病気なんかに負けない!わだじゅんの乳癌日記

病気のこと,職場のこと,家庭のこと・・・
その日のつれづれを記していきます。

そんなに泣くな!って・・・

2016-10-19 22:15:11 | 職場
つい先日、職場では2時間続きの授業参観が行われた。

2学期に入ってからは、運動会以来。

学年の特性もあってか、結構な保護者の方がいらしていた。
平日だったにもかかわらず、父親の姿もちらほら・・・
夜勤なのかな?
休みをとってきたのかな?
公休日なのかな?

そんな中、1時間目の公開が終わり、5分休みに突入。

すると、教室で泣いている児童を発見。

近づいて聞くと、そばにいた母親が答えてくれた。
「(私に)帰ってほしくないんですって・・・。」

どうやら、仕事のために戻らなくてはならないと聞いて
悲しくなったらしい。。。

「大丈夫ですから戻ってください。」とも
「もう少し参観できますか?」とも言えず・・・
母親に任せることにした。

そんな子がいたかと思えば、廊下で泣き声が・・・
こちらも、母親と離れるのが寂しくなったようで、
洋服を引っ張って、「帰すもんか!」とばかり抵抗していた・・・

そんな様子をみていたからなのか、次の時間の公開では、
泣き出す子が出る始末・・・
それも、一人や二人ではない・・・

覚えた今月の歌を 親がいる方に方向転換して歌ったのだけど
泣いている我が子を見て、目にいっぱいに涙をためている親御さんもいた。
それから、今にも泣き出しそうな子を見て、私の方を見て
「SOS」らしきものを送ってくる保護者もいた。

こんな風景は、教師になって初めてのことである。
もちろん、学年末の最後の授業参観や二分の一成人式などの時には
感動の涙を見ることはあったのだが、ごくごく普通の授業参観で
あっちでもこっちでも涙・涙・・・というのは、私自身がお初のことで
驚いてしまった。

きっと、愛情いっぱいに育てられているんだろうな。
保護者も、子どもと離れるのが辛いのかもしれないな・・・と。

時代は変わってきたのだね・・・
それとも、私が冷めているのだろうか・・・



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コメント (8)
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