日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

オキザリス「桃の輝き」

2023-01-20 07:00:00 | 植物

たまには昼間にウォーキングしてみようと思った。

いつもは早朝なので、やっぱり違った花を見ることができた。

寄せ植えされていた鉢がいくつかあり、白や紫のパンジーと合わせて「オキザリス」が植えられていた。

オキザリスは鮮やかなピンクの花だったので存在感があった。

 

オキザリスの種類には違いないけれど、何だろう?

花の大きさは2cmほど、葉っぱはオキザリスの特徴の3枚葉で花よりもずっと小さい。

オキザリス・グラブラ?、によく似てるけど葉っぱがそれほど細くない、オキザリス・ヒルタ?、それならば花の先端がもっと尖っている。

そうしたら、その中の1つの鉢の隅にプレートが挿してあった。

これは「オキザリス・桃の輝き」という花らしい。

初めて聞いた名前だった。

 

他のオキザリスの名前と比べたらちょっと変わっている。

名前から考えてみると、オキザリスの他の種類を交配して日本で作られた新種なのかも。

 

プレートの裏に「オキザリス・桃の輝き」は、晩秋~冬咲きの品種で、鮮やかなピンクの花と、3枚に分かれたやや細長い緑の葉が特徴と書いてあった。

 

[日が当たってない時の様子]

 

オキザリスには多くの種類があり、共通する性質は日が当たっている間だけ花が開き、日が隠れると閉じる。

面白いことに、この動きは1日1回だけで、その日のうちに日が陰って閉じてしまうと、その後に再び日が射してももう開かないらしい。

 


 

--- オキザリス ---

学名:Oxalis

英名:lady's sorrel, wood sorrel

別名 :ハナカタバミ、オクサリス

科名・属名: カタバミ科 カタバミ属

原産地:南アフリカ、中南米

 

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キルタンサス

2023-01-18 07:00:00 | 植物

「キルタンサス」を見つけた。

以前、庭のある家に住んでいる時にキルタンサスを鉢に植えていた。

生命力が強いのか、ずっと植えっぱなしにしていて、何も手入れなどしていなかった。

それでもどんどん増えてしまい、何回か株分けして友人宅やあちこちに分けたことがあった。

株分けした時には、鉢の土が見えなくなってしまうほど、ラッキョウやエシャレットに似た球根がぎっしりと詰まっていた。

その分けた鉢がすべて今でも元気で、毎年花を咲かせているらしい。

この花は全く手がかからないので、ズボラな性格の人にはお手頃の花のようだ。

 

キルタンサスの種類は多く、花の咲く時期も冬~春だったり、初夏~夏だったりと色々あるらしい。

このキルタンサスは最も流通している、マッケニータイプ。

花の少ない冬から春に咲くので嬉しい。

このタイプの花の色は赤、ピンク、黄、オレンジ、白、複色など数多くあるらしいのだけれど、あまり見たことがない。

でもこのパステル調の色をした花はあちこちでよく見かける。

 

花は細長い筒状で、ちょっと曲がったラッパのよう。

それがびっしりと、隙間なく咲くのだから見ごたえがある。

 


 

学名:Cyrtanthus

英名:Fire lily

別名:笛吹水仙(フエフキスイセン)、角笛草(ツノブエソウ)

科名・属名:ヒガンバナ科 キルタンサス属

原産地:南アフリカ

 

 

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オウバイ(黄梅)

2023-01-16 07:00:00 | 植物

春先には黄色い花が目立ってくる。

でも春までは少し遠いけれど、その先駆けがロウバイ、オウバイなどだと思う。

今、ロウバイはあちこちで黄色の透き通った花をたくさん付けているのが見られる。

そして、そのロウバイの根元、フェンスに垂れているように「オウバイ(黄梅)」が咲いているのを見つけた。

オウバイは中国では迎春花と言われている、おめでたい花。

葉が出る前に垂れ下がった枝に黄色い6枚の花びらを持った花を咲かせる。

 

オウバイは葉が出る前に花が咲く。

茎は細くて角ばっていて半つる性、そして垂れ下がっている。

ちょっとゴツゴツとしたイメージかな?

