つながるちからフェス、これは新しい試みですね。。
お呼ばれしたので、安易に「いいですよ〜」と答えたら少しビビりました。
しかし、しゅんしゅんクリニックPさんや山中伸弥先生まで・・
どこからそのようなコネクションを・・。
僕は新しい時代が来るのを少し不安を持ちながら、実はとても期待しています。
昨日実はすごく感銘を受けました。あの文部科学省発表のビデオにです。
これまで、前例がない、そういう規則になっている、公平性にかくからetc、、
公務員の範疇に属する自分には提案してきたことがサクッと受け入れられることはほとんどなく、
Extra effortをすることで自分たちの首を締めてしまう勤務システムでは、
努力と根性だけでは改革派非常に難しいことも知り遅まきながら少し大人になれました。
このブログの過去をたどるとお分かりですが、すでに前からやっていたハンコは持ちあるかない作戦や、
ZOOMでもWebEx会議でも、Distant learningでも、実践的医学生闘魂外来でも、医学部教育の大学外へのアウトソーシングも、
JrSrなどの海外医学教育と格安での提携も、臨床研究をオンラインで常時学生にメンタリングすることも、
数年前はエイリアンで変人の発言的に見られていたのですが、この事態でなんとなくこれが今後、
「えっ普通のことじゃん」的に一気に加速するように感じています。
大学教員のNew Normalはすぐそこにあるのです。
教育はアクセスフリーでOpenになります。良い教育に瞬時に無料で格安でアクセスできるので、学生は良い教育とイケてない教育と比較可能です。学年の壁に縛られない、自己学習も可能になるでしょう。国家試験も、一度に集めて行うのではなく、オンライン上で複数回受験することができるようになるかもしれません。
我が国の財源縮小と少子化の中で費用対効果性と独自性などに頑張れない大学は淘汰されます。
そもそも、すでに地球上の発展途上国の逸材が英語でオンラインの無料Certification Schoolで自由に学び、ガスガスと超一流大学に引き抜かれて行ってます。大量の最先端情報とコンテンツを無料で学べる時代に突入しているからです。
頻繁に学生に、「コロナで勉強できない、どうしたらいいですか?」と質問されます。答えは「Google it!!」です。
英語で見れば、もう山ほどあるので・・知の深淵は見えず、学生さんも恐怖を感じるはずです。Edex, Coursera, Youtube云々もあります。全部無料です。
良い教育だけが選ばれて残るでしょうが、選んでもらえるように僕らの大学も情報を発信しなければなりません。
簡単に言うと、そのように文部科学省が情熱を持ってプレゼンしていました。
大変、大変感銘を受けて、何かYoutube見ながら熱くなってしまいました。
この危機を乗り越えるために
使えるものはなんでも使って、
できることを、できる人から
既存のルールにとらわれずに臨機応変に!!(ここ!!です!! ここ!!)
なんでも取り組んでみる (そうです!!そうです!!)
と言われているのです。
教員の実務に専念できる時間を拡充するために、これまでの常識を疑いアイデアとツールを用いて、
ある程度がんじがらめのルールは外れても合理性と効率性を追求するバランス感覚を持ちながら
我々は研究・臨床・教育に専念できるように整えなければなりません。
一気に強烈な新しい追い風がきているように感じ、とても嬉しくなって動悸がしています。
ぜひ、大学教員の皆様も
https://www.youtube.com/watch?v=xm8SRsWr-u4
の21分20秒のところからだけでも見ていただければ、とても今まででは考えられなかった情熱的なプレゼンの中に何かを感じることができると思います。
ということで、長くなりましたが、医学部教員としてつながるちからフェスでお話します。よければオンライン上で遊びにきてください。
医療のちからで、いのちをつなげるために
SARS CoV-2は、世界を大きく変えた。
人と接する機会は減り、分断され、
それでも私たちは、日々変わらずそれぞれのフィールドで
医療に向き合い続けている。
ときに孤独を感じてしまい、投げ出したくなる事もあるだろう。
でも、私たちはひとりではない。
いつでも、どこにだって、つながる仲間がいる。
物理的につながれない今だからこそ、
”つながる”ことで今よりもっと明るい社会に変わっていくはずだ。
境界のない、なめらかな世界に向かって。
5月24日「つながるちからFEST.」を楽しもう。