Diary

渡辺家のファミリー日記です。

『三度目の殺人』

2017年09月27日 23時54分50秒 | 映画

9/12(火) 公開中の映画『三度目の殺人』を観てきました。

ちょうど会員ポイントが60Pたまっていたので無料クーポンで鑑賞です



福山主演なので行きましたが、う~ん、私には判りにくい映画でした。
ネタバレOKな方だけ以下どうぞ。


「法廷裁判」を描いた映画です。主なキャストは殺人容疑の被告人が三隅(役所広司)、彼を弁護する弁護士が重盛(福山雅治)、殺された被害者の娘が咲江(広瀬すず)。

映画の中で殺人事件は2度しかおきません。
1度目は30年ほど前、北海道留萌で三隅が起こした殺人事件。このため三隅は30年服役してました。
2度目が三隅が解雇された工場の社長(咲江の父)が殺された事件。三隅が当初自供したため、三隅による犯行として裁判が始まります。
過去にも人を殺しており、今度こそは死刑確定だろうという裁判の流れの中で、どうにかして無期懲役にもって行こうと敏腕弁護士である重盛が呼ばれます。重盛は優秀ですがドライ、裁判に勝てるなら真実はどうでもいいし、交通費を請求出来ないなら留萌まで調査に行かなくてもかまわないと言い切るような弁護士です。
ですが裁判が進むに連れて次々と新しい事実が出てきて、三隅も本当は自分は無実だと自供をくつがえし、事件の真相はどうだったのか何が真実か、全く判らなくなってきます。
映画の中の時間の流れとは違う、夢の中を描いたようなシーンが3回出てきます。
1つは三隅が工場長を殺害するシーン、2つめは咲江が工場長を殺害するシーン、3つめは三隅と重盛と咲江が雪景色の中で雪遊びをして戯れるシーンです。三隅と重盛はガラスを隔てての面会か法廷の場でしか会っていませんし、咲江は足が悪くて雪の中を跳び回るなんて出来ませんから3つ目のシーンは明らかに真実ではない、有り得ないシーンです・・・となると三隅の殺害シーンも咲江の殺害シーンも有り得ないのか、だとしたら真犯人は誰なのか。観てる私自身がどんどんわからなくなってくるし、重盛もどんどんわからなくなってきて咲江が重盛に父親から性的暴行を受けていた事実を伝えたあたりから、裁判の勝ち負けは抜きに事件の真相に近づきたくなってきます。
映画の終盤、ドライでスマートだった重盛が「教えてくれよ、何が真実なんだ」って大声をあげて三隅の胸ぐらを掴むような勢いで熱く問い詰めます。この重盛の変わり様はよくわかったんだけれど。。。

結局「疑わしきは罰せず」のはずだろうに、事件の真相ははっきりしないまま、被告人三隅は無罪を主張したまま、裁判官が『死刑』の判決をくだします。映画のラストまで真実は明らかにされません。咲江が真犯人かも・・・と思わせる描写もあるし、三隅が咲江をかばっているのでは・・・とも思わせます。真実が明らかにされないままにくだされた『死刑判決』が三隅に対する『殺人』で、カウントすると『三度目』ということなんでしょう。
重盛が十字路で何かを深く考えてたたずんでるのがラストシーンでした。十字路は十字架のように見えました。裁きと懺悔?
十字架はラストシーンの他に2回、象徴的に出てきました。1度目は工場長が殺害されて焼かれた遺体の跡が十字架の形になっていて、2度目は三隅が逮捕されることを知って飼っていた鳥かごの中の小鳥を始末するんですが、その小鳥たちを埋めたところが十字架の形になってました。ラストの"裁きと懺悔"とはまた違うような気がして、十字架の象徴の意味はよくわかりませんでした。。。

とにかくいろんなことがはっきりしなくてモヤモヤとスッキリしない感じ。
勝つか負けるか、守れるか守れないか、結ばれるか別れるか----そんなハッキリして判り易い映画の方が好みです。

