室戸岬の宿の窓から日の出が見えるというので、早起きして日の出を拝んだ。
残念ながら雲がかかっていて、こんな日の出だったが一応拝むことは出来た。
美味しい朝食をいただいて本日の予定通りスタート。
今回の旅の目的の一つは、四万十川の天然鰻を食べる事。
食べられるかどうかは当日電話で確かめる事にしてあった。
残念ながらダメだった。
どうしよう…
養殖ウナギでも良いかなぁ
と思ったものの…
急遽予定変更で、お遍路さんもどきをする事にした。
朝食後に思いがけず話の弾んだ女将から、「せっかくここまで来たのだから、近くの札所だけでも行っておくべき」と言われていたので。
土佐室戸岬の近くには、24、25、26番の仏教寺院が有るのだと。
お遍路さん。言葉は知っていたけれど、ほとんど関心が無かった。
こんな我々が行って良いのだろうかと思ったが、お参りして来た。
お仲間の観光客も居た!
24番
25番
26番
ちゃんとしたお遍路さんに申し訳ないので詳しくは書かない。
次回、よく調べて招かれるような事が有ったら、その時に。
こちらはドライブ旅行なので、走っていると、今まで気付かなかったお遍路さん関係に気付くようになった。
歩きお遍路さんとか、自転車お遍路さんとか、お遍路さん用休憩所とか…
それを知っただけでも、凄い事だと思う。
憧れの四万十川へ。
佐田沈下橋
憧れのと言っても、大した基礎知識も無かった。
以前は違う名前の河だった、とか天然ウナギが食べられるとか、秘境だとか…。
沈下橋なんていうのも知らなかった。ホントに知らない事だらけ!
四万十川は、平成6年までは渡川というのが正式名称だった。
そして、かつて舟運が盛んだった時代は橋は無かった。沈下橋は戦後作られるようになったらしい。
欄干の無い沈下橋にした訳は、この辺りは台風被害も多いので、簡単に安く、壊れにくく、修理も楽だということなどなど…。
宿は最高!(何処も大当たりだけど🎯)
こちらでも肉が!
感謝して頂いた。
でも一番良かったのは
イタドリ
なんと高知の郷土料理なのだと!
こちらの人は春四月頃イタドリの収穫期になるとソワソワするという。あちこち探して一年分のイタドリを採って保存するらしい。
こちらの人は春四月頃イタドリの収穫期になるとソワソワするという。あちこち探して一年分のイタドリを採って保存するらしい。
宿の女将(?)も、もちろん自分で採ってきて、下処理、塩蔵、冷凍しているとの事。
作り方を聞いて、ドイツの娘に教えてやった。
ドイツに限らないが欧米では侵略的外来種なのだそうで、いくらでも有るから大喜び。
道の駅でも売っていたが、買うこともあるまい、来年になったら採りに行こう。
楽しみだ。
夜になったら、宿の主人夫婦が車で勝間沈下橋に連れて行ってくれた。
今夜は珍しい事に客は我々二人しかいないとのことで、お二人が行きたかった蛍を見に行くのに「良かったらご一緒にいかがですか?」
何年も見たいと思っていた蛍を見る事ができた‼️
まるでイルミネーションだ。
絶景夜景ともてはやされるが、エネルギーの無駄使いとか、自然を損なうもののような気がして、私は好きでは無い。
それにひきかえ、この蛍の素晴らしさ!
残念ながら写真には写せなかったが…
こんな所まで車でやって来て、自然を損なうなんていう事自体自分勝手ではあるが…
まだまだ自分勝手で恥ずかしい話もある。
落ち着いたら書こう。