こんにちは、料理研究部会です
8月は、夏休み・お盆・そして野菜の日
様々な行事がありますね。
野菜をたっぷり食べて、元気モリモリ
夏を乗り切りましょう
さて、今月のテーマ食材は「ズッキーニ」と「枝豆」です。
まずは、ズッキーニ
<ズッキーニ>
原産地はアメリカからメキシコで、栽培が始まったのはヨーロッパに
伝わった16世紀頃からだと言われています。
日本へは戦後になってから導入されたようです。
見た目はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。
完熟した実を食べるかぼちゃと違って、ズッキーニは未熟な実を食べます。
歯ごたえ、味はなすに似ており、形はきゅうりのような細長いもの・
丸いものもあり、色も緑と黄色があります
南フランスの代表的な野菜料理「ラタトゥィユ」には欠かせない食材です
ズッキーニの栄養素は、
◎カリウム
…カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、
高血圧に効果があります。また、長時間の運動による
筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。
◎ビタミンC
…風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。
◎β‐カロテン、ビタミンB類が豊富
…身体の中での代謝を促進し、アンチエイジング効果も期待できます
それでは、ズッキーニメニューを2品ご紹介します
ズッキーニのピザ風
~シャキシャキのズッキーニの食感が美味しいよ~
<材料>2人分
ズッキーニ 1/2本、ピーマン 1個、マッシュルーム 2個、
ピザ用チーズ 40g、塩・コショウ 少々
(洋風) ケチャップ 大さじ1
(和風) 白みそ 大さじ1
<作り方>
① ズッキーニは1.5cmの輪切りにし塩胡椒をします。
② マッシュルームとピーマンは薄切りにします。
③ トースターでズッキーニを片面5~6分焼き、ひっくり返し白みそ
(又はケチャップ)を塗りマッシュルーム、ピザ用チーズ、ピーマンの
順に載せ更に4~5分焼きます。
<コツ・ポイント>
ズッキーニは太いものを選んでください。また、チーズの上にピーマンを
載せて焼くとピーマンが見えて綺麗に焼きあがります。
<レシピのおいたち>
ズッキーニを魚焼きグリルで焼いて、お肉や魚の付き合せにしてましたが、
チーズを載せてみたらとても美味しいのでちょっぴり具材を載せてピザに
アレンジしてみました
(レシピ作成:JUNKO.SATO)
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
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ズッキーニとパプリカ、玉ねぎのマリネ
~カラフル野菜の簡単マリネ~
<材料>作りやすい分量
ズッキーニ 1/2本、赤・黄パプリカ 各1/2個、新玉ねぎ 1/2個、
(マリネ液)
オリーブ油 大さじ3、酢 大さじ2、砂糖 小さじ1、塩・胡椒 少々
<作り方>
① ズッキーニは5cm長さに切り、赤・黄パプリカ、新玉ねぎも薄切りにします。
② ズッキーニに塩をふり、5分おき水気を絞ります。
③ マリネ液を作り、野菜を漬けます。冷蔵庫で1時間ほど冷やすと味がなじみ美味しくいただけます。
<コツ・ポイント>
塩をふった野菜の水は十分絞ってください。
<レシピのおいたち>
きゅうりの代わりにズッキーニで作ってみたら、
食感もよく美味しいマリネができました。
ズッキーニは生でいただくのもお薦めです
(レシピ作成:JUNKO.SATO)
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
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次に、枝豆です。
<枝豆>
枝豆とは未成熟な大豆を収穫したもののことで、枝付きのまま使われることが
多かったことから「枝豆」と呼ばれるようになったと言われています。
枝豆として栽培されているものは大きく分けて3種類あり、種皮やサヤの
うぶ毛の色の違いから、「白毛豆(青豆)」「茶豆」「黒豆」に区別されます
宮城県では、枝豆をすりつぶしてペースト状にした「ずんだ(づんだ)」
を使った餅や和え物などの郷土料理があります。他の地域では別の呼び方もありますが…。
ずんだの語源は、豆を潰す意味の「豆打(ずだ)」が永い間に「ずんだ」に訛り
一般化したというのが有力で、命名者は伊達政宗公とも言われています。
他にも諸説としては伊達政宗公の陣中で、太刀で枝豆をすり潰したことが起源とされ、
その由来から「陣太刀」が変化し「ずんだ」になったとする説や地域によっては
「じんだ」「じんだん」とも言うため、「甚太」という人が作ったとする説もあります。
枝豆の栄養素は、
◎ビタミンB1
…糖質をエネルギーに変える働き。夏バテ防止にも効果がある
と言われています。
◎メチオニン
…枝豆のタンパク質にあるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共に
アルコールの分解を促し、肝機能の働きを助ける働きがあり、飲み過ぎや
二日酔いを抑える働きがあると言われています。
◎オルニチン
…美肌・若返りに効果的な成長ホルモンの分泌促進の役割を果たし、
疲労回復機能が高いアミノ酸の一種で、シジミなどに多く含まれて
いることは有名ですが、枝豆にも豊富に含まれています。
中でもだだちゃ豆にはシジミの数倍のオルニチンが含まれているそうです。
◎鉄分
…貧血に効果があります。
◎カリウム
…カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、
高血圧に効果があります。
それでは、枝豆メニューをご紹介します。
枝豆とかぼちゃのサラダ
~枝豆とかぼちゃを合わせて夏らしいサラダに~
<材料>2~3人分
枝豆 100g(正味)、かぼちゃ 200g(正味)、クリームチーズ 50g、
マヨネーズ 大1~2、粒マスタード 小1~2
<作り方>
①枝豆は茹でて豆を出しておく。かぼちゃはワタ・種・皮を取り除き、
茹でてつぶしておく。クリームチーズは適当な大きさに切っておく。
②ボウルにすべての材料を入れて混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やして出来上がり。
<コツ・ポイント>
調味料は、お好みで加減してください。
<レシピの生い立ち>
枝豆が残ったとき、サラダに彩りとして加えたら、
コクがあって美味しいサラダになりました。
(レシピ作成:大坪 律子)
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
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皆さまも旬の野菜で楽しいベジフルライフをお過ごしください。
来月のテーマは「ナス」と「ししとう」です。
ぜひお楽しみに!