スリランカ周遊ツアーに参加した。
ツアー名は「秘境ツアー」になっていた。
スリランカって秘境なのかな?
スリランカはインド南部のインド洋に浮かぶ島国で、「インドの真珠」とも言われている国。
国民の7割が仏教徒で、ブッダの聖域になっている。
かつてはポルトガル、オランダそしてイギリスの植民地になっていたが1948年にイギリスから独立した。
その時の名前は「セイロン」、その後スリランカ共和国という国名になり、現在の正式名はスリランカ民主社会主義共和国。
国名の「スリランカ」は「光り輝く国」という意味らしい。
成田空港から約10時間、コロンボ(バンダラナイケ)空港に到着した。
入国審査場には大勢の人が並んでいた。
スリランカに入るにはビザが必要で、自分たちはオンラインで取得してあったが、その場で申請し、お金を支払っているような人もいて、時間がかかっているような感じだった。
最初から用意しておけばこんなに長い時間がかからないのに、と思いながらも並ぶしかなかった。
やっとそこを通過したと思ったら、空港が改装中のため全体に狭くなっていて、出口でツアー会社の出迎えの人を探すのに苦労した。
とにかく人、人、人だらけ。
このツアーは現地集合で現地スタッフのみ。
どうにか現地スタッフと会うことができ、自分たち以外の参加者とも顔を合わせた。
参加者は7人で、現地スタッフとガイドそれぞれ1名ずつ、総勢9人で8日間のツアーを始めた。
ツアーの日程は
① コロンボからシーギリヤまで行き、3泊する。
② シギリヤを起点にダンブッラ・アヌラダプーラを観光し、シーギリヤロックに登る。
③ ポロンナルワを観光。
④ シーギリヤからキャンディに移動し、キャンディで2泊する。
⑤ ヌワラエリヤ、キャンディを観光。
⑥ キャンディからゴールへ移動。
⑦ ゴールを観光後コロンボに移動。
といった日程だった。
空港に着いたのは午後5時半だったが、手続きなどで時間がかかり、最初の目的地のシーギリヤに出発したのは7時過ぎになってしまった。
車はずっと走り続け、結局シーギリヤに着いた時は夜中の12時になっていた。
長かった一日が終わった。
着いた時は暗くて何も見えなかったホテルが、翌朝になって素晴らしいロケーションのホテルだと分かった。
手入れされた庭園、プールの向こうにはシーギリヤロックが見えた。
[ホテル シーギリヤ]
大きな公園の中にあるような、自然に囲まれたゆったりとした雰囲気のホテルだった。
ここで3泊することになっていた。