昨日、病院へ行く前にちょっと買い物を済ませて車へ戻ろう
とすると、私の車と同じ車種だけれど、前右側のバンパーに
傷のある車があるって思って№を見てみると、それは私の車
に間違いないどうしてこんな傷がついているのか、信じら
れないくらいだった。最近出かけたと言えば限られているし、
狭い駐車場で浮かんだのは病院以外に考えられない。
いくら、運転の下手な私でもここまで当てて気がつかないは
ずがない。右前面の当て逃げに遭ってしまったとやっと、
事態が呑み込めた。
おそらく、私の右側に止めた車がバックで入れるときに当たった
か、出る時に左折で当たったのだろうえれど、ホントに、こんな
傷をつけて逃げ去られたかと思うと、大事にしているビオラン号
(愛車の名前ね)が可哀そう~思いがけない出費が出て
しまう私はもっと可哀そう~事故を起こしたわけでもないけれ
どって、頭では分かっていても悔しさがこみ上げる。
どんなに気をつけていても、隣にこんなドライバーに停められて
しまったら、終わり
ここで、暴露しちゃったら少しスッキリして来た・・・かも
「電車男」の掲示板が面白い!って友達に勧められて読んでみた。
さすがに、本、映画、ドラマ化(かなりの高視聴率だったことを今日
知ったくらいだけど)されただけに、何となく顛末は想像はつくにし
ても、次を読みたくなってしまい、一気に読み終えてしまった。
何度となく、目にすることはあったし、本は手にしたものの・・
電車男ってタイトルも秋葉オタの言葉からして、どうも惹かれるもの
もないし、危なげな印象が強くて、読もうとも読みたいとも思わな
かった。だから、ドラマも見たことも全くなかったことが、より新鮮に
引き込んでくれたのかもしれない。
私の読書傾向ってほとんど食わず嫌い的なところが在るから、
偏ってしまいがち(それ以前に、最近は読んでもいない)。
展開はこの掲示板だけが知っているのだろうけど、ついつい先走って
しまい、まるで、電車男の言葉を借りるならば”おまいら”の気持ちに
なってしまうなんて、想像もしなかった(@_@;)今でこそ出来上がった
ストーリーがあるけれど、この掲示板が出来ていく段階で、こんなにも
一人の恋の行方に個性豊かな”おまいら”が関わっていたなんて
ネットが生んだドラマに、今さらながらハマってしまった(遅いって)
入院生活は、見ず知らずの人たちと24時間共同生活を
しなくてはならなくなるから、慣れないうちは気苦労で
結構大変なものだけれど、今回私の部屋の人たちは、
明るくて気さくな方だったし、それなりの常識を持っている
方ばかりだったので、すぐに打ち解けて行けた。
他の部屋のリウマチの方(70代)が、話していたことを
聞いてとても頭に来てしまったことがある
今では、個人の自由だから病状にかかわらずカーテンを
引きっぱなしの部屋も在るんだけど、(同室の人と話を
したくない理由からだろう・・私なんて黙っている方が、
耐えられるものではないけど)、その方の部屋は、その上
に、エアコンはいつも強しかも、入り口の引き戸になった
形式のドアを(これって、結構重いと思う、リウマチの人には)
閉め切っているらしい
そのリウマチの方は、急性期で痛みの強い時期で、寝起きさえ
看護師さんに何度も頼むのが大変だからと、座っていることが
多いと言っていたし、歩行器を使って移動されている状態だった。
なのにいったいこの部屋の方、どんな心理で不自由なのを
知っているにもかかわらず、ドアを閉め切るなんて普通では
考えられないって思った(怒)
ある程度の我慢は出来るとしても、これでは、あまりにつらすぎる
と悲しくなったし、部屋へ帰ろうとされているその方の姿がとても
寂しそうにも見えた・・・私がどうこう出来ることではなかったけれど、
