9月に入ってからも、まだまだ暑い日が続いています。
この夏、暑いさなかに見つけた涼しげな青色や紫色系の花をまとめてみました。
① ルリマツリ(プルンバゴ)
「ルリマツリ」は、『瑠璃色のマツリカ』という意味で名付けられました。
マツリカとはアラビアジャスミンのことです。
別名ではプルンバゴという名前で呼ばれることもあります。
② デュランタ・タカラヅカ
「デュランタ」は夏に紫や白い小さな花が集まって房状に垂れ下がって咲く熱帯の木です。
タカラヅカはデュランタの品種の一つで、濃紫色に白い縁取りが入る品種です。
花の姿がタカラジェンヌが正装した時のはかま姿に似ていることから、デュランタ宝塚という名前になったようです。
③ アメリカンブルー(エボルブルス)
「アメリカンブルー」はコンテナや庭で這うように伸び、涼しげな青い花がたくさん咲くので、夏には人気の花のようです。
アメリカから入ってきた青い花なので、アメリカンブルーとなったようですが、正式には『エボルブルス』という名前があります。
④ セイヨウニンジンボク
名前の通り明治時代にヨーロッパから入ってきた木です。
昔からハーブとして利用されている木なのですが、葉が朝鮮ニンジンに似ていたため、「セイヨウニンジンボク」となりました。
⑤ サルビア・ファリナセア(ブルーサルビア)
初夏のころからずっと咲いている「サルビア・ファリナセア」、この花は暑さに強いので真夏になっても涼しげなブルーの花を咲かせてくれています。
別の名前ではブルーサルビア。
サルビアといえば赤い花を思い浮かべるので、それと区別するために青いサルビア---『ブルーサルビア』と名付けられたようです。
⑥ サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)
夏の間中、ずっ~と濃い目の青紫色の花を咲かせている大型のセージ。
「サルビア・ガラニチカ」という名前です。
別名でメドーセージと呼んでますが、この花がどうしてメドーセージという名前になったのか分かりませんが、本来のメドーセージはサルビア・プラテンシスのことなのです。
この花をメドーセージという名前で呼ぶのは日本だけなのかもしれません。
サルビアは種類が多くて、区別するのが難しいですね。
⑦ アガパンサス
初夏になってアガパンサスの花茎が立ち上がってくると「夏になるのだなぁ」と感じます。
南アフリカ原産で上品な雰囲気で、清涼感のある花です。
一つ一つの花を小さなユリになぞらえて、英名では『アフリカンリリー』、和名では『紫君子蘭(むらさきくんしらん)』となっています。
青色系の花は他にもたくさん見つかりました。
やっぱり暑い時にはこのような涼しげな花がいいですね。