ササめがね~NPO法人あそびそだちiLabo【運動あそび塾しらさん家】ササのブログ~

しらさんちでの外遊び・運動遊び・自然体験活動
親子ふれあい運動『キズナビクス』
子ども達を取り巻く社会へのメッセージ

2021年夏の自然体験プログラム受付中です!

2021-06-22 15:38:27 | 自然体験教室

\夏の自然体験活動ご予約受付中です/

かまどで火をおこしてご飯を炊いてみよう!
『ビギナーズデイキャンプ』
小学校1~2年生
日帰り
①7/24【空きあり】
②7/31【空きあり】
会場:こども自然王国
6,600円(税込)

海水浴とは一味違う海遊び!
『いきもの発見いそ遊び』
小学校1~6年生
日帰り
①7/27【満員】
②7/28【あと2名】
③7/29【あと3名】
会場:西鯨波海岸
4,400円(税込)

川遊びをしながら海へ出てみよう!
『川遊びデイキャンプ』
小学校3~6年生
日帰り
①8/2【空きあり】
②8/3【あと2名】
会場:青海川キャンプ場
6,600円(税込)

山を登ってテントで泊まる最高の旅を!
『うちらのバックパッキング』
小学校3~中学3年生
2泊3日
8/5~7【空きあり】
会場:野田~黒姫山~高柳
26,400円(税込)

神秘的な渓流を進むまさに冒険!
『沢登りアドベンチャー』
小学校3~中学3年生
日帰り
8/11【空きあり】
会場:谷根川上流
5,500円(税込)

鶏の調理を通して命を感じる経験を!
『命を「頂く」ということ』
小学校3~中学3年生
2泊3日
8/16~18【空きあり】
会場:門出かやぶきの里
31,900円(税込)

夏を全力で楽しみます!
沢山のご参加、お待ちしております。

ご予約、お問い合わせはこちらまで
運動あそび塾しらさん家
0257-32-2075

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021「お寺のうら山で遊ぼう」

2021-05-11 13:56:42 | 自然体験教室

2年振りの開催となりました!
小学校1~3年生を対象とした「お寺のうらやまで遊ぼう」です。

お寺の玄関前で、「何だかこわそ~」という声も聞かれましたが
子どもたちの感想ははたして・・・

合掌の仕方や、神社とお寺の違いは?などのお話しを伺いました。
お寺は“いのち”を感じる所。
そんなお話しを素直に聞ける場所でもあります。

午前中、さっそく裏山へ出かけていき、
たくさんある観音様の石像を探したり、
耳や目をよ~く使うゲームをしたりしました。

お寺で食べるお昼ご飯。
その作法などにも興味ももって取り組んでいました。

終わりにお湯を注いで、漬け物できれいに頂きました。
さっきまで美味しく食べていたもののはずなのに、
残り物になると、急に汚いものに感じたりする…
でもそれって、自分の心がそう感じているだけなんだ。
そんな和尚さんからの言葉が心に届きます。

午後からは、歩き方と坐禅体験。
ご飯を食べて、騒ぎたくなる気持ちをグッとこらえて、
姿勢に集中しました。
正しい姿勢をとるのが難しくなっている子が多いのが現実です。

さあ外へ出て、いざ宝探しへ。
子どもたちにとっては楽しいメインイベントです。

暗号を解いて、午前に通った裏山などを探し回りました。

無事に謎を解き、カギと宝箱を手に入れることができました。

記念品を作り、おしょうさんに絵本も読んでいただきました。

久しぶりの低学年の子たちのお寺体験でしたが、
今までよりもさらに、和尚さんと、スタッフと、子どもたちとの
気持ちが通じ合ったよい体験となったように感じています。

最初に「こわそう~」と言っていた子たちもいましたが…
最後には全員が「また来たい!」と言って帰っていきました。

今回は、参加者を経て大学生へとなった子が、
スタッフとして参加してくれました。

またひとつ、よい循環が生まれてきたことを嬉しく思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年度「30kmオーバーナイトハイク」