環境が少しでも改善されるようになり、気分も良くなってくれて、
その方の状態が落ち着くことを願うだけ
今日は、エンブレル通院2回目、入院とも合わせれば
6回目のエンブレル注射でした。
せっかく覚えた自己注射だけれど、外来では看護師が
することになっていて、今日は左腕にしてもらいました。
さすがに、まだ管理の厳しい新薬だけあって、マニュアル
通りの指示のようですが、今日は、検温、血圧測定、
問診もあり、その後、1週間ぶりに主治医の診察まで
(申し出ないのにもかかわらず・・診察日でもなかった
のに・・)していただけて、すっかり気分は安心感に
包まれました。
月曜日が祭日だったので、やむを得ず、火曜日に変更。
あいだ一日おいて、また今日、通院だったせいか
連れて行ってもらったわりに、少し疲れが出てしまった
けれど、睡眠でバッチリとりもどせるでしょう~
エンブレル手順を説明したいのだけれど、上手くまとめられない
ので、その前に今度の14年ぶりの入院で必需品と感じられたもの
を書きます。
①やはり、これなくしては耐えられないもの・・携帯わずかでも
つながっていると言う安心感とHPの掲示板も動かせたし、
フロアにはOK(通話)の場所があり、利用しやすかった。
②音楽ばかりが必需品と思っていたのが大間違い
意外と聞くものではないラジオに救われた。TVはどうしても
側で見なければならないし、姿勢も悪くなるが、ラジオは
イヤホンで聞いたり、食事の時はスピーカーで低めで聞いたり
何より邪魔にならない存在だった。
③新聞、これは、家族や友人から「読まないとボケるよ~」と
勧められ、家にいる時以上に隅々まで見たりした。
④クロスワードパズルの本、同室の方も結構、本を開いては、
されていたので、私もすぐに、クロス仲間になってみた
退屈な時間、静かにしていたい時間は、ボールペンを持って
本を開いた。小説は集中できず持っていっただけに終わって
しまった
⑤葉書メールで済むとは言っても、長く打てないので、普段は
手書きしないのに、マーカーセットまで持って行き、手紙を
書いたりした。
これら5つのおかげで、退屈な時間、また、そんなに話ばかり
したくない時間もなんとか過ごせるようになれた・・・・・。
そうこうしているうちに、退院の日になったけれど
エンブレルを覚えるための入院がとりあえずは無事に終わった
初日から、肺のCT検査、胸部レントゲン、ツベルクリン反応検査
と、結構慌しさもあり、また、一通り同じ部屋の人とも、挨拶程度
の話もしなければならないし、さすがに疲れ果てた。
やたら、質問が多いし、話し出すと止まらないし(これは、私の
せいだけれど)
エンブレルのパンフレットをもらい、早速夜には、エンブレルの
ビデオを見たのだけれど、始めは手順がややこしくて、こんな
難しい操作が私に出来るかな・・・と戸惑いは隠せなかった。
それでも、偶然にも隣のベットの方が、エンブレルのために入院
していて、色んなお話をしてくれたことで一気にやる気になれた。
同じリウマチの人って、どうしてこんなに話しやすいのだろうって
思えるほど、すんなりと互いの状態を話せる。
隣の方が、自己注射を初めてする時は、すかさず「見せてもらって
いいですか?」と頼み込むと、快諾してくれて、不自由な指先ながら
もサラリと流れるように済ませる注射の仕方に、また勇気をもらって
しまった。主治医まで、「Hさん(隣の方)が出来るんだから、誰だって
ビオラちゃんも出来るって」とも言っていただいた。
月~金まで、毎日自己注射の練習セットを看護師さんに教わりながら
手順を進めるのだけれど、針を刺す動作だけは、お腹代わりに使う
”練習用パッド”なるものがある。
その日から、密かにお腹をつまんで見ては、どこにするかベットで
イメージする毎日が始まることになった。