終わってから「はなまるうどん」でかき揚げつきのおうどんを食べて帰りました。
こちらはわかりやすく美味しかったです。

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2017年 水戸フェス

2017年09月26日 09時55分28秒 | ブルーグラス

今週末は10月です・・・せめて9月中に投稿しなければ。💦 

9/9(土) 水戸ブルーグラスフェスティバルに参加してきました。
会場の「ポケットファームどきどき」でお買い物をするため、少し早めのお昼前に到着しました。
お弁当と野菜・果物を買って、「だるしまだむ」のメンバー+αで洋梨のソフトクリームをいただきました。

エントリーはホワイトボードに書き込み式。
次々と枠が埋まってトリの「ネッシー」までプログラムが出来上がります。



お友だちバンドのステージです。
「BGランナーズ」
ピーターパンのお兄さま方にお手伝いをいただいての演奏。
フィドル&バンジョーの内田さん御夫妻は音楽をするのも一緒、走るのも一緒の仲良しご夫婦。
ステージ上でアイコンタクトを交わしながらの瞬間を撮れました♪ 我ながらGood Job

 「リリーレンレン」
6月にロッキートップでたっぷり聴かせていただいたので、私このお2人のことちょっと詳しくなりました。
お2人ともワンちゃんのママで、出会いは音楽シーンではなくお散歩先の公園だったそう。
私の好きなスキーター・デイビスの「I Love Flatt & Scruggs」から何曲もレパートリーにされているので聴くのを楽しみにしています。
今回はベース・美和さん、マンドリン・井上さん、フィドル・菅沼さんがサポートでした。

 

 「ビーンブロッサム」
もう2年前(もしかしたら3年?) になるでしょうか、アメリカ・ツアーで本場「Bean Blossom」のフェスを訪れたメンバーで結成されたバンド。ジンさん主催の小平で定期的に活動されているようです。 

 「Grass Pals」
体調が心配されていたバンジョーの広川さん、見事に復活。でも無理のないように・・・と窪田さんを控えてのステージでした。
フィドルの山田さん欠席のため菅沼さんがトラ。いつもと違うメンバーでひと味違う演奏が楽しめるのもフェスの醍醐味。 

 「サムシング」
・・・でバンド名は間違いないでしょうか。ギターの福田くんしか存じておりませんが、楽しそうなメンバーさんたちでした。
福田くん、今度ゆっくり皆さんをご紹介してください~

 「ネッシー」
大トリです。ローハイドも聴かせてくれました。美和さんが隠れてしまってごめんなさい。↓に美和さんアップします。

 自分のステージ写真はお友達からいただきました。

「だるしまだむ」
昨年に続いて2度目の水戸フェスです。今回は専属コーディネーターKさんのアドバイスで赤いバンダナでワンポイントお揃いにしました。
Kさん、ご夫婦で当日会場にも応援に来てくださったんです。嬉しかった~(洋梨ソフトも一緒に食べました) 御主人はギターを弾かれるとのこと、今度は演奏も出来るといいね!
昨年の経験を生かしてお互いの音が聞こえるよう立ち位置を寄せて近づけました。マイクも寄せていろいろ動かしたのでPAさんを悩ませてしまったかも。途中ハウってしまったのですが、そのおかげでなんとネッシー・松本さんがPAに入ってくれたんです
演奏後、「いい音楽」ってお褒めの言葉もいただけて感激
「だるしまだむ」はいろんなこと試行錯誤しながら、自分たちなりにやりたいこと・出来ることをやってます。なのでケルトからオールドタイム、童謡までいろいろだけど松本さんのような方が褒めてくださったし、フェススタッフの奥様からも嬉しいお言葉をいただけて、向いてる方向は間違ってない・・・って自信を持てました。
1人1人の演奏課題はそれぞれあるけど、大きな崩れはなくまとまってきてます。次回は11月の八潮かな。



