・・・きっと、皆さんはご存じなのかもしれません。
ただいまあ!!
和さん、お陰様で無事イタリア旅行から帰ってまいりました。
そして、今回の旅が一般のツアー旅行では経験できぬものだったと改めて実感しております。
旅から戻って10日が過ぎようとしていますが、まだまだ夢の中にいるような気がします。
夫は、イタリア好きで何度か訪れているようでしたので、
かなりスペシャルな旅の時間であったように思います。
約二週間の、イタリア旅行は兼ねてからのお約束でもあり、
(中高年の)新婚旅行でもあったわけですが、
・・・・ごめんなさい事後報告になってしまいましたね。
お仕事を完全に離れて、2週間の旅はとても贅沢な時間となりました。
さらに3月はオフシーズンでもあり、経費はかなり格安だったのだと聞いています。
さて、旅のお話に戻ります。
今回はイタリアを代表する入門編の4都市を訪れました。
ヘルシンキ経由でミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマと、
事前準備もなさぬままに旅立ち、気が付いたらあっという間にミラノに着いておりました。
(と、和さん流の旅はダイレクトに現地から入る訳です)
ミラノは、家具の見本市やファッションの最先端の街で有名ですが、
初めて見るミラノ中央駅のスケール。その建物(ムッソリーニの時代の建築)に圧倒されました。
まるで、中世へとタイムスリップしてしまったような、でもしかし、
ハイカラなミラノーゼが行きかう街中は、イタリアヘ13時間もかけてやって来たんだと感じさせました。
ヴェネツィアは、発祥の地トルチェッロ島の聖母子像に会いに行くこと、リドへ行くこと・・
ローマはスペイン広場で、王女さまの気分でジェラートを・・なんて想像をしていました。
それが、なんとヴァチカン広場でローマ法王に謁見できたのです。
旅には、素敵なサプライズもつきものなのですね。
瞬間瞬間が、驚きの連続。スペシャルがたくさんありましたから。
ヴェネツィの教会で、催された音楽会もそのひとつ。
ヴェネツィア室内楽団のビバルディ『四季』は、
なんとも軽やかで楽しい演奏で、あっという間に終わってしまいました。
・・・まだまだ、ほかにも書きたいことが山ほどありますが、
和さんにとって最も初めてで感銘を受けましたのは、
皆さんはご存じですよねと冒頭に書きました、
フィレンツェのことなのです。
うーん、地名は知っていたのですが・・・多分(笑)
この都市は出来上がった時代のままの姿、
芸術性を徹底的に求め貫き究めた者たちが死ぬまで作り続けた街なのだと思いました。
建物のあちらこちらに、ミケランジェロ、ボッチチェリ、・・・が姿を現すのです。
気が付けば遠くの影の中にも・・そんな不思議なところでした。
聖堂や広場や石畳の路地の中にも、それはそれは、暖かな熱い魂が感じられたのです。
中でも、ウフィッツィ美術館は圧巻でした。
未だ何が起こったのか頭の中で整理できないでいるのです。
只々、感銘を受けるのは、全世界の人々に惜しげもなく楽しみと芸術と深い愛、
もしかすると悲しみや苦しみ戦いのすべてをも残してくれた中世の人々
(メディチ家の存在の偉大さ)に感嘆するばかりなのです。
書物を開いて、代弁してもらおうかとも思いましたが、
今の和さんでは自分の言葉でヴィーナスや受胎告知の感動を伝えることはできない気がいたします。
夫が近く茶戸庵ホームページにて写真をアップしてくれますので、その時までお待ちくださいね。
今回の旅に笑顔で送り出してくれた家族、友人、そして皆様に感謝の気持ちを込めてご報告させて頂きます。
最後までお読みくださってありがとうございました。
和さん拝