2021-04-09 09:37:57 | 自然体験教室

2020年度も30kmオーバーナイトハイクを無事に終えることができました。
遅くなりましたが、活動の様子を少しアップいたします。

3班、14名の小学生が挑戦しました。

卒業生たちがたくさん集まって来てくれる活動でもあります。

オリエンテーションの後、柏崎駅から電車に乗り、
スタート地点の出雲崎駅へ。

5km、10kmはまだまだ余裕があります。

しかし夜も更け、少しずつ疲労が溜まり、眠気が襲ってきます。

深夜に通るトンネル内も、印象深いものがあります。

真ん中の15kmポイント。
夜食の豚汁とそぼろ丼が体に染み渡ります。

しかし、食べると元気にはなるのですが、そのあとさらに眠くなります。
そしてこの先が最大の難関になります。

リタイアを考えるくらいに追い込まれた班もありました。

中学生、高校生スタッフたちも、各所でがんばりました。

25kmポイント。あと5km。
もう少しで夜が明けます。

なぜ苦しさを伴うこんなことをしたくなるのでしょうか。
歩いた者にしか味わえない、ゴールがあるからでしょうか。

また来年も待っています。

それから今年度は、この30kmだけでなく、
親子でチャレンジしたり、山登りにチャレンジしたり、
リニューアルした活動も行っていきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪山であったかラーメン2021

2021-03-10 13:48:59 | 自然体験教室

2021年2月28日に開催しました「雪山であったかラーメン」の様子を投稿します。

場所は、もう10年以上お世話になっている、
野田地域の木沢にある花栄寺さんです。

雪が降り積もった裏山を登るために、かんじきを装着。
まちなかの子たちは、ほぼ履いたことがないと思います。

「履きたくない」なんてわがままを言う子もたまにいますが、
じゃあそのまま長靴で行ってごらんと言うと、
ズブズブと埋まるので、しぶしぶ履き始めます(笑)

調理道具を持っていざ出発。

ここのところ降雪がなかったことと、朝晩の冷え込みで、
雪が締まっていてかなり歩きやすかったです。

動物の足跡もあちらこちらに。

その年によって状態が違うので、
毎年来ている子はその変化を感じているかもしれません。

開けた頂上はめちゃくちゃ眺めがよいのですが、
実は夏場はうっそうとしていて全然居心地がよくない所です。

初めて冬にこの場に来たときはホント感動しましたが、
やっぱり今回も感動でした。

3つの班に分かれての活動でしたが、
各々で好きな場所を決めて、
昼食となる煮込みラーメン作りを行いました。

2m近く積もっていると思われるので、
掘っても掘っても地面は出てきません。

自分たちで、食事用のテーブルや
掘りごたつのようなものを作りました。

各班、順調にできあがったようで、美味しく頂きました。

この日は快晴で眩しすぎるくらいでした。

来年からはもう少しチャレンジレベルを上げてもよいかもしれません。

片づけた後は、山の斜面を使って、
滑りまくって遊びました。

毎年お天気に恵まれます。
本当に、山に感謝です。

ありがとうございます。
また遊ばせてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おもいっきり雪遊び2021

2021-02-26 14:51:37 | 自然体験教室

投稿が大変遅くなってしまいました!
2月14日に開催しました、今年の「おもいっきり雪遊び」の様子を少しご覧ください。

今年は久しぶりに、十分な量の雪の上で遊ぶことができました。
天気も快晴で、顔は日焼けしてしまいました。

社会人スタッフの他、高校生もお手伝いに来てくれました
鬼ごっこでは小学生の勢いにたじたじでした(笑)

雪上ドッジボールを楽しんでから、それぞれ好きに雪遊びをしました。

久しぶりに雪板を楽しむことができました。
林業をされている方が、間伐材から雪板を作成し、
森で遊ぶという活動をされていて、
今後も一緒に活動していきたいと思っています。

会場の別俣農村工房は、以前は小学校だったところです。
こんな感じで座っていると、まるで授業中のようですね^^

地元のお米と味噌、お野菜で作って頂いた、
おいしいおにぎりと豚汁を頂き、お腹も大満足でした。

また遊びに来ましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焚火マスターへの道2020②

2020-10-09 05:50:49 | 自然体験教室

10/4に、2回目の焚火マスターへの道を行いました。
こちらの様子は、ほんの少しですが、動画でご覧いただけます。

序盤、なかなかうまくいかずに、けれどもめげることなく、
どんどんアイデアが広がっているようです。

初めての子と、2回目の子。
 

2回目の子と、3回目の子。
 

新聞紙を使わないでチャレンジする子。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焚火マスターへの道2020①

