「キルタンサス」を見つけた。
以前、庭のある家に住んでいる時にキルタンサスを鉢に植えていた。
生命力が強いのか、ずっと植えっぱなしにしていて、何も手入れなどしていなかった。
それでもどんどん増えてしまい、何回か株分けして友人宅やあちこちに分けたことがあった。
株分けした時には、鉢の土が見えなくなってしまうほど、ラッキョウやエシャレットに似た球根がぎっしりと詰まっていた。
その分けた鉢がすべて今でも元気で、毎年花を咲かせているらしい。
この花は全く手がかからないので、ズボラな性格の人にはお手頃の花のようだ。
キルタンサスの種類は多く、花の咲く時期も冬~春だったり、初夏~夏だったりと色々あるらしい。
このキルタンサスは最も流通している、マッケニータイプ。
花の少ない冬から春に咲くので嬉しい。
このタイプの花の色は赤、ピンク、黄、オレンジ、白、複色など数多くあるらしいのだけれど、あまり見たことがない。
でもこのパステル調の色をした花はあちこちでよく見かける。
花は細長い筒状で、ちょっと曲がったラッパのよう。
それがびっしりと、隙間なく咲くのだから見ごたえがある。
学名:Cyrtanthus
英名:Fire lily
別名:笛吹水仙(フエフキスイセン)、角笛草(ツノブエソウ)
科名・属名:ヒガンバナ科 キルタンサス属
原産地:南アフリカ