ありがとう・札幌

日本茶インストラクターとして、時々札幌に呼ばれます。
今回は、日本茶普及協会主催『お茶と健康フォーラム』のお手伝いでした。
雪の降る中、お着物で一泊二日の旅に出かけてきましたよ。
会場は、札幌時計台お隣りの経済センタービルでした。
和さん久しぶりの観光気分を味わってまいりました。
食とお茶の健康対談では、どさん子ワイドの星澤幸子先生が大森正司先生と
テンポのきいたお話をして下さいました。
流石、茶道も嗜まれる星澤先生、
お茶のお料理や健康効果などもしっかり踏まえたお話となりました。
この日は、花紫のお着物がお似合いでとても素敵でした。
テレビや写真を拝見するよりずっとお綺麗だと感じたのは私だけかしら・・

茶育のすすめ、お茶の話あれこれ、タイトルに沿った楽しいお話を聞くうちに
これからも、お茶とともに歩もうと自分なりの確認作業をしていました。

まだまだ、お茶の事、何を、どう進めていこうかと思い悩んでいるとき、
いつも、札幌は元気をくれました。
札幌って？可笑しいでしょ？
車窓が、地下鉄が、大好きな店が、そして友人が、仲間がいるのです。
全て、トータルに勇気と元気をいただくのです。
朝、自宅の玄関を出た時から始まるのです。
元気をいただくセレモニーが、札幌出張はいつもそうなのです。
１０年来の友人が、ゆっくり待っていてくれるのです。
それも、私ひとりのために時間を取って待っていてくれるのです。
すごく我儘に過ごさせて頂いて、ありがたく感謝の気持ちいっぱいですよ。
きちんと、心を込めたありがとうが言えたかな？っていつも思うのです。

今回は、私のために映画をプレゼントしてくださいました。
『レオニー』日系人彫刻家　イサム・ノグチの母親の物語でした。
貴方だったら、この映画を共有できるはずだから、
彼女が最近観た映画ではかなりのポイントだそうです。
脚本、写真を松井久子監督が自ら務めています。
美しく優しい心のある力強い映像でした。
（真ん前の席で、かぶりつきで見てしまったもので・・・）
芸術家の母親として、自分の信念に忠実に、美しく力強く生きた
アメリカ人女性の最後を見て涙が溢れました。
時代はまだまだ厳しかったのですね。
涙が止まらず感動でいっぱいな私、
そのまま初めてのＪＲタワーに昇ったのでした。
夕日がとても美しかったです。
タワーへの招待券も友人が用意してくれたもの、
涙を拭くためなのか、朝出がけに手作りの綿のマフラーを
プレゼントしてくれましたね（笑）偶然よありがとう。

今回の札幌も、たくさんの元気をいただきました。

お茶の大森園の社長、お呼び頂きありがとうございました。
そして、これからもどうぞ宜しくお願い致します。深謝