2020-09-30 14:57:21 | 自然体験教室

今年も、一日中 火に夢中になる、焚火マスターへの道の季節となりました。
第1回目を日曜日に開催しました。

経験者は、来る前からもう自分のイメージが膨らんでいるようで、
まさに焚火を楽しんでいるようでした。

上級者(?)になると、新聞紙を使わないでやってみよう、というチャレンジがあります。
そのひとつがナイフによる削り出しです。

初めてのメンバーは、マッチを擦る経験から始まります。
最初に燃えるための3要素のお話しはしますが、
あとは自分がやりたいように進めていきます。

当然、うまくつかなくて、何度もやり直すことになります。
しかし、このできそうでできない繰り返しこそが、夢中にさせるのです。

大人も余計な口出しをせずに見守ります。(これが難しいかと思います)
すると、だんだんと独創的な発想が生まれてきます。

セオリーから外れていても、結果はけっこうよかったりもします。
もっとこうしたほうがいいとか、こうしないほうがいいとか、
あまりそういうことを大人から言わないようにします。(これが難しいかと思います)

今はまだ(子どものときは)、正解探しをしないほうがよいと思います。
いや、大人になってもかな。(と自分自身に言い聞かせてみる)

自分で掴んだ感覚こそが、本当につかえる武器になる、と思います。

というわけで、また行きたいという子がかなり多いプログラムです。

また次の日曜日に、第2回目を行います^^

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川遊びデイキャンプ2020を開催しました

2020-08-22 17:31:54 | 自然体験教室

お盆明けに、川遊びをメインにした日帰りキャンプを行いました。
毎年2泊3日で行っていたのですが、今年は断念…。

会場は、鮭が遡上する川、谷根川(たんねがわ)の下流です。

青海川オートキャンプ場を拠点にさせていただき、
午前はキャンプ場前で遊びました。

足元が滑るので、慣れるまでが大変だったと思いますが、
流されてみたり、浸かってみたり、気持ちよかったようです。

浅い流れの所では、石で流れをせき止めようとする遊びが始まります。
実際に流れが変わる様子が面白いです。

おっと、ひとり「川、行かない」と言い出した子がいます。
理由は分かりませんが、無理強いはしません。
川遊びデイキャンプですが、午前はひたすら木を削って、焚火をしました。

その焚火を囲んでお昼を食べ、その焚火でマシュマロを焼きました。
ここでもゴーグルが役に立ったようですね。

午後は、川の流れに身を任せ、海へと向かいました。
今度は全員で進みました。

日本海です。
少々波がある日でしたが、休憩をはさみながら、
何度も行ったり来たりしました。

身体が冷えたら石での上で休憩です。
石積みにも夢中になりました。

日中は、町ではうだるような暑さの日だったようですが、
一日中、川や海に居たので、身体は涼しくて楽しい一日でした。

この海岸は、今年、1% for Kashiwazaki というグループが中心となって清掃に取り組んでくれました。
私たちのスタッフの“きつね”も中心メンバーです。

ここも、いつまでも残っていてほしい環境です。
また来年も遊びに来たいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきもの発見いそ遊び②2020

2020-08-13 05:00:13 | 自然体験教室

いそ遊び2回目は、前日からの天候が心配されましたが、
活動時間は晴れてよかったです。

とりあえず、泳ぎ始めた子が多かったです^^
水中をのぞき込んで、「さかな!さかな!」と喜んでいました。

少し落ち着くと、ヤドカリやカニなどを探し始めたようです。

昨日は少し波がある日でした。

高学年の子を中心に、何回も飛び込みをしている子もいました。

初めての子も、ベテランの子も、
自分のやりたいことをたっぷりと楽しめたようです。

お盆ですから、柏崎以外から海に遊びに来ているご家族もいらっしゃいました。
生き物のことなどを少しお話ししました。

砂浜とはまた異なる、大きな魅力のあるところだと感じています。
大切にしていきたい場所ですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきもの発見いそ遊び①2020

