12/15(土) 明治大学リバティアカデミーのオープン講座「バンジョーの響き・・・その誕生から現在まで」を聴講しに出かけました。
講師はいつもの石川先生とオールドタイムバンジョー奏者の加瀬さん、プロの4弦バンジョープレイヤー青木研さんに、御都合で参加出来なくなってしまった原さとしさんに代わってのプロ・バンジョープレイヤー吉原聡さんでした。
トップバッターは石川先生で、わかりやすくまとめてくださったキーワード年表を参照しながらバンジョーの創成期の頃のお話や「Cuckoo Bird」の唄と演奏。このイベントがいいな、と思うのは『レクチャー&コンサート』のタイトル通り先生方の講義だけではなく楽器演奏や歌を目の前で聴けること。ちょっとしたミニコンサートに来てるような気持ちになります。
2番手は13年ぶりに『レクチャー&コンサート』に登場という加瀬さん。13年前、2005年の時はかほるさんと一緒だったそうです。彼女のフィドルと一緒にダンスチューンをたくさん演奏されたとのこと・・・その場に私も参加していたかったな。。。
端正なバンジョーの音色はもちろんですが、アメリカのオールドタイムフェスのお話が良かったです。フェスティバルは週末金曜からの開催なのに、火曜日あたりから皆さん集まってきて、まだ開かれていない会場ゲート前にテントを張って楽器を弾き始めるんですって まるでパラダイス、夢の世界です~
後半はベラ・フレックがアフリカで「アコンティング」と呼ばれるバンジョーのルーツとも思われる楽器奏者とセッションする映像を紹介してくださった後、青木さんと吉原さんが素晴らしい演奏を披露してくださいました。
『レクチャー&コンサート』は写真撮影・録音は御遠慮してください---とのことでしたが、青木さんと吉原さんは上手に撮ってくれるなら撮影OKと言ってくださったのでパチリと1枚。良く撮れてますか?
お2人で息の合った「そりすべり」と、お2人がステージと客席に分かれての「Dueling Banjos」、見事な演奏を楽しませていただきました♪
講座のラストは講師の先生4人そろっての「箱根八里」。限られた時間でしたが盛沢山な内容で演奏も良かったです。
講師の皆様、ありがとうございました!
お忙しい中、こちらまでお越しくださってありがとうございます!!
初めて明治大学リバティアカデミー「世界の民族音楽を聴く…レクチャー&コンサート」を受講したのが2015年12月。あの時はバンジョーを6本も持参されたんですよね。それから2017年12月の「やぎたこ」共演と今回2018年の12月。小平の新春コンサートで1年が始まり、石川先生のL&Cで1年が終わるのがここ数年の我が家の恒例となりました。
小平の新春コンサートは残念ながら先日の10回記念がラストになってしまいましたが、L&Cは今後も興味深い企画が進行中のようなので続けて楽しみにしております!
今年1年、大きな災害がなく穏やかに過ごせるといいですね。いつもと同じ日常を好きな音楽にふれて過ごすことが出来ますように。