日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

「ラフレシア」を見にコタキナバルへ

2020-05-21 07:00:00 | 海外旅行

「ラフレシア」は世界最大の花と呼ばれている。

大きいものでは直径1メートルを超し、重さは4‐5㎏にもなる。

2017年に発見された世界最大のラフレシアは直径が120センチもあったらしい。

ラフレシアは、ぶどう科の植物の根に寄生し、茎、根、葉を持たず、寄生した根から直接花を咲かせる。

開花まで1年くらいかけて成長するが、開花すると3~7日ほどで枯れてしまう花で、東南アジアの島、マレー半島に生息し、特にボルネオ島では見られる確率が高いらしい。

 

[ラフレシア]

 

[蕾]

 


そこで一度は見てみたいと思い、コタキナバルへ行ってみた。

今はコタキナバルまで直行便があるので便利になった。

いつ見られるか分からないので1週間の予定を立て、もし見られなかったら諦めるつもりだった。

現地でガイドさんを頼み、毎日開花情報を伝えてもらった。

3日目の朝、連絡がありすぐにガイドさんと合流し、車で1時間くらい走ったところにある民家に行った。

普通の家で、この花を見せるために入場料を取り、生活費の足しにしているらしい。

日本円で2千円くらいだった。

安い金額ではないが、1日何人来るか分からないし、滅多に咲かないので、しょうがないかとも思った。

ラフレシアは腐った臭いがするので有名だが、この花の受粉はハエ。

この臭いはハエをおびき寄せるために出しているらしい。

でも見たときには臭いは感じなかった。

ただ、花が見られたのが嬉しくて、そこまで気づかなかったのかもしれない。

 

 

コタキナバルでの1週間はあちこち歩いた。

ボルネオ島で生息するテングザルやツチボタルを見に行ったり、キナバル山の麓まで行って、ポーリン温泉にも入ってみた。

キナバル公園内のポーリン温泉は第二次世界大戦中に旧日本軍が掘り当てた源泉がある場所で、今では観光地となっている。

 

[テングザルを探してジャングルクルーズ]

 

[テングザル]

ボートが動いているので見つけてもうまく撮れない。

 

[キナバル公園内にあるキャノピーウォーク]

 

 

 

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赤倉温泉 しゃくなげ荘

2020-05-20 07:00:50 | 温泉・宿

赤倉温泉は山形県と新潟県にあるが、こちらは山形県最上町の赤倉温泉にある宿。

以前、真冬に予約を入れておいたが、ボイラーが故障したとのことで、数日前に予約取り消しの電話をいただき諦めた宿だったので、春になってから再チャレンジしてみた。

 

川沿いにある駐車場から狭い道を通って、宿の前のスロープを上がったところに「しゃくなげ荘」があり、前庭は普通の家のような感じで、花がいっぱい咲いていた。

そこは高台になっているため、眼下に広がる風景を見下ろせる素晴らしい場所だった。

外観は少し古いような感じだが、内部はとてもきれいになっていた。

そして、何と驚くのがお風呂の数。

露天風呂が4つ、内湯が2つもあり、すべて24時間入り放題で貸し切りにできる。

1日4組だけのお客のために6つのお風呂は贅沢で、本当に温泉が好きな人のための宿だと思う。

 

[大内湯]

 

 

[岩風呂 山波]

 

[湯宝の湯]

 

[鬼胡桃]

 

[古木林]

 

それに増して極めつけは美味しい食事。

器もおしゃれで、郷土料理もあり、そのほかのすべての料理に工夫がされていて、食べきれないほどの量だった。

 

[夕食]

 

 

若夫婦の笑顔あふれるもてなしにも癒され、何度でも足を運びたくなる、気の張らない宿だと思う。

 

 

 

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石山寺

2020-05-19 07:00:00 | 国内旅行

紫式部が「源氏物語」を執筆した伝説が残されている石山寺は、琵琶湖の南端から唯一流れ出る瀬田川のほとりにある。

大きな硅灰石の上に建てられていて、お寺の名前もそれが由来らしい。

花の寺としても知られており、四季折々の花が見られ、季節感が味わえる。

 

[東大門]

 

[参道]

