いのちを頂く体験をするキャンプ、門出のみなさんの力をお借りして、
今年も開催することができました。
いざ、かやぶきの里へ。
野菜の収穫をさせていただきました。
ふつうは作業をしない炎天下の中でしたが、無理を言って、
なす、きゅうり、トマト、枝豆、じゃがいもなどを本当に沢山とらせていただきました。
帰ってきて、夕飯の支度。
頂いた野菜で味噌汁を作り、餅をついて、つきたてを頂きました。
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今年は中学生が2名も来てくれました。
かやぶき屋根の古民家で、ゆったりと2泊3日を過ごしました。
日が暮れてからは、焚火をしながら、翌日の予定を確認しました。
2日目
まだ6時前、朝もやの中、薪割りに誘いました。
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2年目の子は、うまくできるようになりました。
初めての子たちも、夢中になって挑戦しました。
一仕事をして、かやぶきの家の前で、土鍋でご飯を炊く。
どうですか?こんな朝。
美味いに決まっている朝ご飯を頂き、お昼のおにぎりを握って、
ブナ林へ遊びに行きました。
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なんでこんなに涼しいんでしょう。
でも山の斜面で鬼ごっこをしたので、とんでもない疲労です(笑)
午後からは鶏の解体をします。
ニワトリさんとご対面。卵も頂きました。
そして鶏をさばく時間。
「やるかやらないかはそれぞれの選択」
「でもやると決めたら、躊躇せず、粛々と行うこと」
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実際に絞める場面は、それぞれ自分ができることに、真剣に取り組んでいました。
お湯につけ、毛をむしり、そしてさばいていきます。
ほとんどの子たちが、包丁を握り、黙々と取り組んでいました。
鶏肉は、ダッジオーブンで1時間、野菜と伴にグツグツと煮込み、
スープ料理で頂きました。
「私たちは、生き物を食べているよね?」
という問いに、分かっているような、分かっていないような表情をする子どもたち。
動物の肉でも、魚でも、あるいは野菜であっても生きていたものだよね?
その生きていたものの命を絶って、私たちは、食事として、頂いている。
つまり、命を頂いているということ。
だから、「頂きます」なんだ。
頂いた野菜たちもそう。
そして鶏たちもそう。
焼肉好きかな?
豚さんや牛さんだって、その命を頂いているんだ。
体験と相まって、こういった話が、高学年の子どもたちの中には
しっかりと響いたように感じます。
夜は、五右衛門風呂にも入らせていただきました。
3日目。
昨晩は、地元の人たちも「寝苦しかった」というほどの暑さだったようですが、
まちなかに比べたら、エアコンいらずの快適な夜を過ごさせてもらいました。
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朝は、昨晩の残りのスープでおじやを作りました。
差し入れのスイカも美味しく頂きました。
荷物をまとめ、掃除をして、またいつもの生活へと戻りましょう。
とその前に、数時間に1本のバスを待つ間、好きなコトをして過ごしました。
薪割り、釘ナイフ作り、木をひたすら削る、ボーっとする、寝る、スイカを食べる。
ああ、夏休み。
子どもたちにとって、本当に素晴らしい時間と経験だったと思います。
門出の達人のみなさんに心より感謝申し上げます。
また、みんなで遊び行きましょうね^^