マツタケの季節になりました。
「マツタケ」を食べるならやっぱり長野県の塩田平ですよね。
この一帯は、全国でも有名な松茸の産地です。
ということで、信州の鎌倉と言われている別所温泉に行ってきました。
信州辺りまでは車で行くことが多いのですが、今回は珍しく電車とレンタカーを利用しました。
マツタケと温泉、こんなにいいことはないですね、一粒で2度おいしいって感じかな。
[上田駅に飾ってあった真田の甲冑]
別所温泉にある宿、「晴山」にはこの時期だけ『松茸料理フルコース付プラン』が用意されています。
今までは1日2組しか泊まることができなかったのですが、離れができたため3組まで泊まれるようになりました。
それでも、なかなか予約がとれないんです。
リピーターは帰る時に1年先の予約をしてしまうようです。
ところが今回、たった1日だけ偶然にも空いている日がありました。
キャンセルが出たようで、ラッキーでした。
「晴山」のこと
[本館]
道路から急坂を下りたところにある宿で、広い敷地に本館と食事処、離れがあります。
泊ったのは本館で、1階が1部屋、2階が1部屋となっています。
案内されたのは1階の部屋。
2間続きで、もったいないほどの広い部屋でした。
それぞれの部屋が14~15畳くらいありそうで、奥の部屋にはすでに布団が敷いてありました。
さて、いつも通りにお風呂の紹介。
お風呂は階段を下りたところに内湯が2ヶ所あり、左側は4~5人ほど、右側は2~3人が入れる大きさになっています。
もともとお客の人数が少ないので、空いていればいつでも貸切で入れるようになっています。
温泉はかけ流しで24時間入浴可能。
浴室に入った瞬間、硫黄の香りがほんのりと漂ってきます。
成分表では単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)、PH8.8になっています。
入ってみると、すべすべと滑らかなお湯で、温度もちょうど良い感じでした。
でも、朝は少し熱いように思えました。
大きな窓になっているので外が見えるのですが、まだ紅葉には少し早かったかな。
お風呂の次は夕食のこと。
食事処は本館から外に出て渡り廊下の先にあります。
扉を開け、食事処に入った瞬間は誰でもきっとびっくりすると思います。
大きなテーブルにいっぱいの料理が並んでいるのですから。
料理の説明があったのですが、マツタケが入っていないのはお造りだけ、あとの料理はすべてマツタケ入り。
すき焼き、土瓶蒸し、茶碗蒸し、ホイル焼き、酢の物、天ぷら、味噌汁とこれでもかというほどマツタケ三昧。
マツタケを使った料理ってこんなにあるものなんだ、と感心するばかり。
1人300g使っているとのことでした。
料理をいくつか紹介しますね。
[土瓶蒸し、すき焼き、ホイル焼き]
[天ぷら]
[酢の物]
[先付け]
[お造り・これだけにはマツタケは入っていません]
[茶碗蒸し]
[味噌汁までマツタケが・・・]
夕食はこれでもかとマツタケばかりでしたが朝食も凄いものでした。
手作りの料理が小鉢にいっぱい並んでいました。
これで民宿とうたっているのですよね。
旅館やホテルとどう違うのでしょうか、それ以上の価値があると思うのですが・・・
温泉には何度も入ってのんびりし、美味しいマツタケ料理を堪能させてもらいました。
若夫婦お二人でやっている小さな宿ですが、リーズナブルで本当にいい宿、おススメです。
今回は温泉とマツタケだけのつもりでしたが、帰り際に「無言館」へ。
2回ほど来たことがあったのですが、先日24時間テレビでスペシャルドラマを放映していたので、改めて寄ってみました。