4月の初めにアパラチアンダルシマー(マウンテンダルシマー)が我が家に来ました。
Kさんの遺品を黒川さんの御好意で譲っていただきました。
ジーン・リッチーのジャケットに載っているのと同じタイプ、砂時計型でサウンドホールはハート、
ペグは金属製でなく木製で4弦---が欲しくて時折エルダリーやebay などの海外サイトをチェックしてたんです。
でもなかなか見つかりませんでした。
それが国内の、しかもすぐお隣りの浦和にあったのですから 驚きです。
サウンドホールの中を覗くと、下記の記載がありました。
Handcrafted by Keith K.Young
Annandale,Virginia
August 1989 No.941
(製作者のKeith K.Youngは、ネット検索しましたら、残念ながら2012年に亡くなられていました。)
フィドルヘッドとファインチューナーはKさんの特注です。
まだネット環境が整っていない1989年、お手紙で何度もやりとりをしたんでしょうかね。。。
Kさんの想いが込もった楽器です。大事に大事に取り扱わなければ・・・と構えていましたが、
黒川さんから「がんがん弾いてください。」とのお言葉をいただきました。
ありがたいです。
なにぶん初めての楽器、チューニングからお勉強が必要なので、CDつきの教則本をオーダーしました。
CDは「Hello, I'm Jean Ritchie.」と始まり、解説もお手本の演奏・歌も全て御本人です。
「Appalachian dulcimer or mountain dulcimer」とジーン・リッチーが言っているので、私もアパラチアンダルシマーと言うことにしました。
Virginia 生まれなので、アパラチアンで間違いないでしょう。
全11ページの薄い教則本なので、目指せ全曲制覇! です。
弾いてますよ~と黒川さんに聴いていただきたくて、自撮りしてみました。
ダンナには「稚拙」の一言で片づけられてしまいましたが、始めてまだ1か月も経ってないし・・・(と言い訳)
アパラチアンダルシマーを人前で弾くことは無いでしょうから、御覧になってみたい方はどうぞ。
孔雀の羽もKさんの遺品です。
Shady Grove
チューニング C C A D