第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

Harvard GCSRT Capstone project

2019-02-07 17:42:49 | Harvard medical school

みなさま

 
こんにちわ。12月から3月まで毎週末のお話しに行くなどの出張で懇親会に参加するため、頭が冴えない期間が続いてました・・・お酒はいかんですな。。翌日の執筆系が一気に止まります。さて、勉強といえば、大丈夫ですか ?!と、よく質問を受けるのですが・・なんとかGCSRTもうまく進んでいます。
 
ロンドン以降はCAPSTONE PROJECTという研究計画書を作成する課題と選択コースのSurvey Design(日本でいうアンケート調査のデザインやバイアス、妥当性評価、実施方法の)の授業と並行してSuvival analysisとCorrelated analysis、Longitudinal Data Analysisなどなどのコースを受けておりました。
 
いやぁ、正直難しいです。日本の教科書読んでる暇も全くないので、尊敬する津川先生のブログを見ながら勉強して配布資料に戻ったり、課題に戻ったり。先生のブログを見ると、全く同じスライドや図や解説が出てきますので同じ先生の授業で学んでいることがわかります。
 
CAPSTONE PROJECTは研究計画書なのですが、これは元々の馬力でこなした感じで、多分これはEndnoteやSPSSの使い方を習いながらMahidolにいた時に一ヶ月で20ページ程度のResearch proposalを一生懸命作った経験がモロに活きているなぁと日々感じていました。たった6Pですので、日本の科研と同じように、どうすればわかりやすく魅力的になるかなどのことも考える必要があります。
 
多分世界中の国でやることや注意することは一緒なんですね〜。新鮮な学びです。
僕のCapstoneの課題は最初はシンプルなデザインでわかりやすいのでRCTにしておこうと思ったのですが、最後の2週間で変更しました。
 
つまり、概ね1週間程度でガスガス作成しましたが、多くの場合はLiterature reviewが命ですので見知らぬ分野はお勧めできません。興味があって精通していれば別かなと思います。この経験を通して心のそこから学んだ事は、本当に心からやりたいと思っていない研究計画書に魂を込めることはできない!!(当たり前ですね 笑)
 
 
また、恥ずかしいながら研究不正大国として世界に名高い日本として、恥ずかしくないように、Turnit Inによる剽窃(文章を真似ること)も自分で申請してSimilarityを評価して提出するようになっております。(自分の研究計画書はちゃんと2%でした。自分の文章であることは間違いないことの証明の申告になります)
 
この辺りが素晴らしいですね!!日本のこのようにした方が良いと思います。今日は、このあたりで。