俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●次元俳句0228・端(空間)05・伊藤伊那男01・2015-05-24(日)

2015-05-24 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句0228・端(空間)05・伊藤伊那男01・2015-05-24(日)

【→次元俳句-索引 俳人一覧()】

 

○「端居してしみじみと世の端にをり」(『知名なほ』第2句集)(伊藤伊那男01)

季語(端居・夏) 「はしいしてしみじみとよのはしにをり」

【鑑賞】:「端居」とは、縁先など家の端っこに居て涼んでいることで夏の季語です。しみじみと考えてみると、なんとまあ世間の端っこでいままで生きてきました。

 

伊藤伊那男(いとういなお)

○好きな一句「翅たたみ訃の使者めきし火取虫」02

季語(火取虫・夏) 「はねたたみふのししゃめきしひとりむし」

【Profile】:1949年、長野県駒ケ根市出身。1982年、→皆川盤水主宰「春耕」に入会。春耕賞、春耕創刊25周年記念賞受賞。「春耕」編集長。「銀漢」により第22回俳人協会新人賞受賞。俳人協会幹事。塔の会会員。日本文藝家協会会員。2011年「銀漢」創刊主宰。居酒屋「銀漢亭」経営。


伊藤伊那男掲載句
03ふるさとは闇のぶ厚き節分会(節分会・晩冬)〈色彩・闇色〉2019/2/3



コメント    この記事についてブログを書く
« ●三色絵俳句0227・突き出した... | トップ | ●五感俳句0228・涼感05・田代... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

次元俳句」カテゴリの最新記事