鬼門だらけの阪神タイガース。ファン歴40年の作家が、阪神タイガースが負ける訳を人知れず分析して呟くブログ

東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、名古屋ドーム等の鬼門球場や聖地甲子園で繰り返される阪神の負け試合を中心にアーカイブ

金本の広島への意識が選手に伝染・・・。

2016-07-09 23:17:30 | スポーツ
確かに、叩き上げともいうべき
選手が活躍している広島を
意識するのは、
やむをえない気がする。


自分の古巣である。
意識するなという方が
無理かもしれない。

しかしながら、その意識が
選手にうつってしまうのは
問題である。

今日も、ノーアウト満塁や
ノーアウト3塁で
後続が凡退し、
チャンスを逃している。

これまで、阪神は
広島のお世話になりっぱなしであった。

FAでの金本・新井の獲得、
シーツの獲得。
今年こそアシストするので
どんどん勝ってください!!


それくらいの気持ちで臨めば、
もっと楽に勝てる気がしてならない。


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金本監督の良い点、悪い点を総括!!

2016-07-09 08:21:26 | スポーツ
藤浪への懲罰続投が
一夜明けて、やはり話題となっているが、
改めて、金本の良さ悪さを
検証してみたい。


【良い点】
■厳しさの注入
広島から阪神に移籍して
そのチーム内外の環境差を
知っているだけに、
とにかく阪神にありがちな
生温い体質を打破してくれそうな気がする。


事実、金本が選手として加入してからは
Aクラスが普通になったし、
読売にも勝てるようになった。
(逆にいなくなってまた勝てなくなった)

■打者としての説得力
華奢な控え選手から、
ホームラン、打点、打率、
そして連続試合出場と、
球界を代表する打者にまでなった
努力の人だけに、打者指導に
半端ない説得力がある。


自分を超える様な打者は
まず見当たらない為、選手も
素直に、耳を傾けるしかない。

結果、新人やこれまで伸び悩んでいた
打者が結果を出し始めている。

■選手起用にメリハリ
結果はともかく、ここ一番の場面で
積極的な代打攻勢を行うなど、
負けても、攻める姿勢を、
見せている。


少なくとも、なんでここで
代打・坂?みたいな期待の持てない
采配はなくなった。

【悪い点】
■投手に優しくない
投手の球数や起用イニングにリミットがない。

特に藤浪には、開幕直後から
球数を投げさせ過ぎだし、
昨日の161球はその象徴。

故障がちな岩貞についても、
配慮することなく引っ張り過ぎるので、
結果的に負けが多く
ついてしまっている。

打者は骨折しても片手でヒットを
打てることを金本が証明したが、
投手は骨折どころか炎症でも
投げられないという認識が薄い気がする。
(打者と同じ感覚で接しているのかもしれないが)

結果、有望な若手投手を潰しかけている。

■相手を挑発し過ぎる
スポーツ記者へのサービスの側面や
古巣・広島への過剰な意識も
あるのかもしれないが、
やり返すだの、ゲーム差は関係ないだの、
公言しすぎる。

唯一、前任の和田が良かったのは、相手を
挑発しなったこと。結果、2014年には
いつの間にか日本シリーズに出ていた。

■その他
スターティングメンバーをいじりすぎる。
オープン戦なみに、若手を試す試みは
当初は良かったかもしれないが、
そろそろ落ち着いて戦ってほしい。

以上のように見ていくと
優秀なピッチングコーチの存在が
足りないのだと痛感する。


そもそも金本があれほど藤浪に
激怒するのは、実力がありながら
出し切れていないからであり、
それはファンも同じ気持ちであろう。

打者にとっての金本のように、
藤浪が心酔して、教えを請えるような
コーチが必要だ。


また、本来は、監督がコーチを叱り
それを見て、選手が自覚するという
流れが組織として、ベストだろう。

監督が直接選手を叱らなきゃいけない
環境は不幸である。
かつての星野監督はそれを自覚していたから
島野コーチを必ず側に置いていた・・・。

阪神球団は、せっかく監督を
引き受けてくれた金本を
裸の王様にしてはいけない。


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