「ハーツ&フラワー」
練習風景のお写真いただきました。ステージ以外のこんな様子、撮っていただけて嬉しいです。

 このステージが終わると夕食タイムでした。水戸フェスは夕食を振る舞っていただけて、その間は皆で歓談しながら食べれるようにステージは中断になるんです。ハーツの演奏が始まった頃からおうどんの用意も始まり、最後の曲目は「Lonesome Pine Special」、私からイントロに入るのだけれど、おうどんが早く食べた過ぎて超特急列車になってしまいました。

 

「おーるどタイマーズ」
もう1バンド、お手伝いでステージに立ちました。そろそろ箕田さんが恋しいですね。。。

 トリの「ネッシー」が終わった後、美味しい日本酒をいただきました。
栃木・小林酒造の鳳凰美田 Black Phoenix 。生と火入れがあるそうですがいただいたのは生。ヤバイくらいの美味しさでした。

 http://www.sake-kagiya.com/site_sake/hououbiden/

美味しいお酒でとっても気分が良くなったところでジャムへ合流。
美和さんと一緒に数曲歌いました。美和さんの Send Me Your Address From Heaven にコーラスつけました
でも Wishing Well Blues はハミングしかつけられなかった・・・
デイジー洋子さんも曲紹介で話してましたが、この曲歌詞が見当たらないんですよね・・・
でもコーラスだけならどうにかなるかしら。。。次に機会があったら一緒に歌えたらいいな。 

今回も楽しいフェスでした。夕食のカレーうどんやおにぎりもとても美味しかったです。
スタッフの皆さまには大変お世話になりました。ありがとうございました 

帰宅してから作った紫ニンジンのスティックサラダとそうめんカボチャのポン酢和え。
梨もジューシーで美味しかったです♪ 


次の機会に向けて
ロンダ・ヴィンセントの Wishing Well Blues

Rhonda Vincent&The Sally Mountain Show "Wishing well blues"

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9月のはじめ

2017年09月08日 23時00分25秒 | Weblog

箱根フェスが終わると夏も終わります。

9月になりました。

9/2(土) “おーるどタイム” にて『笛の会』に参加。
会を重ねること11回になりました。ほぼ1か月に1回ですからもうすぐ1年になるんですね。
導いてくださる方がいると皆で正しい方向に向かって行けます。
1人で練習するのと違って、皆で音を合わせるのはとても楽しいです

この日は午後から水戸フェスに備えて「だるしまだむ」の練習もしました。
ひと通り終わってからその場に居合わせたメンバーで自由にいろんな曲をセッション。
次々といろんな曲を吹いたり弾いたり歌ったり・・・そんなフリーで気ままな音遊びからユニットでやりたい曲が見つかったりするんですよね。。。楽しくて有意義な時間でした。

9/3(日) 「ハーツ」のバンド練習日。水戸フェスと川口ジャズフェスに向けて、フィドラーさんをお迎えしてまじめに本気で練習しました。

9/4(月) 卵巣嚢腫の術後3か月検診でした。お腹の中も手術の傷跡も全て問題無く、これで今回お世話になった病院からは卒業です。
ありがとうございました
谷塚の駅から東武線で上野に出て、山手線に乗り換えて池袋へ。午後まるまる時間が出来たので『私の針仕事展』を観に行ってきました。



9/5(火) 午前中 行政センターへ行き、ダンナの退職にともなう国民年金の3号から1号への種別変更手続きをしました。60歳の誕生日を迎える前の月までは支払い義務があるから、与えられた権利をあますことなく行使するためにあと2年半、義務を果たします。
午後からは予約していた川口市のガン検診。乳がんセット検診と大腸がん、肺がん検診をしてきました。子宮がん検診のみ、来週別の医療機関で受診します。

 

 

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2017年 箱根ブルーグラスフェス

2017年09月04日 23時18分20秒 | ブルーグラス

8/26(土)~27(日) 箱根 夕日の滝ブルーグラスフェスティバルに参加してきました。

↓ のリンク先にアルバムをアップしています。Facebook を利用していなくても、どなたでも御覧になれますのでどうぞ

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1403153696472099.1073741858.100003324470492&type=1&l=f8e38c0be4