漢字では「黄梅」。

冬に咲くし、花も色こそ違うけれど梅とよく似ているので梅の仲間だと思ってしまうけれど違う。

オウバイは”モクセイ科”、英名は「ウインタージャスミン」となっている。

だからジャスミンの仲間で、梅とは全く別の種類。

名前の他にも、もう一つ紛らわしいことがある。

というのは、この先3月〜4月頃になるとオウバイにそっくりな花が咲く。

それが「オウバイモドキ」という花。

 

左が「オウバイ」、右が「オウバイモドキ」

オウバイが日本に入ってきた後、似たような花が入ってきたから「オウバイモドキ」という名前にしたようだ。

よく似ているでしょう? 違いを挙げると、

① オウバイは2~4月、オウバイモドキは3月〜4月に咲く。

② 一重咲きのオウバイに対して、オウバイモドキは八重咲。

③ オウバイモドキは常緑樹、だから花が咲いている時に葉がついている。

 


 

学名:Jasminum nudiflorum

英名:Winter jasmine

別名:ゲイシュンカ(迎春花)、オウシクバイ

科名・属名:モクセイ科 ソケイ属

原産地:中国(北部・中部)

 

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シボリカタバミ(絞り片喰)

2023-01-14 07:00:00 | 植物

朝早くウォーキングしていると、ほとんどのカタバミ類はまだ眠っているようでまだ花びらが開いていない。

でもやっと開き始めたカタバミを見つけた。

これは「シボリカタバミ(絞り片喰)」で、今ではおしゃれな名前の「オキザリス・バーシカラー」の方が知られているのかもしれない。

 

小さな花で、全開しても2cmほどしかない。

蕾のうちは赤と白のパラソルをたたんだような形、開くとプロペラのように重なり合った白い花びらを、鮮やかな赤い色で縁取る可愛い花になる。

カタバミ類の葉はほとんどがクローバーのような3つ葉なのに、この花は3つ葉にはなっているけれど細く繊細な葉になっている。

そこが他の種類と少し違っているところ。

 

この花は日が当たると開き、日が陰ると閉じてしまう。

見つけた時はやっと日が昇る頃、これから時間の経過と共にどんどん開いていくのだろう。

全部の花が開ききった時は株を覆うようになっているのだと思う。

 


 

学名:Oxalis versicolor

英名:Candycane oxalis

別名:オキザリス・バーシカラー

科名・属名:カタバミ科 カタバミ属

原産国:南アフリカ

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赤い実

2023-01-12 07:00:00 | 植物

秋から冬にかけてのウォーキング中にはたくさんの実を見ることができる。

その中で赤い実だけを取り上げてみた。

 

‐‐‐ アオハダ ---

 

--- クロガネモチ ---

 

--- クリスマスホーリー ---

 

--- ナンテン ---

 

‐‐‐ ピラカンサ ---

 

--- ソヨゴ ---

 

--- サネカズラ ---

 

--- ゴンズイ ---

 

--- 十両(ヤブコウジ) ---

 

--- 千両 ---

 

‐‐‐ 万両 ---

 

すべての植物の最終目的は子孫を残すため。

それなのに手も足も羽もない植物は自力では動けない。

でも、どうにかしてあちこちにタネを広げたいという気持ちはある。

「じゃあ、鳥に運んでもらえばいいや」

「そのためにはどうしよう? そうだ! 色を赤くして目立たせればいいんだ」

と思ったかどうか分からない。

でもそれは成功した。

冬枯れの町を歩いているとどうしても赤い色は目立つ、それは鳥も同じ。

これらの赤い実はきっと鳥たちに「ここに美味しいものがあるよ~」とのアピールなんでしょうね。

 

 

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