 

広い境内には懸造りとなっている本堂があり、ここに安置されている如意輪観音菩薩は安産、福徳、縁結びの神様と言われている。

本堂の他にも伽藍や建築物がたくさんあり、特に名前の由来になった硅灰石の巨岩(石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触した時の熱作用のために変質したもので、天然記念物になっている)、源頼朝が寄進した日本最古の多宝塔などは一見の価値があると思う。

広い境内はアップダウンも多く、ちょっとしたハイキング気分で回ると良いかもしれない。

 

[瀬田川沿いにあった石碑]

 

石山寺のスケールの大きさを見ると、時の権力、資金力の大きさに驚くとともに、歴史の深さを感じることができると思う。

 

 

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伏見稲荷大社と平等院

2020-05-18 07:00:00 | 国内旅行

京都へは何度も行っているが、駅から南の方向へはあまり足を運んでなかったので、伏見稲荷大社、平等院へ行ってみた。

 

伏見稲荷大社は千本鳥居で外国人観光客に有名になった場所。

JRを使ったので、駅を降りたらすぐ参道になっていた。

思っていた通り人の多さに辟易しながらも、人混みに流されるように進み、本殿を参拝してすぐに千本鳥居へ向かった。

よく見る写真の風景そのままで圧巻だったが、何となく幻想的な感じもした。

この先もずっと鳥居が続き、ガイドブックには4時間くらいの山登りになるのでそれなりの服装と靴が必要と書いてあったので、行くのを諦めた。

 

 

 

 

次は平等院。

再びJRに乗り宇治駅へ。

お茶の産地だけあって周辺にはお茶関係のお店が並んでいる。

15分くらい歩き宇治川にかかる橋のたもとには「紫式部」の石像があった。

源氏物語の宇治十帖の舞台になった地だからなのだと思うが、とってつけたような気がしないでもなかった。

 

 


すぐそばの参道を平等院に進んだ。

鳳凰堂は予想以上に立派な建物で、景観も素晴らしかった。

極楽浄土の宮殿をモデルにしたらしいが、他に類を見ない建物だと思った。

水面に反射した鳳凰堂の姿がとてもきれいで、全体の姿をずっと見ていると、ちょっと大げさかもしれないが、心が洗われるような気もした。

平等院は有名な鳳凰堂だけでなく、それ以外にも見どころはたくさんあった。

 

 

 

 

 

京都観光と言えば市内のお寺巡りがほとんどだと思う。

でも、南部の方には藤原氏全盛時代の建築物や数多くの寺社もあるので、こちらもお勧めかもしれない。

 

 

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甲子温泉 大黒屋

2020-05-17 07:00:00 | 温泉

かつては甲子道路の突き当たりにあって、鄙びた感のあった大黒屋も現在では甲子トンネル開通後に改築して、3階建ての立派な建物になった。

それでも山の中の秘湯感を生かしているのか、シックな色の建物になっている。

 

 

今回は日帰りの利用だったので内風呂は入らずに大岩風呂のある川沿いのお風呂に入った。

そのお風呂は宿の裏を流れている阿武隈川沿いにある。

長い階段を降りて、川に掛かる細い橋を渡ったところに混浴の「大岩風呂」と女性専用の「櫻の湯」がある。

混浴の方は数人が入っていたので今回は遠慮した。

以前利用した時のことだが、浴室は全体に薄暗く、ランプの明かりがぼんやりとして、雰囲気がすごく良かった。

お湯は湯船の縁に置いてある鳥居のところにある岩の湯口から出ていて、足下からも湧いていた。

湯船の中には、なでると子宝に恵まれるという言い伝えのある「子宝石」が置いてあった。

といった風なお風呂だった。

 

宿から長い階段を降りると川に出るので、川を渡ったところに湯小屋がある。

 

 

女性専用の「櫻の湯」は檜のお風呂で、檜の香りがほんのりとして、気持ちの良いお風呂となっていた。

温泉は単純温泉で無色透明、ツルツルした感じはしたが、他にはこれといった特徴はなかった。

ただ、山の中の一軒家といった秘湯感のある場所なので、このような温泉が好きな人には良いかもしれない。

 

 

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