毎朝祈る場所がある。
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古井戸はガジュマルの木の根っこで取り囲まれている。
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子供ころは青空の下に石で囲った井戸から水を汲んで使っていた。
中学生のころに石のそばに生えていた桑の木を切り取った覚えがある。
弟が松の木を植えて、父の木としたという作文を書いた。
排水路を作る必要があって、
父によってその松は切り倒されてしまった。
高校生か大学にはいってからかは確かではなかったが、
セメントを練り、排水路を作る手伝いをした。
父の耳が一時聞こえなくなって、
祈祷師に伺いをたてたら
井戸が汚れているからだということだった。
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井戸の汚れ物を取り除いたら
不思議と父の耳が聞こえるようになった。
私の耳が難聴になったのは高校二年生になった誕生日。
大学受験の勉強を始めて間もなくのことであった。
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赤崎の鍾乳洞の探検から帰ったあと、
自分の家の近くにも洞窟があると想定し、」
田んぼの一角の竹藪にある鍾乳洞の入り口をつるはしでほじくることにした。
なかなか手ごわくて、結局は
あきらめた。
そんなこともあって、
私の難聴は神様が下した天罰だと思っている。
そのころから地質学に興味を持っていたので、
そのことは、今も生かされていると思う。
毎朝、断酒の誓をするのがこの井戸前である。
数日前から
はき掃除も始めることにした。
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これからも心を清める場所にしていきたい。
キャーラドゥキの神様に祈る。
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アジンチェーには兄と妹がいるが、
兄のキャーの神様のことをおろそかにしている。
キャーラは農業の神様といわれているので
私のところで祭ることにする。