あけまして、おめでとうございます。
料理研究部会です。本年も「旬の野菜&果物おすすめレシピ」を宜しくお願い致します。
新年最初のテーマ食材は、お正月の雑煮や七草粥には欠かせない「せり」と
冬の寒~い時期に鍋の具材や薬味として大活躍の「ねぎ」のレシピです。
セリはセリ科の多年草で、日本全国の山野に自生しています。古く奈良時代にはすでに食用とされていた記録が古事記、万葉集に残されています。水分の多い土壌を好み、沢や河川の水際などに繁殖しています。
セリにはビタミンCやミネラル、βカロテンが豊富に含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守り、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める働きもあります。
セリの名前の由来は、1箇所から競(せ)り合って生えている生態から「セリ」と名が付いたとされています。英語では「ジャパニーズ・パセリー」といいジャパニーズハーブのひとつです。
全国のセリの生産量ランキングは第1位が宮城県、第2位が茨城県、第3位が大分県となっており、セリの栽培が盛んなのは宮城県と茨城県で、この両県で全国の約6割を作っており、どちらも露地栽培が中心となっています。
それではレシピの紹介です。
セリナポリタン
~セリたっぷり爽やかなナポリタンです~
<材料>(2人分)
セリ 1束 玉ねぎ 1ヶ ニンニク 1片 ソーセージ 4ヶ
卵 2ヶ パスタ 約200g ケチャップ 大さじ5~6
ウスターソース 大さじ1 塩 適量 コショウ 適量
オリーブ油 適量 バター 大さじ1
<作り方>
1)セリは3cmのざく切り、玉ねぎ・ニンニクは薄切りにする。ソーセージは、適当な大きさの斜め切りにする。
2)パスタを茹でておく。
3)フライパンにオリーブ油を入れ、ニンニク・玉ねぎをよく炒め、ケチャップ・ウスターソース・コショウで味を整え、ソーセージも加えて更に炒める。
4)セリを飾り用に少し残して、3)に加えてさっと炒めたら、パスタ・バターを加えて炒め和えて皿に盛り付ける。
5)目玉焼きを作り、4)に乗せ、残しておいたセリを飾って出来上がり。
<コツ・ポイント>
ケチャップの量はお好みで。
<レシピの生い立ち>
セリは和製ハーブなので、パセリの代わりに入れてみようと思い、作ってみました。
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
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(レシピ作成:大坪律子)
・長ねぎは弱火でゆっくり中が柔らかくなるまで焼くと、とろっとした仕上がりになります。
・ホワイトソースは缶詰め等を使うと簡単に出来ます。
<レシピの生い立ち>
葱があって、グラタンが食べたくなったので作ってみました。寒い冬にぴったりです。
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
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(レシピ作成:斎藤知洋)