我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

信用創造

2013年05月16日 | ことばの説明

 

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 江戸幕府の腰抜け役人が、強欲で居丈高なアメリカに、押し切られた。

 

 

 

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江戸幕府の腰抜け役人が、強欲で居丈高なアメリカに、押し切られた。

 それでどうなったかというと、アメリカの商人とか外交官は、1ドルの銀貨でテヅマを使い、最後には夫れを、3ドルに化かした。ねずきち氏の説によると、なんとその「カスリ」で北米の商人と政治屋は、南北戦争の戦費を捻出したのだという。ほかのデータで確認したわけではないのだが、それで200万丁にも及ぶライフルをあつらえたのだという。 (これ前に書いた記事の一部です。ご覧になるには、こちら をクリックしてください。)

 

  現代の貨幣経済社会では、いま有るすべての富を買い取ることの出来る、貨幣が世界を流通している。そして此の貨幣を発行する権限は、民主集中の政府に有るのではなく、民間の任意の団体が専有している。日本の場合は、中央銀行たる日銀が紙幣を発行し管理している。これ一応は、政府が持ち株の過半数を制しているので、政治権力でのコントロールが出来る建て前にはなっている。ところが中川昭一氏の、「泥酔会見」のプロットに見られるように、現実的には政府の統制は有名無実なのだ。これがアメリカとか欧州では、完全にあっち側がこの通貨発行・管理権を専横している。ドイツもヒトラーの時代には、独逸政府が通貨を管理していた。それが第二次大戦以降は、ドイツの通貨管理権も、アッチ側が取りもどした。イタリアに関しても似たような構図がある。つまり、先の大戦は通貨管理権を廻っての、国家権力と金融勢力との闘いだった。今の日本でも、政権公約(マニフェスト)をうたって政権交代させた民主党は、この公約をことごとく反故にした。

 つまり、現実の日本では、やはり 「通貨発行管理権」 を有している、アッチ側の勢力が、日本政府をもコントロールしているのだ。この勢力の中核は日本銀行ではある。しかし 「信用創造」 が出来るのは、なにも中央銀行たる日銀ばかりの専業ではない。信用創造つまり、あらたな有効貨幣の発行(カレンシーのいわば印刷)は、銀行ならばどの銀行でも出来るのだ。銀行は自分の保有している預金などの何倍ものカネを貸すことが出来る。一般には、12倍もの資金を貸せるのだ。

 
 日本銀行のヒミツ-本当の「信用創造」は絶大なパワーを持っている

 

 

 つまり銀行ならば、カネを借りる人なり企業を見つけて貸し出せば、その時にカレンシーを印刷したことになる

 

 

 なぜ銀行がカネを貸すのか。

       サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会 サンタ・マリア・デル・フィオーレ

 一般には利子を得ることが、一番の目的と学校では、デタラメを教える。ところが本当の目的は、枯れ葉を頭にのせて、えいっドロンで作ったお金を、土地とか建物、あるいは欧米ならば貴金属とか、絵画骨董などの現物と取り替えることが、究極の目的なのだ。なので銀行屋は景気が良くなることを望まない。景気が悪ければ、金を借りた個人とか、企業はカネを返せない。そこで担保に取っておいた、土地とか貴金属を、取りあげるのだ。

 たとえば金融資産を、50兆円抱えている銀行があったとする。

 それがたまたま、貸し付けを、400兆円成約出来ていたとする。そして金融恐慌とか最近のように世界金融危機で、景気が悪くなった。それで、たとえば、150兆円分が焦げ付いた。そうすると裁判とかあるいはヤクザ・暴力団を使って、担保の土地とか機械や工場を取りあげる。つまり元金は、50兆円しか無かった。それが景気が悪くなれば、150兆円もの現物が自分のものとなる。日本では江戸時代までは、金貸しは卑しい仕事とされた。メクラの座頭とかに、特別にやることを許していた。ところが欧州では、ルネサンスのメディチ家のように、15世紀には金貸しが国家を牛耳っていた。金貸しの担保は土地とか家作だけではない。何もなければ、人間そのものが担保となる。つまりユダヤこそが奴隷制度を、近代資本主義の世界にまで生き延びさせた張本人なのだ。

 

 

 

 日銀は 盗人やど

 

さてお次は、国際金融の番頭が

盗人だということの、その悪あがきの

一幕がはじまったという、馬鹿馬鹿しいお話です。

 

一般の人には理解が困難かも

しかし、わが郷の読者ならば、ピンと来る はず。

 

リスク金融商品といえばおなじみ、サブプライム・ローンのでたらめから始まった。

そしてこの後始末を、キムチ金融官僚の黒田番頭が、どさくさに紛れてやっちまおうという、詐欺金融行政の一幕です

上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)などと謂えば、一般の人はなんのことやらチンプンカンプン。ところが、たとえば乱暴な比喩だが、サブプライムローンの不良債権を、ETFとかREITなどのレッテルに貼り換えて日銀に買い取らせてしまえ。というトンデモな、盗人行為のこと。さてここで、岩田 規久男氏など脇役のキムチ一座がどのような振り付けで踊るのかが見ものとなる。

 

 

 

 

 ごっつおう (ご馳走) は小勢 ごっつおう (ご馳走) は小勢

 

日本の場合は、

通貨発行管理権

つまり、お金を 「印刷」 する権利は、日銀というよりも、

 

ホントは、市中の銀行など金融業者が占有している。

失われた、20年の 「金融改革」 の前までは、貸し剥がしなんぞはなかった。

それで、企業経営者は銀行などから金を借りて、どんどん事業を盛んに盛り上げていた。

 

銀行は無い金を貸すことができる。

このことを経済用語では、「信用創造」というのだが、早い話が「金銭消費貸借契約書」を取り交わして、銀行が借り手の口座に当該金額を振り込む。そして銀行は自分の貸付金勘定の台帳に、「誰それへの貸金いくらいくら」とか記帳すれば、あら不思議、実物経済に流通すべきお金を、「印刷」したことになる。そして本当に人の手から手へと渡って流通する現金が足りなくなれば、日銀が指示して現金が増刷される。なので本質的な言い方では、お金を「印刷」しているその主体は市中銀行である。

その市中銀行が一般の実経済の事業者にお金を貸して、実物経済の資金量を増やすことが、経済発展には欠かせない。

 

  借金の塩漬け 借金の塩漬け

 

それを今回【共同】の記事で紹介したように、金融のリスク商品を日銀が買い入れるというのは、アベノミクスの趣旨から逸脱している。

つまり親父が自分の娘に手を出して孕ませる。

これって明らかなる、ルール違反です。

 

これでは日本の富の偏在はますます大きくなる。

どんどん倫理を逸脱した、金融だけのそして、その邪な欲望を満たすために、国際貿易でインチキをする。この風潮はどんどん膨らんで、やがてこの日本もソドムのような悪の街に徹底的に堕してゆく。日本人はすべて、御上の赤子であり、あまねく金融資金を現場、現場へと行き渡らせねばなりませぬ。

 

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