「休暇村那須」を選んだのは、「特別おもてなし」プランがあったからでした。
『シン・モテナス』と題したそのプランのことは宿からのメールマガジンで知りました。
今まで宿を選ぶのは小さな宿からばかりだったけれど、今回はこの特別プランに期待して、この大きな宿を予約してみたのでした。
「休暇村那須」は『八幡のつつじ群生地』から少し上った所にありました。
駐車場も広く、大きな宿でしたが、建物はちょっと古さが感じられるような・・・
少し早めに着いたのですが、もう部屋は準備できているからと、対応してくれました。
そしてフロント脇のカフェでは数種類のウエルカムドリンクとドーナツが待っていました。
これも『シン・モテナス』プランの一つでした。
この宿の部屋数は全部で56室もあって、南館と東館に分かれています。
予約時に南館か東館を決めるようになってました。
初めてで勝手が分からなかったので、どの部屋でもいいと思い、安い方の東館を予約したのでした。
通された部屋は東館の一番奥、広い部屋でアメニティなどはすべて揃っていて何の不自由もありませんでした。
ただ、東館から大浴場に行くのにすごく遠かったのです。
エレベーターを乗り継ぎ、迷路のようになっている館内を歩きました。
大きくて広い宿ってこんなものですね。
後で聞いたら、リピーターは南館の方を選ぶとのことでした。
さて、お風呂です。
この日、ホテルは満館のようでしたが、お風呂は貸し切り状態で、誰もいませんでした。
大浴場では温度の違う大きな浴槽が2ヶ所、露天風呂が1ヶ所、洗い場も10ヶ所ほどあり、個々に仕切りがあって、使い勝手のよいものでした。
窓が大きくて、那須の山々を眺めながら温めのお湯にゆっくりと浸かりました。
露天風呂は少し高めの温度で、41°~43°に設定してありました。
この温泉は『大丸温泉』の3つある源泉のうちの1つ、「相の湯」を使用しているとのことです。
嬉しいことに、大浴場から出たところには湯上がりのアイスも置いてありました。
食事は夕・朝食ともビュッフェ形式でした。
実は、食事がビュッフェ形式の宿はツアーの時に何回か利用したことがあったのですが、どこの宿も同じ内容、無難な料理ばかりでつまらなくて、あまり好きではなかったのです。
ところが、この宿は違いました。
ありきたりの料理でなく、和と洋の創作料理、ご当地料理など、とにかく盛り付けもおしゃれで、品数が多いのです。
もちろん地元の素材も多く使われていました。
そして、時間を指定し、人数を制限しているので、混雑もなくてゆっくりと食事することができるように、気遣いがされていました。
あと、デザートは部屋に持ち帰ってもいいようにもなっていました。
このビュッフェならば十分満足です。
夕食後には夜食として『焼き芋』のサービスもありました。
あらゆる場所で”おもてなし『シン・モテナス』プランが効いているようで、チェックアウト時にはお土産に「リンドウ湖のミルクバームクーヘン」までいただきました。
(これは関東圏民限定プランに付いていたもの)
今回、この宿に泊まってみて、今までの休暇村に対して持っていたイメージが変わりました。
子ども連れや、家族旅行などにはオススメの宿かも!!
チェックアウト後は山を下り、定番の「鹿の湯」で日帰り入浴して、那須旅行は終わりました。
入り口からして既に雰囲気たっぷりです。
玄関から渡り廊下が続き、左側が浴室棟。