イタドリ
2021-04-15 | 料理
先日、蕨採りに行ったついでにイタドリも収穫してきた。
葉の部分を天婦羅に、茎を下処理しておいた。
そのことをドイツの娘に話すと「最近はイタドリを食べるようになったの?
こちらはそろそろ収穫できるかな? 楽しみ。」という返事。
昔、子供の頃は山で疲れると食べていた思い出はあるけれど、
食べるようになったのは、この5~6年前からだ。
広告でイタドリの粉末というのが痛みに良く効くと有ったので、
イタドリなら近くにいくらでも有るから試してみることにしたのだった。
その頃は、関節とか身体のあちこちが痛くてヒアルロン酸とかグルコサミンとかコンドロイチンとか、鮭の軟骨、鶏のトサカとかいろいろ試していたっけ。
どれもあまり効いていなかったみたいで、サプリとかは欠かせなかった。
飲み薬を止めたのを機にそれも止めることにした。
気がつくと、傷みの全くない体になっていた。
娘に聞くと、イタドリはそこら中どこにでも有るという。
調べたら、
シーボルトによってヨーロッパに持ち込まれ、侵略的外来種として嫌われているらしい。
筍の頃、地面から筍やアスパラガスのように出てくる。
太目で節と節の間が短いものが美味しい。
ポンと音がする部分で折る。
茎は皮をむいてサッと湯通し、一晩位水にさらす。
茹で加減、さらし加減は好みの所で調整する。
長期保存には、
塩を振って寝かせ、出た水を捨てを二回くらい繰り返して、それを塩漬けで保存。
使う時一晩水にさらして使う。
料理法は、みそ汁、炒め物、煮物等々。
今回私は、葉と先端部分を天婦羅に、
茎は油揚げと炒め煮にして蕎麦つゆで味付けしたが、美味しかった。
根は天日乾燥させたものを虎杖根(こじょうこん)といい、緩やかな便秘薬。
若い葉は止血、鎮痛効果が有るとされる。
イタドリ=痛取り とか。
今のところ体調は万全なので、好きだけれど食べ過ぎないように注意しよう。
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