以下、写真はアルバムにアップ分とかぶります~

土曜の朝 8時半過ぎに会場到着。
ダンナの京都産業大サークル時代の同期、岐阜の吉村さんと1年ぶりの再会。

今回「ハーツ&フラワー」はメンバーが揃わなかったのでダンナと2人でエントリーしました。
出番は15時40分なので時間はたっぷりあります。まったり練習して本番に備えました。 

じんたんがスモークチーズとスモークジャーキーのお裾分けをもって遊びに来てくれました。
雨は降りませんでしたが湿度が高く、暑くてビールが進みます。 

例年この辺りはテントがたくさん並んで、足元に気をつけて歩かないとロープやペグにひっかかりまくるのですが今年はスカスカでした。
土曜のプログラムもここ数年は1バンド10分でしたが、午後2時までは1バンド12分で組まれてました。
参加者、いつもより少なかったのかな。

出番直前、ステージ下で待ってる時の写真です。
演奏予定の3曲はいつも唄っている慣れた曲ばかりだから余裕の笑顔。
いつもこんなだといいのですが。

ステージ写真、たくさん撮っていただきました。ありがとうございました
アルバムにアップしてるのでここでは1枚だけご紹介。
持ち時間10分でしたが、「桜の樹の下で」は歌詞が1番だけ。前奏無しで2分ちょっとなので計3曲やらせていただきました。
桜の他の2曲は「Gathering Flowers For The Master's Bouquet」と「I Need The Prayers」、ねらったわけではないですが、ともにKitty Wells がお手本の選曲になりました。 

お友だちバンドは2つご紹介。「BG Runners 」と「Daisy Hill」。
早い時期にハーツはリーダーが参加出来ないと聞いていたので、箱根フェスに向けてデイジー洋子さんにコーラス、
BG 桂子さんにフィドルのお手伝いを頼んでたんです。
お二人とも快く受けてくださって、今年の箱根は一緒にステージに立てる~と楽しみにしてたのですが、練習不足の美野里フェスで怖くなってしまいました。十分に練習出来ないまま人前に出て納得のいかない演奏になってしまったら・・・そこに大事なお友達まで巻き込んでしまったら・・・って。なので結局ダンナと2人で、慣れてる曲をやりました。
洋子さん、桂子さん、ステージでの演奏はハードルが高く感じて出来なくてすみませんでした。機会を見て是非地ベタジャムでいろいろ御一緒してくださいね!

「BG Runners 」


「Daisy Hill」


土曜の夜も更けて宴もたけなわ---この後、ここに染さん、武田さん、内田さん御夫妻が訪れてくださって楽しくジャムが続きました。

土曜の大トリ「uni'On top」
ここ何年か坂を登り疲れてトリのバンドのステージを観ることはなかったのですが、バンガロー相部屋のご縁で観に行きました。
行って良かったです さすが大トリ、楽器の演奏は素晴らしいしコーラスもバッチリ決まってるし、明るく元気一杯で観てる私たちも元気になれる、そんなバンドでした。ギターとマンドリンの方が社会人で、他は京都・大谷大の学生さんたちです。学生が終わってそれぞれ社会へ出ると別の道を歩いて行くのでしょうが、なるべく長く同じメンバーでバンドを続けていけますように。素晴らしかったです。 

 デイジー洋子さんが箱根で「Daisy Hill 雑貨店」を店開き。
バレッタ、パッチン留、マンドリン用ストラップを購入しました

 土曜の昼過ぎに少しパラパラと雨が降りましたが傘はいらない程度。昨年の大雨と比べたら天と地との差です。
お天気に恵まれてフェスをたっぷり楽しむことが出来ました。
主催スタッフの皆さん、現地で御一緒してくださった皆さん、楽しかったですね
ありがとうございました

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