2020-08-12 14:53:57 | 自然体験教室

柏崎市の海岸線は42kmもあります。
海で遊ばないでどうする!?ということで、昨日と今日は、
毎年恒例の磯遊びへ行ってきました。

まずは昨日の様子から。
注意報が出るほどあっつくて、波がとっても穏やかな日でした。

いろいろな条件が重なったのかと思いますが、
子どもたちがヒトデやアメフラシなどをすぐに見つけることができ、
大興奮でした。

水分補給を挟んで、活動場所を少し移動します。
ここでは、カニなどの採集や、飛び込みなどが人気です。

先日、Web上でかなり話題になったようですが、
かなり透明度が高く、きれいなところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沢登りアドベンチャー2020 報告

2020-08-11 07:42:19 | 自然体験教室

7月に予定していた沢登りが、雨による水量増加で中止となりましたが、
8月2日に開催することができました。

遅くなってしまいましたが、様子を掲載いたします。
少し涼しい気分になってください^^

チャレンジの場所は谷根川上流です。
序盤にいきなり最大の難関があります。

水量が多めの日でしたので、自力では難しく、
手を引かれながらなんとか登りました。

この日は日差しが強く、平地はうだるような暑さの日。
しかしそんな日の渓谷に差し込む日差しは、あたたかく、とてもありがたいです。

流木もあちらこちらに。

泳いで進むポイントもいくつかありました。

文章を書くのが苦手な子も、この日は感想を一気に書き上げるほど、
今回の冒険は強く印象に残ったようです。

今年も開催できてよかったです。
天候の変化が急激になってきていますが、このような環境も、体験の機会も、
失ってほしくないと強く願っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビギナーズ デイキャンプを開催しました

2020-08-03 14:50:05 | 自然体験教室

夏は毎年、小学生のキャンプを行ってきました。

しかし、今年の夏は宿泊を伴うキャンプを取り止めにしました。

ですが、子どもたちの自然体験活動自体を止めるわけにはいかないと、
日帰りでできることを模索しています。

まずは7月23日に、小学校1,2年生を対象としたデイキャンプを開催しました。
定員を10名とし、移動のバスや食事などに気を使いながら行いました。

火をおこし、その火を使って調理する体験として、
アルミ缶でご飯を炊きました。

缶切りを初めて手にした子も多かったことでしょう。

缶切りの力加減、お米を浸す際の水加減、炊く際の火加減と、
いろいろな場面で、よい加減というものが求められます。

丁度よい加減は、体験してみないとなかなか身に付かないものです。

食事の際は、間隔を空けて、みな同じ方向を向いて、と、
やはりワイワイ食べられないのはちょっと寂しいですが、
自分たちで炊いたご飯は、いつもよりもたくさん食べたようです。

とにかく自由に走り回ったりもしたいですから、
午後からは遊具などで汗だくになって遊び、
その後、川遊びへ出掛けました。

最後は温泉でさっぱりして帰宅。
朝から夕方まで一日たっぷりと時間を使うことで、
宿泊時に負けないくらい、充実した活動ができたように感じています。

また一緒に活動しよう!
3年生以上になったらさらにワイルドな活動でまってるよ~^^

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020「30kmオーバーナイトハイク」

2020-03-31 05:28:53 | 自然体験教室
開催がギリギリまで危ぶまれる中、今年も小学生たちがチャレンジしました。
数か所での体温測定や、消毒など、いつも以上に対策を強化して挑みました。

今回はスタート時から降り出した雨、そして終盤のみぞれが、大きな試練となりました。


半分の15kmまではいつもけっこう元気なのですが、
雨をしのげる場所にも限りがあり、しっかりとした休憩はとれないままでした。

中学生、高校生たちが今年も手伝ってくれて、
スタッフとしても年々力をつけていて、
大学生の年になって、リーダーとして歩いてくれる日が待ち遠しいです。



初のリタイヤが2名も出たということも、過酷な状況を物語っています。
それでも、この2名も、「やばい」と思ったところから本当によくがんばって、
自分が行けるところまで歩き切りました。



完歩した子たちも、泣いたり、愚痴を言ったり、怒ったり、
「班の仲間と一緒にゴールする」という明確な目標を知っていても、
試練を前にして、自分のことで精一杯でした。



それでも進むしかない。
この瞬間は、何かにチャレンジしている時、よく起きることです。



最終班は、ひとりが足の痛みで遅れ、グループ内で50mほどの距離が開いてしまいました。
前の子たち3名を何とか待たせ、遅れた子をサポートするように促すと、
両脇からふたりが腕を抱え、そしてひとりは後ろでリュックを手で支え始めました。
4名は、またひとつになって歩き始めたのです。



