みなさま こんにちわ。
突然ですが、昨日医学部長命令で基礎講座配属の医学生達を持つことになりましたので、決意表明(シラバス作成、覚え書きです)。
そもそも講座といっても、僕は卒後C以外どこにも属していないのでよくわからないですがアクティブラーニングを促すのは慣れているので挑戦してみます。
また今月はフライト14回キャンセルのキャンセル料で自爆する寸前でした。JALさんありがとう。
今頃スウェーデンにいたはずなのになぁっと、新型コロナウィルスの影響力の凄まじさに驚いています。
どうせ普段は出雲に不在ガチならば徹底的にオンラインでやり、若い学生さんたちの為に何らかの形にしたいと思います。
モチベーションの高い出雲の医学生さん達への宣伝です。
-----------------------------------------------------------
内容と目的:正解がないリサーチクエスチョンを立て、それを調べ、解明するための研究デザインを立案することを目標とします。
指導方針:週1回の全体ミーティングを行います。それ以外の指導は常時オンラインで行います(学生はチームとして全員のオンラインでのメンタリンググループに参加していただき、期間を通してチームビルディングを行ってもらいます)。故に、決められた時間に、大学にいる義務はありませんが、この学習期間を通して作成したプロダクトを学会発表、論文(できれば英語)として投稿できるレベルの意欲が必要です。
最初の数回は全員で自らのリサーチクエスチョンを設定するための議論を行います。リサーチクエスチョンは英語で読める文献が多数存在することを前提とします、みなさんが心から興味を持つ内容であればどのような分野でも構いません。
これにはFINER Criteiraを用いて実現の可能性を考えます。上記の課題は高い文献検索能力の上に初めて成り立ちますので、常に教科書を超えた学習が必要です。
指導教官が適時メンタリングを通して、疑問の見つけ方、文献の探し方、文献の読み方をグループオンラインでストレス無く教授します。
自らの疑問がどのレベルにあるのかを知り、それを解決するための方法を考えることは生涯にわたって糧になるでしょう。
また、学生のアイデアやプロダクトは学生同士で世界標準の査読方式に沿ってPeer reviewを行ないより完成させていきます。これは成人教育の一環として、このチーム内で適時教えあい成長していただくことを必須とします。
ぜひこの機会に、ただ教えられるのではなく自ら学ぶ能動的学習の楽しさとTeaching is learning twiceを経験してみてください。