化学肥料で固定種・在来種を年間100品目もの野菜を育てているそうです日本の農家さんで有機農法しているのが1%、固定種はそのうちの1%、1000人もいないのでは、と言っていました
露地栽培がメインですので端境期もあり、ハウス栽培を増やそうと思ってもハウスの設備費用などが必要となり、コストが露地物の3倍掛かるそうなんです農業経営の難しさや大変さがうかがえます。
秋晴れの中、軽トラックに乗せてもらって広い畑を案内していただきました。風を感じ、美しい風景に囲まれ、思う存分自然を満喫しました
ご苦労もたくさんあるとは思いますが、中山さんは、本当の豊かさのある暮らしができて、幸せ者だとおっしゃっていました。これからの夢もたくさんあって、お話しする姿がキラキラしていました。
2件目は角田の伊藤さんの畑へ。
いろいろな西洋野菜を育てていらっしゃいます。
ちょっと珍しい西洋野菜などは田舎ではなかなか売れないそうです田舎では食べ方がわからないので、なかなか手が出ないのでは。
とても広いブロッコリーの畑も見せていただきました。これだけのブロッコリー畑は初めて見ました。栽培・収穫の大変さが肌で感じられました
伊藤さんからは大人の食育の重要性についてのおはなしも聞けて、とても勉強になりました。心の底から農業を楽しんでいることがこちらにも十分伝わってきました
最後は「ねの吉」でLunch。
クリームチーズやヤーコン、豆腐、秘伝豆など地元のものをふんだんに使ったお料理の数々。リゾットに2種類のパスタ。デザートもリンゴのコンポート、クリームチーズのアイスと一つ一つ手も込んでいるし、量も十分あって全員大満足でした。
(産地交流部会:佐々木 久子 )