今回は、天候の心配に加え、感染症の問題がありました。
開催するかどうかは明確な基準を設けて準備を進めてきましたが、
それでも一般的に見たら、開催したことに違和感もあることと思います。

しかし、そこまでしてでも、
チャレンジしたいと思っている子たちにその機会を与えるため、
私たちも本気にならなくてはいけません。

そこまでしてでも、
自分の意志で、自分の身体で経験しなくては、
分からない痛みや、人の優しさがあるのです。

感情論だけでもいけません。
やらないという判断を下さなくてはいけない時もあります。

そのギリギリをいつも考えているから、
子どもたちにも何か伝わるのだと思います。

「あの時があったから」と言えるような経験を、
これからも続けていく。
それが私たちの役割です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪のない年に感じた山の生命力

2020-02-24 15:01:23 | 自然体験教室
2020「雪山であったかラーメン」
雪がなく、今年の開催は本当にどうしようかと思いましたが、
やめる気にはなれませんでした。
子どもも大人も、この現実を見ておかなくてはいけないと思いました。

山肌はもちろん、毎年あの一面の銀世界に包まれていた山頂も、
茶色い世界となっていました。


下記は、9年前の写真です。
今年の写真に写っている枝の細い木々のほとんどが、雪の下に埋まっています。
掘っても掘っても地面には辿り着きませんでした。


冬、初めてこの野田地域を訪れた時には、「ここが同じ柏崎なのか」と、
そびえ立つ雪の壁に驚きましたが、
思い返せば、毎年少しずつ、雪は減っていきました。
あらためて写真を見返し、とても切ない気持ちになっています。

本来の活動のメインであるラーメン作りは、
屋根から落ちて少し残った雪の上で行うことにしました。





雪遊びの代わりに、謎解き宝探しゲームを行いました。




時間に余裕があるときは、和尚さんから絵本を読んでいただいています。


子どもたちが活動に熱中している最中、
いつもは雪に隠れているはずの山肌を歩いてみると、
水脈らしきものがあり、たどっていくと、水が湧いているところを発見しました。
和尚さんによると、夏場は枯れるのだそうですが、春までは出るのだそうです。

雪がないこんな年でも、山の循環を絶つまいとする、山の生命力を感じました。

私もあきらめません。
子どもたちの体験活動を続けていくことを、あきらめません。
私の世代で取り戻せなくても、次の世代、次の次の世代へと繋いでいきます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「おもいっきり雪遊び」2020

2020-02-10 06:07:57 | 自然体験教室
なんとこの日に合わせたかのように、新雪が降り積もりました。
先週までは全くなかったのに…

少雪であることの不安は尽きませんが、
それでも昨日はそのことを少し忘れて、
白銀の校庭でたくさん遊ばせていただきました。

旧別俣小学校。別俣農村工房です。


さあLet's雪遊び。お日様も出てきた。
しらさんちって言ったら、鬼ごっこでしょ^^


最後はお約束のスタッフが捕まるという展開。
久しぶりに来てくれた“たまちゃん”。


“しぶ”は埋められました(笑)
ここまでやれるスタッフがいるから子どもたちもより盛り上がる。


巨大な雪玉があちらこちらで登場し始めました。


最初はスコップでかまくらをつくろうとしていたようですが、
しばらくして、ブルーシートで雪を集め始めました。
「これだ!」と思った時の行動力はすごい。


雪玉は、自力では登れない子もいるくらい、大きくなりました。


終盤、真っ新だった校庭は、無数の足跡と、不思議な造形物が残りました。
また雪も降ってきました。


感想を書いてもらいましたが、みんなの勢いがすごい。
夢中になったあとは、思いが溢れてきますね。


地元特産のお米で作って頂いたおにぎりと、自家製豚汁をいただき、
少しの時間、学校の中で楽しく過ごしました。


今年は雪が少なくて…暖冬で…地球温暖化で…
ということは、子どもたちの中にも少し意識が根付いているようです。

この楽しい経験が、できなくなってしまうかもしれない、というところを入口に、
地球に起きている問題に目を向けていってもらえたらと思います。

来年も開催できることを願って。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする