第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

第一回目筆記試験 Day65

2015-06-04 16:32:30 | Mahidol University編
皆様こんにちわ。
こちらは変わらず暑いです。

5月は何となく毎日眠く、自分でも体力が消耗してしまい不完全燃焼に終わりました。
が、月末から立て直しをはかりました。

本日はストレスの最大要因である、筆記試験でした。

私、医学生の頃は勉強していた方だと思うのですが、それを超越する位に座学に対して
短期決戦での集中力と努力が必要で・・、
とはいえ、やっぱり好きな臨床分野の事なので全然苦にはならず。。
終わってみれば何とでも言えますね。

例えば
Naegleria, Acanthamoeba, Balamuthia等のPAMやGAEの鑑別の問題や
小児の臨床熱帯医学での下痢の鑑別の問題や、
Dysentryの記述や、
ロタワクチン、
Gnathostomiasis、Shistostoma Japonica云々を

莫大な試験範囲から、記述10問、MCQ64問(A4 12枚)を180分で解くというものでした。
(来年こられる方の為に余分の時間を全て問題文の暗記に費やし、復元問題を既に作成しました!)

正直な所、記述は残念ながら英語力で差が出てしまうのでどうしようもないです。
MCQであればUSMLE原型の問題を授業にそった内用と形でやっているようなもので問題無いと思います。

結果はともあれ全力を出しきりました。終わってみれば、脳のスポーツのような清々しさ。
とても気分が良いです。

今日は、同期とワイン飲み放題(バンコクでは【安い】ワインは超高級品なのです)Partyの予定でリーダーとして率先して騒いできます。

今後の予定は、来週はマラリアの末血スメアとフィラリア幼虫、蚊の顕微鏡実技試験



再来週マラリア・デングを中心に、その他のRare Tropical disease の筆記試験
月末はHIV含めた膨大な期末試験がありがたくも用意されております。

毎日の勉強を楽しく、かつ仲間たちと楽しく、突っ走るしかありません。

さて、Mahidolは巨大な大学組織ですが、我々がいるキャンパスは昔からある良い立地にあります。


学内には本屋文房具屋もあるのですが、これが凄い本が山ほど安く(何故かは解りません・・新古?)うってあります。
当然洋書の並びは日本を越えます。


Certification of Travel Medicine の受験も来年はネパール、再来年はバルセロナであるので、いつ受験するか迷ってしまいますが、
沢山の目標ができてしまい、得意の各個撃破ができず同時並行に攻撃していくしか無い状態です。
それでもMahidolの思い出と臨床医としての新たな学びの為に、このTropical disease Clinical caseの症例集を全部やって日本に帰るつもりです。

また、私がお気に入りのコーヒーショップも紹介します。

【以外とおいしい、60THBします(250円位)、でもバンコクではすごく高い】